1. 実は簡単!市販の素なしで作るキムチ鍋

香辛料の芳香が食欲を誘うキムチ鍋は肉や魚介類、たっぷりの野菜を食べることができるメニューである。キムチが日本の食卓に普及してからはキムチ鍋も人気がうなぎのぼり、市販のキムチ鍋スープの素が数多く販売されている。このキムチ鍋のスープ、実は自家製タイプもそれほど難しくないのである。
市販のスープの素を使用する場合は
スーパーでも目移りするほど多種のキムチ鍋スープの素が販売されている。辛味にはさまざまなレベルがあるほか、キューブの形状をした便利なタイプもある。高名な焼肉店が販売するものや、子どもも食べることができる甘みが勝った商品も目につく。商品数が多いだけに選択に頭を悩ませるところであるし、味わいが好みに合わないことも起こるのである。そうした場合には、キムチやいりこ出汁を加えたり、ときには豆乳やみりんを活用したりして自分好みの味に調整することになる。
自家製のキムチ鍋ソースの材料とは
一から自家製のキムチ鍋のソースを作ることは、自身の好みを100%反映させることができるというメリットがある。必要な材料も、昨今の巣ごもり生活のおかげでキッチンにはさまざまな調味料が揃うようになった。こうした材料を駆使して、辛味も味わいも自由自在にキムチ鍋を作ってみようではないか。
2. キムチとコチュジャンで!素なしでもコク旨なキムチ鍋

自家製のスープでキムチ鍋を作る場合には、キムチとコチュジャンをベースに美味しく作ることができる。素なしでもキレやコクを加えるためにどんな工夫が必要なのか見てみよう。
キムチとコチュジャンを使ったキムチ鍋
キムチとコチュジャンを使ったキムチ鍋を作る場合、まず豚肉とキムチを炒めるところから始める。ごま油でにんにくや生姜を炒めて香りを出したあと、豚肉とキムチを炒める。こうすることでよりコクが深まるのである。豚肉に火が通ったら出汁と酒を加え、沸騰したらそのほかの具材を加えていく。5分ほど火を入れたあと、コチュジャンと味噌を溶かして加えるのである。最後に味噌を加えることでより香りが楽しめる。
出汁のほかにも
酒と出汁を加えることで風味がよくなるが、出汁の代わりに鶏ガラスープを使用しても美味である。またナンプラーなどの調味料を加えると自家製ならではの個性あふれる鍋料理となる。また、みりんや砂糖を加えて甘みを出す方法も覚えておくと便利である。
具材のアイデア
キムチと豚肉以外には豆腐、ニラ、エノキなどのきのこ類がキムチ鍋の具として定番である。鱈などの魚介類を加えてもスープはさらに美味しくなる。具材から出たエッセンスによって美味になったスープ、最後の一滴まで堪能できる。
3. キムチがなくても作れる!市販の素なし味噌ベースのキムチ鍋

キムチ鍋にキムチを入れない奇策もある。主役は味噌とコチュジャンで、これにさまざまな工夫を施すと市販のスープの素とは一線を画する鍋料理ができるのである。その作り方を見てみよう。
豆板醤やラー油をきかせて
キムチや市販のスープの素を使用しないキムチ鍋は、味噌とコチュジャンで味付けをしていく。ごま油やおろしにんにく、酒も加えて具材を入れてもスープが薄まらない工夫が不可欠である。コチュジャンだけでは辛さが心もとない場合は、豆板醤やラー油を加えるという手もある。唐辛子や粉山椒なども独自性を出せる調味料である。豚肉や野菜の鍋でも美味しいが、エビやホタテなどの魚介類を具にするとスープはより奥行きのある味わいとなるのである。
結論
市販のキムチ鍋スープの素に頼らなくても、自宅で簡単に基本となるスープは作ることができる。コチュジャンなどの調味料もこれを機会に購入すると、レシピのバラエティーが増えるかもしれない。スープに加える素材も好みで選ぶことができるのがメリットである。この冬は、よりオリジナリティーのあるキムチ鍋を家族で楽しんでほしい。
この記事もCheck!