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ビスクスープって?簡単調理法とえびせんで作れる意外なレシピとは

ビスクスープって?簡単調理法とえびせんで作れる意外なレシピとは

投稿者:ライター 上野圭代(うえのたまよ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年12月27日

カフェなどで見かけると、ついついオーダーしたくなる「ビスクスープ」。濃厚な味わいを楽しめるビスクスープだが、ビスクスープとは一体どんなスープなのだろうか。また、あの美味しさを自宅で手軽に楽しむことはできるのだろうか。ここではビスクスープにスポットをあて、由来や語源から、えびせんべいを使って簡単に作る方法までを紹介していこう。

  

1. ビスクスープとは?

最近オシャレなカフェなどで見かけるようになった、ビスクスープ。少し赤みがかったオレンジ色のスープは、食欲をそそる。とはいっても一体ビスクスープとはどんなスープなのか。ここで解説をしていこう。

フランスのスープ

ビスクスープはフランス生まれのスープで、主に蟹や海老など、甲殻類を使ったスープである。甲殻類をすり潰し、裏ごししたクーリと呼ばれるソースが美味しさの秘密。クリーミーなスープの味を作り出しているクーリは、生クリームや白ワインなどとあわさり、ビスクの旨みを作り出している。

ビスクの語源とは?

ビスクという名前はどうしてついたのだろうか。これはビスキュイという言葉が関係しているとされている。ビスキュイは「2回焼く」という意味がある。ビスクスープに使われている甲殻類は炒めてから煮込むので、2回の調理工程があるという意味からつけられたというのだ。
一方で、フランスにあるビスケー湾が語源だとしている説もある。はっきりした語源や由来はわからないものの、フランスでつけられたことは確かである。

2. 濃厚!海老のビスクスープの作り方

それではさっそく、ビスクスープの作り方を解説していこう。ゲストが家に来たときにもオシャレにもてなせるビスクスープは、ぜひ覚えておきたいところだ。

じっくり火を通すのがビスクスープの美味しさを出すコツ

海老のビスクを作るとき、探したいのが有頭海老。まずは海老の下処理をしておこう。有頭海老を頭・胴体に分け、胴体は殻をむく。次に背ワタを取って水で軽く洗ったら、身は一口サイズにカットしておくと食べやすい。胴体の殻と頭は使うので取っておこう。次に玉ねぎ、セロリをみじん切りにし、ニンジンは皮ごとみじん切りにする。
フライパンで海老の身と野菜を炒め、一度取り出してミキサーにかける。その間に先ほど残した海老の頭や殻を、しっかりフライパンで炒めておく。そこに白ワインを入れて煮たら、トマトジュース、水を入れて沸騰させる。その状態で5分ほど煮たらスープをこし、ミキサーにすべてをかけよう。その後、鍋に戻して生クリームを入れ、コショウや塩などで味を調えたらビスクスープの完成だ。

3. えびせんべいで手軽に!海老のビスクスープ風

海老のビスクを食卓に出したら、どこか豪華でオシャレな気分になる。とはいっても海老を買ってきたり、調理に手間がかかるのは事実。そんなときに使いたい方法がえびせんべいで代用する方法だ。「せんべいを使ってビスクスープが作れるのか」と、驚くのも無理はない。ここでは簡単に作れるビスクスープの作り方を紹介しよう。

すべてが簡単にそろう!ビスクスープの作り方

まずは用意したえびせんべいを、ビニール袋に入れて砕いておこう。鍋にオリーブオイルを引き、ニンニクを炒めて香りを出す。カットした玉ねぎやニンジンなどを入れていき、野菜がしんなりしたころにえびせんべいを入れよう。トマトジュースを入れて、塩コショウで味を調えていく。さらにケチャップとコンソメを入れ、最後に生クリームを入れる。とても簡単なビスクスープの完成だ。

結論

ここではオシャレなイメージのあるビスクスープとはどんなものなのかを解説し、簡単に自宅で作れることもわかった。甲殻類を炒めて旨みを引き出して作るビスクスープはもちろん美味しいが、難しい場合はえびせんべいを使って試してみよう。鮮やかなオレンジ色のビスクスープを楽しんでみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年12月27日

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