1. アラビアータと相性のよい具材は?
アラビアータはトマトソースがベースの料理のため、トマトと相性がよいことが具材選びの前提となる。また、にんにくや唐辛子で風味もしっかりとついているため、あまり味の個性や存在感が強すぎる食材は合わない。
淡泊な味の食材が合う
味がはっきりとしているアラビアータには、逆に淡泊な味の食材を組み合わせることでなじみやすくなる。野菜、きのこ、肉、魚介類など、アラビアータに合わせやすい具材はいくつもあるため、好みのものを組み合わせればさまざまなアレンジができるだろう。
おすすめの具材例
- 野菜...ナス、ズッキーニ、玉ねぎ、ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草、小松菜、パプリカなど
- きのこ...マッシュルーム、エリンギ、しめじ、舞茸など
- 肉...鶏肉、ベーコンなど
- 魚介類...エビ、イカ、あさり、ツナなど
おすすめの組み合わせ方
野菜ときのこ、または野菜かきのこに、肉か魚介類を組み合わせるのがおすすめだ。味や食感、栄養のバランスが整い、一皿で満足できるアラビアータに仕上がる。
組み合わせ例
- ナスとベーコン
- ほうれん草とマッシュルームとツナ
- ズッキーニとエリンギと鶏肉
2. ベーコンと夏野菜たっぷりの具沢山アラビアータ
アラビアータの具材の定番、ベーコンとナスに野菜を追加。夏野菜がたっぷり入った、彩り豊かな具沢山アラビアータを作ってみよう。
材料
- パスタ(ペンネやスパゲッティなど好みのもの)、オリーブオイル
- ソースの材料...トマト缶(ホールでもカットでもよい)、にんにく、鷹の爪(輪切り)
- 具材...ベーコン、ナス、ズッキーニ、パプリカ、オクラ
作り方
ベーコンとすべての野菜を好みの大きさに切る。パスタやソースとの絡みをよくしたいなら1cm幅程度の小さめに、存在感や食感を楽しみたいなら大きめにカットしよう。にんにくはみじん切りにしておく。
フライパンにオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れ弱火で煮るように炒める。香りが立ってきたら、ベーコンと野菜を加えてオイルを絡めながら炒めよう。
野菜に焼き色がついたらトマト缶を潰しながら加え、全体を混ぜて煮詰める。好みで塩こしょうを加えて味を調えよう。茹で上がったパスタを加え、ソースと具を絡ませる。皿に盛り付けたら完成。
3. エビで満足感アップ!海鮮具沢山アラビアータ
エビとブロッコリーを使った具沢山の海鮮アラビアータなら、パーティーメニューやおもてなし料理にもぴったりだ。エビは加熱しすぎると硬くなってしまうため、炒めたら一旦取り出しておくとよい。
材料
- パスタ(ペンネやスパゲッティなど好みのもの)、オリーブオイル
- ソースの材料...トマト缶(ホールでもカットでもよい)、にんにく、鷹の爪(輪切り)
- 具材...むきエビ、ブロッコリー、その他好みの具材(あさり、きのこなどがおすすめ)
下処理
エビの背ワタを取る。殻付きのエビを使う場合は、殻も取り除いておこう。ブロッコリーは小房に分けて、電子レンジで加熱しておくとよい。あさりを使用する場合は砂抜きを済ませてから、擦り洗いしておく。
作り方
フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたにんにく、鷹の爪を入れて炒め、香りが出てきたらエビを加えて炒める。エビの色が変わったら一旦取り出しておこう。あさりやきのこは炒めてそのままフライパンに入れておく。
トマト缶の中身を潰しながらフライパンに加えて煮込む。あさりを入れている場合は、口が開くまでふたをして蒸し煮にしよう。最後にエビやブロッコリーなど加熱済みの具材を加えて軽く煮詰め、塩こしょうで味を調える。茹で上がったパスタを加えて和えてから、皿に盛り付ければ完成。
結論
アラビアータに合う具材は非常に多く、組み合わせ方のバリエーションもかなり豊富だ。また、パスタの代わりにじゃがいもを使用するなど、パスタ以外との相性もよいのがアラビアータソースの特徴である。具材や組み合わせる食材を変えながら、さまざまな食べ方を楽しんでほしい。
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