1. 炊飯器とパエリアの素で失敗しらず!シーフードパエリア

料理初心者にはハードルが高く見えるパエリア。しかし、炊飯器や市販の便利な商品を使えば思い立ったその日にパエリアを作ることができる。魚介類を使った本格的なパエリアを簡単に作ってみよう。
シーフードミックスを使用して気軽に
パエリアの特徴としてふんだんにのった魚介類があげられる。それぞれの魚介類を買う時間がない場合はシーフードミックスを活用できる。冷凍のシーフードミックスは、塩水に30分~1時間ほどつけると味を損なうことなく解凍できる。
市販のパエリアの素で美味しく
パエリアは日本でも人気のスペイン料理であるだけに、市販のパエリアの素も多種販売されている。炊飯器調理用の具材入りのタイプもあれば、炊飯器ではなくフライパンで調理することを目的とするものなど調理法も分かれている。また味わいについても魚介をベースにしたものから野菜の出汁を基本とするものまであるため、調理法や原材料もよく吟味して選ぶ必要があるだろう。炊飯器で炊き込む場合には、明示されている量の米とパエリアの素を炊飯器に入れ、シーフードをのせて炊くタイプが多い。野菜類はともに炊くと火が通りすぎて食味や色合いが落ちるため、炊きあがったあとに炊飯器に加えるのが通常である。味付けに自信がない場合には、市販のパエリアの素はこのうえなく便利といえるだろう。
2. サフランより手軽!ターメリックを使って炊飯器で貝のパエリア

パエリアの美しい黄色を演出するのはサフランである。しかし、このサフランはとにかく高価なことでも有名である。炊飯器で気軽にパエリアを作りたい場合には、ターメリックを使用すると気分も価格も気軽に料理できるだろう。海鮮の旨みがたっぷり楽しめる貝類を使用したパエリアを紹介する。
パエリアに加えて美味しい貝類
パエリアの画像には必ず登場するムール貝は地中海で採れる貝である。日本でも入手が不可能なわけではないが、美味しい日本の貝類をのせるのもオツである。たとえばあさりがある。あさりの旨みがごはんにしみて美味しいパエリアができあがる。洗ってあれば殻ごと炊飯器で炊き込んでも問題ない。冬に美味しくなる牡蠣やホタテも、パエリアに加えて美味しい具材である。
ターメリックを加えるタイミングは?
炊飯器でパエリアを作る場合、ターメリックはいつ加えればよいのだろうか。まず、貝類をほかの具材とともに炒め、旨みが出たその汁に小さじ1杯ほどのターメリックを加え米とともに炊飯器に入れるのである。米の量に合わせた量になるよう水を足し、貝類をごはんの上にのせて炊き込めばパエリア独特の美しい黄色になる。
3. 炊飯器で簡単にできる!手羽元のカレーパエリア

パエリアといえば魚介類を具にするのが定番であるが、鶏肉やパプリカを入れるレシピも人気がある。とくにサフランの代わりにターメリックやカレーパウダーを使用するときには、ほどよい脂肪分がのった手羽元を使用するとエキゾチックなパエリアができあがる。
手羽元にはほどよく焦げ目をつけて
手羽元は玉ねぎやニンニクとともにオリーブオイルで炒め、ほどよく焦げ目をつけておくとよいだろう。また彩りのよいパプリカも先に炒めておく。米はコンソメスープなどの調味料とともに炊飯器で炊くのである。このときにカレーパウダーを入れて色と風味をつける。ごはんが炊きあがったら手羽元やパプリカをトッピングしてできあがりである。オリーブオイルやレモンを飾れば来客に出しても恥ずかしくない一品となる。
結論
パエリアは専用の鍋やフライパンがなくても、炊飯器を使用すれば気軽に作ることができる。もちろん、米の食感はオリジナルのレシピとは多少異なるかもしれないが、具材から出る旨みを利用している点は変わりがない。いつもとはちょっと違う混ぜごはんや炊き込みごはんを作りたいときには重宝するレシピなのである。魚介類や鶏肉を使って家族で楽しめるパエリアを炊飯器で気軽に作ってみてほしい。
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