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長野県の年越しの食習慣を紹介!意外と知られていない?

長野県の年越しの食習慣を紹介!意外と知られていない?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年12月30日

年越しといえば、大晦日に年越しそばを食べるのが一般的で、全国各地で共通している恒例行事でもある。しかし、地域によっては、その地ならではの独特の年越しの食習慣もあるようだ。そこで今回は、信州そばで有名な長野県の年越しの食習慣についてお伝えしよう。

  
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1. 長野県の年越し「年取り魚」

長野県の年越しには、お年取りを行うのが、多くの家庭で風習として残っているようだ。
お年取りとは、大晦日に1年の中で最も豪華な食事を食べること。日本の多くの地域では、お正月に、1年で最も豪華な食事を食べることが一般的だ。しかし、長野県では、お正月は、年越しに食べたご馳走の残りを食べることもあるようだ。
そして、長野県では、お年取りの際に、年取り魚を必ず食べているようだ。もっとも、年取り魚を大晦日に食べるという風習は、長野県だけでなく、全国各地に残っているようだが、地域によって、食べる魚の種類が異なっている。
一般的に、年取り魚として、関東はサケ、関西はブリを食べることが多いようだ。長野県は、地域によって、主にサケを食べるところと、ブリを食べるところに分かれる。たとえば、県北部の北信エリアは、サケを食べる。サケは、その昔、北信エリアの特産品で、信州産サケとして、将軍家に献上されていたようだ。
県の中部・南部の中南信エリアでは、ブリが食べられている。出世魚と呼ばれるブリは年取りをはじめ、お祝いごとにかかせない魚のようだ。
また、県の東部の東信エリアの佐久地域では、特産品である鯉を食べているようだ。さらにサンマやイワシを食べる地域もあるようだ。

2. 長野県の年越し「年取りの大汁」

年取りの大汁とは、年取り汁、野菜汁、おひらとも呼ばれ、年越しの大晦日に、大鍋で作る汁物のこと。かつおと昆布で出汁をとって、薄口醤油で味付けされている。
年取りの大汁の材料は、家庭によって多少異なるが、通常は、大根、にんじん、ごぼうなどの根菜類、さといも、じゃがいもなどの芋類、しいたけなどのきのこ類、豆腐、長ネギ、白菜などが使われている。昔は、うさぎの肉なども使われていたようだ。
この年取りの大汁を大晦日に食べ、残りは翌日の元旦に雑煮にして食べているようだ。

3. 長野県の年越し「投じそば」

大晦日に年越しそばを食べるという風習は、いまも全国各地で根強く残っているが、信州そばでおなじみの長野県も大晦日に年越しそばを食べている。
しかし、長野県では、「投じそば」と呼ばれる、独特の年越しそばの食べ方があるようだ。「投じそば」は、「鬼かけそば」「煮こじそば」などとも呼ばれている。大根や白菜などの旬の野菜を煮込んだ汁に、茹でたそばをその汁に投じて食べる食べ方で、ちょうどつけ麺のような食べ方になるようだ。
ただ、長野県では、その昔は、年越しそばを食べないという家庭も珍しくなかったようだ。1年で最も豪華な食事を食べるという「お年取り」の風習に、質素なイメージのあるそばがそぐわない、1年中、よくそばを食べているからあえて年越しまでそばを食べないなどが、主な理由であったようだ。

結論

長野県の年越しの食習慣について紹介した。これまで当たり前と思っていた年越しの風習が、ほかの地域では珍しいことだというケースも少なくないようだ。これを機に、住んでいる地域の年越しの風習について確認してはいかがだろう。
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  • 更新日:

    2020年12月30日

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