1. ちょっと贅沢!牡蠣そばの作り方

牡蠣そばは、ただ牡蠣をそばにのせるだけではない。牡蠣の下ごしらえをしっかりと行うことで、牡蠣のぷりぷり食感や旨みを逃がすことなく味わえる。
下ごしらえ
牡蠣そばには加熱用の生牡蠣を使用するのがおすすめだ。まずは、牡蠣を塩で優しく洗って汚れを落としておく。さらに牡蠣を水溶き片栗粉で洗うことで牡蠣のぷりぷり感を保つことができる。
作り方
お湯を沸かしてその中に牡蠣を入れて煮る。牡蠣の色が変わったらめんつゆなどを加えてそばつゆを作っていく。一旦牡蠣をザルにあげたら、そばを別の鍋で茹でて冷水でよく洗っておく。あとは、器に茹でたそばを入れ温めたつゆにネギと牡蠣を加えたものを回しかけたら完成だ。
美味しく作るコツ
牡蠣は長時間加熱してしまうと牡蠣の風味が薄くなり、身も固くなってしまので一度取り出しておくのがおすすめだ。
2. 牡蠣そばの人気アレンジ

シンプルな牡蠣そばもいいが、いろいろなアレンジを楽しんでみるのもおすすめだ。牡蠣そばは年越しそばとしても人気なので、気になるアレンジ方法を見てみよう。
牡蠣のつけそば
牡蠣を使って贅沢なつけそばを作ってみるのもおすすめだ。作り方は、洗って水気を拭き取って小麦粉をまぶした牡蠣をごま油をひいた鍋で長ねぎとともに炒める。牡蠣に焼色が付いたら、めんつゆと水を加えてひと煮立ちさせたらつけつゆの完成だ。あとは、茹でたそばをつけて味わうといいだろう。好みで柚子の皮や三つ葉をのせて彩りと風味を楽しむのがおすすめの食べ方だ。
牡蠣バターそば
牡蠣はバターとの相性もよく、バター焼きにして味わうことも多い。そんな牡蠣とバターの組み合わせをそばで表現してみるのもおすすめだ。牡蠣の香りとバターの風味が食欲をそそってくれるのだ。作り方は、そばつゆを温めたら、小麦粉をまぶした牡蠣を加えて軽く煮込む。牡蠣に火が通ったら一度取り出しておく。茹でたそばは冷水で洗い、温めたそばつゆに入れて数十秒温めたら、器に盛り付け、牡蠣やねぎ、生ワカメをトッピングし、仕上げに有塩バターをのせたら完成だ。つゆの温かさで徐々に溶けていくバターが奥深い味わいにしてくれる。
牡蠣のとろみそば
牡蠣そばに、水溶き片栗粉でとろみをつけて味わうのもおすすめだ。とろみをつけることで、冷めにくくいつまでも温かいそばが楽しめる。さらにとろみがあることで、牡蠣にそばつゆの旨みが絡まりやすく、濃厚な味わいが楽しめる。
3. 牡蠣そばのカロリー

牡蠣そばのカロリーは、1杯あたり416kcalほどだ。牡蠣の大きさや量、作り方によってカロリーは多少異なる。かけそばのカロリーは1杯あたり374kcalほどなので、牡蠣の分カロリーは高くなっているのがわかる。
牡蠣は低カロリーで栄養豊富
牡蠣は、グリコーゲンや必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養を含んでいる。そんな牡蠣を食べることで、疲労回復や美肌、動脈硬化などの生活習慣病の予防が期待できるといわれている。また、牡蠣に含まれている亜鉛は食品随一とも呼ばれており免疫力アップが期待できる(※1)。しかし亜鉛は多量に摂取すると過剰症を起こすおそれもあるので、牡蠣の食べ過ぎには注意したい。
結論
そばに牡蠣を加えることで、普段のそばをちょっと贅沢に味わうことができる。牡蠣をそばに加える際は、牡蠣に火を通し過ぎないように茹でてから一度取り出しておくことも大切だ。牡蠣の旨みが加わった牡蠣そばは心も身体も温めてくれるので、冬の贅沢な一杯といえるだろう。ぜひ、普段のそばに牡蠣を加えて至福の一杯を楽しんでもらいたい。
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