1. 子どもも喜ぶ!肉だんごの甘酢あんかけ
肉だんごのあんかけといえば外せないのが甘酢あんかけだろう。ほどよい酸味と甘みが肉だんごのジューシーさと掛け合わさることで、ボリュームがありながらもパクパクと食べられてしまう定番の味付けだ。甘酢あんかけでもっとも重要なのは酸味と甘みのバランスだが、手作りすれば自分好みに調整できるためより美味しく食べることができる。
ケチャップは入れる?入れない?
実は甘酢あんかけに入れる調味料や作り方は1つだけではない。いろいろな作り方があるなかでもっとも大きな違いがケチャップを入れるかどうかだ。肉だんごにかける甘酢あんかけでもケチャップを入れるものと入れないものの両方がある。結論からいってしまうと、どちらでも構わない。ただし、ケチャップを入れることでトマトの酸味や甘みが加わるため、子どもでも食べやすい味わいにすることができる。また、ケチャップを入れることで旨みも加わるため味を調えやすいというメリットもある。そのため、甘酢あんかけを初めて作る場合はケチャップを入れるのがおすすめだ。
ケチャップを入れる場合の甘酢あんかけの作り方
材料はケチャップ、砂糖、酢、醤油の4つがベースとなる。このほかに鶏がらスープなどを入れる場合もあるが、基本の4つの調味料があれば十分だ。フライパンに調味料をすべて入れて混ぜ合わせたら、水溶き片栗粉でトロミをつける。これで甘酢あんは完成だ。ちなみに、調味料と一緒に片栗粉を混ぜてしまえば最後に水溶き片栗粉を入れる必要がなくなる。
2. 野菜もたっぷりとれる!肉だんごの和風あんかけ
こってりとした味わいの甘酢あんかけもよいが、あっさりとした味わいのほうがよいという日もあるだろう。そんなときは和風あんかけに挑戦してみよう。ここでは和風あんかけのメリットと作り方を紹介する。
野菜をたっぷり入れて具だくさんにできる
甘酢あんかけの場合でも酢豚風にすれば玉ねぎや人参などの野菜を入れることができる。しかし、甘酢だと白菜などの葉物野菜を入れることはあまりないため、食べられる野菜が偏る。しかし、あっさりとした和風あんかけであれば、葉物野菜は当然ながら根菜類、さらにはきのこ類も入れることができる。そのため、冷蔵庫にある中途半端に余ってしまった野菜の大量消費に向いている。また、肉だんごの和風あんかけがあれば肉と野菜を一度に食べることができるため、野菜メインの副菜を準備しなくてもよいというメリットもある。
和風あんかけの作り方
和風あんかけの味付けに必要なのは砂糖と醤油のみだ。シンプルな味付けに思えるが、野菜やきのこをたっぷり入れることで食材の旨みや甘みなどが加わり、十分美味しい和風あんかけになる。野菜については白菜やほうれん草といった葉物野菜、人参などの根菜類、しめじや椎茸などのきのこ類など何でも入れて構わない。野菜は火が通りやすいように一口大くらいの大きさに切り、人参など火の通りにくい食材は短冊切りにする。美味しく作るポイントは一度具材を炒めることだ。炒めてから砂糖や醤油などの調味料と水を加えて煮ることで、シャキシャキ感も楽しむことができる。最後に水溶き片栗粉でトロミをつければ完成だ。
3. 一品で大満足!ゴロゴロ肉だんごのあんかけ丼
あんかけを余すことなく堪能したいなら丼にするのがおすすめだ。あんかけがごはんにしみ込むので、いつもより多く食べられるだろう。肉だんごが入っているので食べごたえもあり、一品だけでも満足すること間違いなしだ。
中華風あんかけにしよう!
ここまで甘酢あんかけと和風あんかけを紹介したが、丼にするなら中華風あんかけにするのがおすすめだ。甘酢あんかけは味がしっかりしているため、食べている最中に飽きやすい。また、ごはんに甘酢あんがしみ込みすぎると味が濃くなりすぎてしまう場合もある。和風あんかけはあっさりしているが、パンチが足りないためそれだけで食べると物足りなく感じてしまうだろう。だが、中華風あんかけなら肉だんごや野菜の味わいを損なうことなく、ほどよい塩気や旨みでまとめてくれる。旨みがたっぷりと詰まったあんをごはんに絡めながら食べると格別の美味しさを味わえる。当然ながら肉だんごとも相性ばっちりだ。
肉だんごのあんかけ丼の作り方
中華風あんかけに必要なのは中華スープの素と醤油だ。中華スープだけでは味わいが物足りなくなってしまうため、醤油を少し加えて味を調えよう。野菜や肉だんごを調味料で煮て、最後に水溶き片栗粉でトロミをつければ完成だ。ごはんにのせる前にごま油で香り付けするとより食欲がそそられる。ちなみに、鶏がらスープと味噌、醤油、砂糖であんかけを作って麻婆風にするのもおすすめだ。
結論
甘酢あんかけや和風あんかけにすることで肉だんごと一緒に野菜も食べることができる。甘酢あんかけの場合、玉ねぎや人参、ピーマンなど入れる具材が決まってしまうが、和風あんかけの場合は葉物野菜、根菜類、きのこ類といろいろな具材を入れることができる。そのため、冷蔵庫にある野菜に合わせてあんかけの味を変えてもよいだろう。丼にする場合はほどよい塩気がごはんと合う中華風あんかけがおすすめだ。
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