このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
お雑煮の具は何を入れたら良い?関東と関西の違いを徹底解説

お雑煮の具は何を入れたら良い?関東と関西の違いを徹底解説

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2021年1月 3日

お正月には欠かせないお雑煮。地域によって味や具材に違いがあるのは周知の事実だが、実際にどのような違いがあるのだろうか?さまざまな地域の文化などにも触れることができるお雑煮の地域による違いや由来を紹介しよう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 関西と関東で違う?地域によるお雑煮の具

お雑煮の具の違いを語る際に、よく比較されるのが関西と関東だ。実際にはどのような違いがあるのだろうか?

関西のお雑煮

関西のお雑煮は、昆布出汁を使った白味噌仕立てが定番だ。甘みのある味わいで、丸餅を使うのも特徴だ。そんな関西のお雑煮に欠かせない具材は、里芋だ。ほかにも金時人参や大根も欠かせない。基本的にシンプルな具材で作られることが多いのだ。

関東のお雑煮

関西のお雑煮に対して、関東のお雑煮はかつお節を使ったすまし仕立てが定番だ。すっきりとした味付けなのが特徴で、四角い角餅が使われる。そんな関東のお雑煮に欠かせない具材は、鶏肉だ。関西のお雑煮には肉が入らないのに対して、関東は鶏肉を使う分ボリュームがある。ほかには、人参や大根、しいたけ、小松菜など具沢山で作られることが多い。

その他の地域のお雑煮

関西や関東以外の地域では、どのような具材がお雑煮に使われているのだろうか?北海道は、新鮮な海鮮が多いので、いくらや鮭などの具材が加わった豪華なお雑煮が作られることもある。沖縄では、餅を使わず、豚の大腸や小腸を煮込んだものを雑煮として味わう。それぞれの地域の文化や食材を活かして作られているのも、お雑煮の特徴なのだ。

2. 具なし・具だくさんのお雑煮の地域

地域によって、お雑煮の具材の量もさまざまなだ。具は少なくシンプルに味わう地域や具だくさんのお雑煮を楽しむ地域もある。それぞれの地域の違いを紹介してみよう。

具なしのお雑煮を味わう地域

地域によってはお雑煮は餅をシンプルに味わうのが定番だ。たとえば、茨城県ではすり鉢でペースト状にした豆腐に昆布出汁と砂糖を加えた汁に白味噌を加え、餅を入れた具なしのお雑煮が定番だ。ほかにも福井県では、味噌ベースのお雑煮に餅を入れてかつお節をふっただけのシンプルなお雑煮を楽しむ。それぞれの県でも地域によって、お雑煮には違いがあるので、その地域の特性を楽しめるのもお雑煮の魅力だ。

具だくさんのお雑煮を味わう地域

お雑煮に使う具材によっても地域の特徴が現れる。その中でも具沢山のお雑煮を味わう地域は、青森県だ。青森県の八戸市では野菜と皮くじらを煮込んだお雑煮を味わう。もともと捕鯨基地があったことが始まりで、具がたっぷりあるのが特徴だ。ほかにも岩手県はあわびやいくらなど海鮮を使った具沢山のお雑煮が楽しめる。海鮮が豊富に獲れる地域では、海鮮を使ったお雑煮が定番だ。

3. お雑煮に入れる具には意味がある

お雑煮は、お正月に家族全員の健康や一年の豊作や豊漁を願い食べる料理だ。そんなお雑煮に入れる具材には、さまざまな意味が込められている。それぞれの具材の意味を知ることで、よりお雑煮のありがたみや大切さを実感できることだろう。

里芋

関西のお雑煮などに使われることが多い、里芋にも意味がある。里芋は親芋から子芋、孫芋と子孫を増やしていく野菜だ。そしてお雑煮に使われる里芋は、頭芋と呼ばれる親芋だ。この頭芋には、人の頭になって過ごせるようにという、出世への願いが込められているのだ。

鶏肉と小松菜

関東のお雑煮では、鶏肉と小松菜がセットで使われることが多いが、この組み合わせにも意味がある。江戸時代には菜と鶏を組み合わせて「名取り」と呼ばれ、出世などの地位の上昇を願ったといわれている。使われている具材も組み合わせなどによってさまざまな意味をもっているのだ。

結論

お雑煮は正月に家族揃っていただく家庭も多いだろう。そんなお雑煮には、それぞれの地域性などが多く反映されており、地域や家庭によって味や使う具材にも違いがある。また、1年の願いを込めて味わうことが多い、お雑煮に使われる具材にはさまざまな意味が込められていることも多い。地域や各家庭の願いを込めた縁起物としてもお雑煮は、お正月には欠かせない料理だ。
この記事もCheck!
  

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ