1. 手が止まらない!さくさく食感のくるみクッキー
クッキー生地はしっとり食感とさくさく食感の2つに分けることができるが、くるみを入れる場合はさくさく食感のクッキーがおすすめだ。くるみのカリッとした食感とさくさく食感が相乗効果となり、食感の軽いクッキーとして楽しめる。ちょっとしたおやつにもぴったりだ。
さくさくにするポイント
クッキーをさくさく食感にするためには水分をあまり入れないことが重要となる。そのため、お菓子作りで入れることの多い牛乳はここでは入れない。薄力粉と砂糖、油、卵、くるみがあれば、さくさく食感のくるみクッキーを作ることができる。ちなみに、ここでは油を使うが、コクを出したい場合はバターを使っても構わない。バターは溶かさず固形状のまま生地に練り込むようにして混ぜ合わせるとさくさく食感を維持することができる。
くるみクッキーの作り方
下準備としてくるみは包丁で粗く刻んでおき、オーブンは180℃に予熱しておく。卵と砂糖、油をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。そこに薄力粉を加えてさらに混ぜ合わせ、生地を作る。水分を入れていないため生地が硬めになってしまうが、硬いほうが焼きあがったときにさくさくした食感になるので問題ない。生地ができたら、くるみを入れて混ぜる。クッキーといえば型抜きしたくなるが、くるみが入っているため上手に型抜きをするのは難しい。そのため、手で成形するようにしよう。厚み1cm、直径3~4cmくらいの大きさに成形したらクッキングシートを敷いたオーブンの天板に並べていく。オーブンで10~15分焼いたら完成だ。
2. バターなしでもさっくり!くるみのスノーボールクッキー
さくさくクッキーと同じような食感を楽しめるのがスノーボールクッキーだ。ただし、普通のクッキーとは違い、スノーボールという名前の通りまん丸な形をしているのが大きな特徴だ。厚みがあるクッキーだが、さっくりと軽い食感を楽しむことができ、くるみのカリッとした食感がアクセントにぴったりだ。スノーボールクッキーはバターを使うことが多いが、ここではバターがなくても作れるスノーボールクッキーを紹介する。
バターの代わりに必要なものは?
油脂を入れないとクッキーがボソボソした食感になってしまう。そのため、必ずバターの代わりになる食材を入れる必要がある。バターの代わりに入れてほしいのが油だ。バターの油分の代わりとして油を入れることでさっくりとした食感を作り出すことができる。普通のサラダ油でも構わないが、太白ごま油やグレープシードオイルを使うとまた違った味わいを楽しめて面白い。
くるみのスノーボールクッキーの作り方
くるみはそのままでもよいが、粗く刻んでおくと生地に混ぜやすくなる。クッキー生地作りに必要な材料は薄力粉と砂糖、油の3つのみだ。まず薄力粉と砂糖をボウルに入れて混ぜ合わせる。そこに油とくるみを加えてさっくりと混ぜ合わせる。生地が粉っぽく混ざりにくい場合は油を足して様子をみよう。生地が1つにまとまったら丸めてクッキングシートを敷いたオーブンの天板に並べる。180~190℃に予熱しておいたオーブンで10~15分ほど焼けば完成だ。仕上げに粉糖をかけるとより美味しそうに見える。
3. ホットケーキミックスで作るチョコチップとくるみのソフトクッキー
くるみが入ったクッキーは材料が少なく作りやすいが、粉類の計量だけでも面倒に感じることがあるだろう。そこでおすすめしたいのがホットケーキミックスを使って作るソフトクッキーだ。簡単にしっとりとしたソフトクッキーを作ることができる。
ホットケーキミックスで作る場合に必要な材料は?
基本の材料となるのがホットケーキミックスと砂糖、卵、バター、牛乳の5つだ。ホットケーキミックスにはすでに砂糖が含まれているが、甘みが足りないため砂糖を足すことをおすすめする。ここでは基本の材料にくるみとチョコチップを加えてアクセントとして楽しむ。
くるみとチョコチップのソフトクッキーの作り方
まずバターは室温において柔らかくしておく。ボウルに卵と牛乳、砂糖を入れ混ぜ合わせる。そこに柔らかくしたバターとホットケーキミックス、くるみ、チョコチップを加えて均一になるようにしっかりと混ぜる。これで生地は完成だが、柔らかいため型抜きをしたり手で成形したりするのは難しい。スプーンで生地をすくい、クッキングシートを敷いたオーブンの天板に落とすようにしよう。落とす際に形が歪になってしまったら手を水で濡らし、直接触って形を整えよう。手を濡らすことで生地が手にくっつくのを防げる。170~180℃に予熱しておいたオーブンで10~15分焼けば完成だ。
結論
さくさく食感のクッキー生地とくるみのカリッとした食感は相性バツグンで、軽い食感がやみつきになること間違いなしだ。バターの代わりに油を使うことで簡単にさくさく食感のクッキーを作ることができる。くるみは粗く刻んでから入れることが多いが、大きさを変えることでいろいろな食感を楽しめる。あえてくるみの大きさを不均一にするとより食感を楽しめるだろう。
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