オートミールの簡単アレンジを大公開！お菓子作りにも使える？

オートミールには加工方法によって呼び方が異なり、そのまま食べられるものや加熱しないと食べにくいものがある。クイックオーツやインスタントオーツは、そのままでも比較的食べやすく、初心者でも扱いは簡単だ。シリアルのようにそのまま食べてもいいが、基本的にはふやかして食べられている。オートミールの簡単な食べ方として、電子レンジを使う方法がある。朝ごはんのように、時間がないときにはとても便利だろう。

作り方は、耐熱ボウルの中にオートミールと牛乳を入れて、電子レンジで温めるだけ。途中でいったん取り出してかき混ぜると、吹きこぼれと加熱ムラを防ぐことができる。オートミールが冷めたら、好みでトッピングをすれば完成。フルーツやはちみつ、シナモンなどをかけると彩りもよく、美味しく食べられるのでおすすめだ。レンジで温めている間にトッピングを用意しておくだけで、簡単にオリジナルのオートミールミルク粥が作れる。

基本の食べ方は簡単でいいが、それだけでは飽きてしまうかもと思う人もいるだろう。そんなときにはひと手間アレンジを加えて、いろいろなオートミールの食べ方を試してみてはいかがだろうか。

用意するものは、オートミールとあられや海苔など好みの具材、白出汁の3つ。お茶碗にオートミールと具材を入れて、白出汁を注いだあと、ふやけるまで待てばよい。電子レンジもお鍋も使わないのがうれしい。朝の用意をしている間に浸しておくだけでできるので、時短にもなる簡単アレンジだ。汁気があって満腹感を得られるので、晩御飯や小腹が空いたときの夜食にもおすすめである。

朝ごはんや晩酌の締めに使える簡単アレンジ。材料は、オートミール、明太子、卵、大葉、水、顆粒和風出汁、しょうゆだ。明太子は切れ込みを入れて身を取り出しておこう。鍋にオートミール、水、調味料を入れ中火で加熱する。沸騰したところへ溶いた卵を入れ、固まり始めたらかき混ぜて完成。上に、大葉と明太子をのせて食卓に出そう。明太子の辛味と大葉のさわやかな香りがマッチする一品だ。

サラダチキンやザーサイを使った中華アレンジもおすすめしたい一品だ。用意するものは、オートミール、水、鶏ガラスープの素、塩、サラダチキン、ザーサイ。生姜や刻みねぎ、ラー油などを好みで入れても美味しいだろう。サラダチキンは細切りに、ザーサイはみじん切り、しょうがは千切りにしておく。耐熱ボウルにオートミールと水、鶏ガラスープの素、塩を入れて電子レンジで温める。吹きこぼれと加熱ムラを防ぐために、途中でいったん取り出して混ぜること忘れずに。あとは具材を入れれば完成だ。

オートミールはごはんの代わりとしてだけでなく、お菓子にもアレンジして使うことができる。体重制限中でもおやつとして罪悪感なく食べられる、オートミールを使ったお菓子の簡単な作り方を紹介しよう。

オートミール、薄力粉、バター（ココナッツオイルでもOK）、砂糖、卵を用意する。好みでドライフルーツやナッツがあると、彩りも食感もよくなる。オートミールの中には、もともとドライフルーツが混ざっているものもあるので、そちらを使ってもいいだろう。オートミール、薄力粉を混ぜ合わせておき、やわらかくしたバター、砂糖を入れて混ぜ、卵を溶き入れたものを加える。ヘラで切るように混ぜるのがポイントだ。ドライフルーツやナッツを入れてざっくりと混ぜたら成形し、オーブンで焼く。粗熱が取れれば完成だ。

粉を使わないため、簡単にグルテンフリーのパンケーキができあがる。材料は、オートミール、ベーキングパウダー、卵、牛乳（豆乳でもOK）、バター（オリーブオイルでもOK）。まず、卵と牛乳を混ぜ合わせ、オートミールをブレンダーで粉砕しておこう。粉砕したオートミールにベーキングパウダーを入れ、卵と牛乳を入れたら、泡だて器で混ぜる。熱したフライパンにバターを入れ、生地を流し入れて両面をきつね色になるまで焼けば完成だ。甘みはないため、好みで砂糖を入れたり、メイプルシロップをかけたりして食べるといいだろう。

混ぜ合わせて冷蔵庫で固めるだけの、簡単チョコクランチ。材料は、オートミール、スライスアーモンド、チョコレートの3つのみ。アーモンドはトースターやフライパンで焼いて香ばしさを出しておこう。チョコレートを砕いてレンジで加熱して溶かし、滑らかになるまで練る。あとはそれぞれを混ぜ合わせて、スプーンで一口大にまとめ、冷蔵庫で固まるまで冷やせば完成だ。

オートミールは電子レンジを使えば簡単に調理も可能で、アレンジ方法もたくさんあるため、飽きずに食べることができるだろう。主食としてだけでなく、お菓子としても取り入れられるので、家族で楽しく献立やおやつタイムに取り入れてみてはいかがだろうか。