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柿の黒い部分は食べても大丈夫?部位ごとの違いや虫についても紹介

柿の黒い部分は食べても大丈夫?部位ごとの違いや虫についても紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年1月24日

柿をよく見ると、果肉や皮が黒くなっていることがある。とくに果肉の点々は気持ち悪くも思えるが、実際に食べても大丈夫だろうか。本記事では、柿の果肉や皮の黒い点々やシミが何なのか、食べても大丈夫なのかを説明していく。捨てる前に、まずはどのようなものかを確認していただければ幸いだ。

  

1. 柿の果肉の黒い点々の正体は?

柿を食べる際に、果肉に黒い点々が付いているのをよく見るのではないだろうか。これが何なのか、食べてもよいのか、見ていこう。

正体は不溶性タンニン

黒い点々は病気やカビのようにも思えるが、実はそうではない。柿にはタンニンが含まれており、渋みの原因となっている。しかし、成長に伴い、果肉の中で化学変化が起き、最終的に不溶性のタンニンが黒い斑点の形で残る。不溶性タンニンは渋みのない成分であるため、柿が甘くなったと判断できる。

問題なく食べられる!

したがって、柿の果肉の黒い点々は、果肉に含まれるタンニンが変化したものだといえる。決してカビなどではなく、問題なく食べられる。むしろ、渋みが抜けることにより甘い柿になっているため、黒い点々がある果肉こそ食べるのにオススメだ。これまで警戒していた人も、安心して食べていただきたい。
なお、品種や状態によっては果肉がほとんど一面黒くなっていることもある。この場合も、味には問題ない。美味しく熟した証拠なので、遠慮なく食べたい。

2. 柿の皮についている黒いシミや線は何?

柿の中には、皮の一部が黒くなっているものもある。ここでは、このシミや線について確認していこう。

さまざまな原因が考えられる

皮にできる黒いシミや線は、柿の見ためを損ねてしまう。じつは、原因がはっきりとしているわけではない。しかし考えられるものとして、湿度や風通しなどが挙げられる。また、皮に何らかの傷が付いた結果の反応である場合もある。基本的には栽培の段階で気を付ける必要のある要素だが、買った柿を保存する際にも少し意識してもよいかもしれない。
また、果肉の成長に伴い、ヘタの周りにヘタスキと呼ばれる亀裂や穴ができることもある。ヘタスキ自体は問題ないものの、雨水などが入り込むとカビの原因になる可能性がある。

基本的には皮をむけばOK

皮の黒いシミや線は、ほとんどの場合果肉には影響しない。したがって、皮が黒くなっていても、皮をむいて食べれば基本的には問題ない。不安なら厚めにむけばより安心できるはずだ。
ただし場合によっては、皮のシミや線により果肉が腐ることもある。その場合は、皮をむいてから果肉の見ためで判断できるはずだ。気になる部分を取り除けば、残りの部分は問題なく食べられることも多い。

3. 柿の実についている黒い虫って何?

もうひとつ、柿には虫が付くこともある。具体的に、どのような虫がどんな影響を及ぼすか見ていこう。

カキノヘタムシガによる食害

栽培中の柿に、黒い虫が付くことがよくある。これはカキノヘタムシガという蛾の幼虫で、芽や果実を食べる性質がある。食べられた芽は枯れ、果実は地面に落ちてしまうため、問題視されている。
基本的には食べた果実は落ちるのだが、まれに出荷された柿にも入っていることがある。したがって、目に触れる可能性はゼロではない。

食べられた部分は黒くなる

カキノヘタムシガが果肉を食べると、食べられた箇所の周りが黒くなる。したがって、柿を切った際に一部だけ黒い部分があるなら、カキノヘタムシガに食べられた可能性があると判断できる。いったん果実の中に入ると農薬などが効きにくく、中にそのまま居残っている場合もある。もし見つけたら、取り除いておこう。さらに黒い部分を切って除けば、あとは問題なく食べられるはずだ。

結論

柿の果肉にある黒い点々は、果肉がよく熟した証拠だといえる。したがって、積極的に食べたい。一方で、カキノヘタムシガによる虫食いがある場合は、黒い部分を取り除いてから食べたい。皮の黒い部分は避けたいところだが、皮をむいて食べれば大体は問題ないといえる。このように、柿の黒い部分は種類によって対応が変わるので、気を付けたい。
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  • 更新日:

    2021年1月24日

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