1. キムチ鍋をリメイクしてピリ辛チヂミに!
キムチ鍋のリメイクでまず紹介するのはチヂミだ。キムチ鍋の残りからチヂミを作るといわれてもピンとこないかもしれないが、実は簡単に作れるためキムチ鍋のリメイクでは人気だ。必要な材料さえ揃っていればすぐに作れるため、翌朝のご飯にもおすすめだ。
必要な材料は5つだけ!
チヂミを作るのに必要な材料はキムチ鍋の残りと薄力粉、片栗粉、卵、ごま油の5つだけだ。薄力粉と片栗粉の両方を使うことで表面はカリッと、中はモチッとした食感になる。ごま油は焼くときに使うだけなので少しあれば十分だ。基本の材料は5つだけだが、もしキムチ鍋の残りの具材が少なくて寂しい場合は残っているニラなどを足してもよいだろう。また、溶けるチーズを加えてチーズチヂミにアレンジしてもよい。
チヂミの作り方
キムチ鍋の残りをボウルに入れる。大きな具材が残っている場合は包丁で細かくする。薄力粉と片栗粉、卵をボウルに加える。粉を入れすぎるとドロドロになってしまい焼くのが大変になるので、少しトロミがつくぐらいになるよう粉の量を調整しよう。フライパンにごま油を入れ熱したら作った液を流し入れる。チーズを入れる場合はこのタイミングで入れよう。片面が焼けたらひっくり返して焼く。両面に焼き色がついたら完成だ。カリッとさせたい場合は最後に強火にするとよい。
2. キムチ鍋を翌日リメイク!野菜たっぷりチゲスープ
鍋の具材は食べきったものの、つゆのみ残ってしまうということもあるだろう。そのまま捨ててしまう人も多いかもしれないが、肉や海鮮、野菜の旨みが詰まったつゆを捨てるのはもったいない。ここでは旨みがたっぷりと詰まったつゆをチゲスープにリメイクする方法を紹介する。
チゲスープ用に具材をプラス
キムチ鍋の具材があまり残っていない場合は大根や人参などの野菜を足そう。大根や人参はキムチ鍋にあまり入れることがないので、具材を変えるだけでも雰囲気を変えることができる。大根や人参は短冊切りにして存在感を出そう。油揚げなどスープにはあまり入れない具材を入れても意外と美味しい。油揚げは大根や人参よりも味がしみ込みやすいため、キムチ鍋の旨みをしっかりと堪能できる。
チゲスープの作り方
リメイクのため、キムチ鍋のつゆをそのまま使う。ただし、煮詰まって濃い場合は水で薄めて調整しよう。キムチ鍋で残った野菜は取り除く必要はなく、そのままチゲスープの具材として食べよう。新たに追加する大根や人参は火が通りにくいため、キムチ鍋の残りつゆに入れたら柔らかくなるまでしっかり煮よう。つゆが沸騰して大根や人参が柔らかくなったら油揚げを加えて完成だ。できあがったチゲスープが物足りなければ七味やこしょうをかけたり、チーズをのせたりして味を自分好みに調整しよう。
3. キムチ鍋を残さずリメイク!ビビンバみたいな炊き込みご飯
キムチ鍋の残りを使えば簡単に炊き込みご飯を作ることができる。キムチ鍋を作った当日に仕込んでおけば翌日は食べるだけという手軽さも嬉しいリメイク料理だ。キムチ鍋の味がしっかりとご飯にしみ込むため、おかずがなくても食べられてしまう。そのため、翌朝のご飯はもちろん、弁当に詰めるのもおすすめだ。
キムチ鍋の具材とつゆを分ける
炊き込みご飯は炊飯器で作ることができる。そのため炊飯釜に米とキムチ鍋の残りをそのまま入れればよいと思いがちだが、キムチ鍋の具材とつゆは一度分ける必要がある。炊飯釜に米とつゆを入れる際に、具が入ったままだと正確な水分量が分からないからだ。ザルを使ってキムチ鍋の具材とつゆを必ず分けるようにしよう。
炊き込みご飯の作り方
炊飯釜に研いだ米とキムチ鍋の残りつゆを入れる。つゆが足りなくて目盛りに達しない場合は水を加えて調節しよう。具材はそのまま炊飯釜に入れて構わないが、大きいとよそったり食べたりするときに大変なので、一口大くらいの大きさに切っておこう。具材からも水分が出るため切った後は一度絞っておこう。準備ができたら炊飯器のスイッチを入れて炊きあがるのを待つだけだ。炊きあがったら一度かき混ぜてから茶碗によそう。ネギやごまを散らしてアクセントとして楽しむのもおすすめだ。
結論
キムチ鍋は味が濃いためリメイクがしやすい。薄力粉と片栗粉、卵を加えて焼くだけで簡単にチヂミを作ることができる。また、旨みの詰まったつゆをリメイクしてチゲスープにするのもおすすめだ。大根や人参、油揚げを加えて具沢山にすれば野菜を摂りつつ身体を温めることができる。また、炊き込みご飯はキムチ鍋を作った当日に炊飯器にセットしておけば翌朝にはすぐに食べられる。リメイクを上手に活用して美味しく味わおう。
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