1. ポンカンの美味しい食べ方:薄皮はむいたほうがいい?
最初に紹介するポンカンの美味しい食べ方のポイントは、薄皮をむくべきかだ。ポンカンの食べ方のポイントは、みかんと同じように食べればよい。具体的に解説するとポンカンのヘタを下に向け、両手に乗せて片方の親指を表皮に食い込ませる。次に両手にゆっくりと均等に力を加え、実を半分に割ればよい。
割るときはヘタまで完全に切り離さず、半分になった果実をさらに半分に割る。4分割になったら、ヘタからはぎ取るように表皮から離せばよい。反対からはずすと薄皮が残るが、気にならなければ食べやすい大きさにしてそのまま食べてよい。ただし薄皮をむくとより果肉のツブツブ感を味わうことができる。また種が少し入っているポンカンもあるので、そのときは取り除いてから食べること。
そのまま食べても美味しいポンカンだが、次に紹介する食べ方もおすすめだ。たとえば特有の香りを楽しめるジュースやスムージー、マーマレード、ゼリーなど。調理して食べても美味しいが、キレイにむいた果肉のみを器に盛り付けると美しさも楽しめる。先述したようにツブツブ感を直接舌で感じながら食べると、より美味しく味わえるだろう。
2. ポンカンの美味しい食べ方:選び方のコツとは?
ポンカンの美味しい食べ方のポイントのひとつが、美味しいポンカンを選ぶことだ。ここではポンカンの選び方のコツを紹介しよう。美味しいポンカン選びのコツのひとつが、比較的扁平な形をしているものを選ぶことだ。また大きめのポンカンは皮や薄皮が厚く、大味であることが多いため避けるべきだろう。
さらに皮にみずみずしさがあり、果汁を多く含む重いものを選ぶこともポンカンの美味しい食べ方のポイント。ポンカンは皮と果肉の間にすき間ができる、浮き皮という状態になりやすい。フカフカとし過ぎているポンカンは水分が少なめで、食味が悪いこともあるため、避けるべきだろう。ほかにも全体がよく色付いており、色が濃いものが美味しい傾向にある。
あとは枝から切り取ったヘタが小さいものが美味しいようだ。大きいポンカンは太い枝に直接なっていたものが多く、あまり美味しくない傾向にある。ちなみにポンカンはむき出しでおいておくと、皮から水分が蒸発してしなびやすくなるので、保存するときはポリ袋に詰めて冷暗所におくとよい。美味しいポンカンを選び、さまざまな食べ方を試してみよう
3. ポンカンの美味しい食べ方:ピールにすれば皮まで美味しい!
ポンカンの美味しい食べ方のひとつが、皮をピールにして食べる方法だ。ピールとはポンカンのような柑橘の皮をシロップで煮詰めて乾燥させた食べ物をいう。用意するのは、ポンカンとグラニュー糖だ。まずポンカンを皮ごと4つ割りにして実をはがす。鍋に皮を入れ、ひたひたに浸るくらいの水を加えて火にかける。沸騰したら中火で15~20分ほど煮てザルにあけて茹でこぼし、水に約5分つけて再びザルにあけて水気を切る。
粗熱がとれたらワタをスプーンでこそげ取り、縦8mm幅くらいに切る。ちなみにワタを取り除くのは苦味がやわらぐからだ。次に鍋にポンカンの皮とかぶるくらいの水を入れ、再び火にかける。沸騰したら中火で10~15分くらい煮てから茹でこぼし、水に約5分つけてからザルにあけて水気を切る。
鍋に皮・グラニュー糖・ひたひたの水を入れ、火にかけてから沸騰したら弱火で約15~20分、汁気が少なくなるまで煮詰めて、ザルにあけて水気を切る。とろみが出て全体にツヤが出ればOKのサインだ。煮詰め過ぎると焦げることもあるので注意すること。次にオーブンの天板にオーブン用シートを敷き、皮を重ならないように並べる。
ピールはそのまま食べるほか、手作りの菓子に加えるという食べ方もおすすめだ。アレンジして自分好みの食べ方を見つけてみよう。
結論
ポンカンの美味しい食べ方を紹介した。そのまま食べても調理して味わっても美味しいポンカン。ピールにして、チョコレートをかけたりパウンドケーキに混ぜたりして味わっても美味しい。まず紹介した食べ方で味わい、いろいろな調理方法で楽しんでみてはいかがだろうか。ちなみにポンカンは酸味は少なく甘みが強いので、すっぱいみかんが苦手な人におすすめだ。
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