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合鴨ロースってどう食べればいいの?作り方やアレンジを紹介

合鴨ロースってどう食べればいいの?作り方やアレンジを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2021年1月21日

合鴨ロースと聞くと、少しオシャレなイメージはないだろうか?ここでは、おもてなしにもぴったりである合鴨ロースの作り方や食べ方、さらにカロリーや栄養にも触れていきたい。市販でも簡単に手に入るので、ぜひ合鴨ロースを試しに食べてみてほしい。

  

1. おもてなしにもぴったり!合鴨ロースの作り方

まずは合鴨ロースについて解説していき、そのあとで実際の作り方を紹介していく。

合鴨ロースについて

合鴨はアヒルとマガモの交配雑種である。合鴨は鶏肉によく似ていて柔らかくて食べやすいが、脂肪は鶏肉よりも多くなっている。詳しい栄養は、後ほどきちんと解説していく。
ロース肉というと牛肉や豚肉では背中肉のことを表しているが、鴨肉のロースはむね肉を指す。鴨肉のむね肉は脂肪がしっかりとついており、一般的な鶏のむね肉とは大きくかけ離れている。

合鴨ロースの作り方を紹介

合鴨ロースの材料は合鴨、塩、ブラックペッパー、ジャム(ブルーベリーなど)、バルサミコ酢、赤ワイン、コンソメ、塩コショウだ。合鴨は水分をペーパーなどで拭き取り、皮に切れ目を入れてから塩とブラックペッパーをすり込んでおく。フライパンで皮目を下にして焼いていき、途中で引っくり返す。合鴨をアルミホイルで巻き、グリルで5~8分程度焼いたら完成となる。合鴨をフライパンで焼く際は、合鴨から多くの脂が出てくるので、油は必要ない。
ソースは合鴨を焼いたフライパンで作る。フライパンにジャム、バルサミコ酢、赤ワイン、コンソメを入れて加熱して、塩コショウで味を調える。旨みたっぷりの脂を活用することで美味しく仕上がる。

2. 合鴨ロースをアレンジ!美味しい食べ方

手軽に使えてとても便利である、調理済みの合鴨ロースのアレンジ方法や、美味しく食べる方法を紹介していく。

鴨南蛮そば

合鴨ロースをスライスして、ネギをぶつ切りにして焼いておく。出汁、醤油、みりん、酒を煮立てたところに、合鴨ロースとネギを入れる。茹でたそばを皿に盛り、合鴨ロースとネギを調味液ごとかけたら完成となる。

合鴨ロースラーメン

スライスした合鴨ロースを、ラーメンを食べる際に添える。それだけで、ただのラーメンが華やかになりボリュームが増すのでおすすめしたい。

簡単オードブル

合鴨ロースは、スライスしておく。カイワレ、サニーレタス、ベビーリーフなどの葉物野菜、ミニトマト、合鴨ロースを皿に盛り、オリーブオイルと塩コショウをかけて軽く混ぜたら完成となる。

他人丼

合鴨ロースとネギは、食べやすい大きさに切っておく。出汁、醤油、酒、みりんを煮立てたところに、合鴨ロースとネギを入れて煮ていき、卵でとじ、ごはんの上にのせたら完成だ。

美味しく食べるコツ

合鴨ロースは脂が多く脂の融点が低いので、温かい食べ物は温かいうちに、冷たい食べ物は冷たいうちに食べることをおすすめしたい。

3. 市販で人気の合鴨ロース

手軽に使えてとても便利である、市販の合鴨ロースについて紹介していく。

株式会社神戸物産(業務スーパー)「合鴨ロース」

合鴨を長時間かけて調味液で漬け込んだあとに、丁寧に燻製してありとても美味しい。合鴨パストラミも、同じくおすすめである。

カルディコーヒーファーム「合鴨ロース燻製」

フルーティーな香りが特徴といえる、りんごチップを使ってスモークされた合鴨ロースになる。しっとりとしていてジューシーで、スモークの香りが食欲をそそる美味しさである。

京都うまい屋「合鴨ローススライス」

京都にある鴨肉専門店が販売している商品。肉質がとても緻密であり、食感とボリューム感があり、満足な美味しさだ。

4. 合鴨ロースはヘルシー?カロリーや栄養

食品成分データベースを基にして、合鴨ロースの栄養(※1)について、鶏肉の栄養(※2)と比較しながら紹介していく。

合鴨ロースの栄養について

合鴨100gあたりのカロリーは333kcalで、脂質は29.0gである。この数値だけみると、けしてヘルシーとはいいきれないが、実は合鴨はほかの栄養素がとても豊富である。以下に紹介していくので、注目してもらいたい。
  • たんぱく質
合鴨100gあたりのたんぱく質は、14.2g含まれている。たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、日々の生活の中でとても重要である。血液や筋肉などの身体をつくる主要な成分であり、エネルギー源として使われることもある。
  • ビタミンB1
合鴨100gあたりのビタミンB1は、0.24mg含まれている。ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助けている。
  • ビタミンB2
合鴨100gあたりのビタミンB2は0.35mgと豊富であり、鶏肉の4倍近くの量を含んでいる。ビタミンB2には、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変換するという代謝を助ける重要な働きをしている。
合鴨100gあたりの鉄は1.9mgと豊富であり、鶏肉の10倍以上のヘム鉄を含んでいる。ヘム鉄は吸収率がとてもよいという特徴がある。
  • カリウム
合鴨100gあたりのカリウムは、220mg含まれている。カリウムを摂ることで、血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加に繋がるとされている。

結論

本記事では、合鴨ロースの特徴や作り方やアレンジ方法を紹介してきた。いままでは合鴨ロースを食べる習慣がなかった人にも、興味をもってもらえたら幸いである。合鴨ロースは市販でも多く売られているので、手軽に試せるのも大きな魅力であろう。ぜひ一度、食べてみてもらいたい。その美味しさに、きっと魅了されることであろう。
(参考文献)
※1出典:文部科学省 食品成分データベース「肉類/かも/あいがも/肉、皮つき、生」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=11_11205_7

※2出典:文部科学省 食品成分データベース「肉類/にわとり/[成鶏肉]/もも/皮つき、生」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=11_11215_7
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  • 更新日:

    2021年1月21日

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