1. チンゲン菜の上手な冷凍方法
野菜は冷凍保存をしてもよいのかと、いつも悩んでしまうという人もいる。しかし保存がきくものも多いのだ。実はなかでもチンゲン菜は冷凍保存に向いている野菜。傷みやすい特性から、常温保存をすることはおすすめできないからだ。では、どのようにチンゲン菜を冷凍保存すればよいだろうか。ここで簡単に紹介していこう。
生チンゲン菜の冷凍保存
生のままチンゲン菜を冷凍保存するときは、次に使いやすい用に一口サイズでカットしておくと便利。よく洗い水分を拭き取ったら、保存バッグに入れて冷凍庫へ。期間は1ヶ月ももつので、ゆっくり使い道を考えられる。
茹でチンゲン菜の冷凍保存
茹でてからのチンゲン菜も冷凍保存ができる。この場合は株の状態で茹でて冷やし、水気をきったら一口サイズに。その後、1食分ずつラップなどでしっかりくるみ、さらにすべてを冷凍保存バッグに入れて冷凍保存する。こちらも1ヶ月ほど保存が可能だ。
2. 冷凍保存したチンゲン菜の解凍方法と使い方
冷凍保存をしたチンゲン菜は、どのように解凍して使えばよいのだろうか。せっかくなら上手に使いたい冷凍チンゲン菜の、使い方やレシピ例を紹介していこう。
冷凍チンゲン菜の使い方
冷凍したチンゲン菜は、生のものと茹でたものがある。生チンゲン菜の冷凍は、カットしてあるので冷凍したままの状態でも料理に使うことができる。茹でチンゲン菜の場合もそのまま調理できる。しかしこちらは加熱済みなので、火を通しすぎないように注意しよう。
チンゲン菜とエビの中華風
冷凍したチンゲン菜と、冷凍ムキエビを使った中華風のあんかけも美味しい。チンゲン菜は生でも茹でたものでもそのまま利用できるので、解凍した海老と一緒にフライパンで炒めよう。エビが白っぽく変わってきたら、中華風出汁と水、塩、コショウを入れる。火をつけ沸騰させ、水溶き片栗粉でとろみを付けたら完成だ。
3. 冷凍できるお弁当向けチンゲン菜のおかず
冷凍保存ができるチンゲン菜だが、忙しい朝に時短したい人は副菜なども作りおきをするのがおすすめ。チンゲン菜自体を冷凍したとしても、調理をする時間はかかってしまう。そこでお弁当用に冷凍できるチンゲン菜の副菜を紹介しよう。
チンゲン菜としめじの副菜は自然解凍でもOK!
チンゲン菜としめじを使った副菜は、手軽でお弁当にも入れやすい。作り方は簡単。しめじとチンゲン菜をゴマ油で炒めていく。チンゲン菜などがしんなりとしたところで、中華風出汁とオイスターソースを加えよう。塩、コショウで味を調えていく。好みでゴマをかけても美味しいだろう。粗熱が取れたら冷凍庫で保存できる。さらに弁当で使うときには、自然解凍が可能なので、ほかのおかずとともに入れておくだけで、ごはんの時間には食べられるようになっている。
4. 冷凍チンゲン菜の栄養素
チンゲン菜をたくさん買ったら保存したい。チンゲン菜は豊富な栄養素が特徴だが、どんな栄養素が含まれていて、冷凍をしても大丈夫なのだろうか。常温保存をしたときのチンゲン菜の状態も含め、こちらで説明をしていこう。
チンゲン菜は常温向きではない!
実はチンゲン菜は常温保存に向いておらず、葉がしなっとしてしまう。冷蔵庫で保存すると4~5日、冷凍庫だと1ヶ月ももつのだ。
チンゲン菜の栄養
チンゲン菜にはβ-カロテンやカルシウム、カリウムの含有量が多いのが特徴だ。またビタミンCも豊富に入っていることでも注目されている。
冷凍するときのコツ
チンゲン菜を冷凍するときは、しっかり水気をきってから、保存をするのがよい。チンゲン菜の栄養素が流れ出ないようにするためである。
5. 市販のチンゲン菜の冷凍食品
チンゲン菜は自分で買ってきて冷凍をするのもよいが、そのまま市販品を買って使うのも便利である。忙しい人でも買い物に行かなくてよいため、ぜひストックしておきたい。ここではチンゲン菜の冷凍食品を紹介しよう。
OM「チンゲン菜カット」
チンゲン菜の中でも優良品ばかりを厳選した冷凍食品で、サッと湯通しをして急速冷凍したものだ。カットしてあるので使いやすく、仕事から帰ってからでの調理にも重宝する。
株式会社サイネックス・ネットワーク「チンゲン菜と豚肉の炒め煮」
冷蔵庫で解凍、ボイルするだけの手軽さが魅力のこちらの商品は、チンゲン菜と豚肉を炒めたもの。和食にも白いごはんにもぴったりなので、一つあると小腹が空いたときに手軽に食べられるのが嬉しい。500g入りだ。
結論
ここではチンゲン菜が冷凍保存に向いていることを中心に、生や茹でたものの冷凍方法や解凍方法、レシピ、お弁当に使える副菜や市販の冷凍商品までを紹介してきた。チンゲン菜は使いやすく美味しいので、多めに買って冷凍保存をしておくと便利なので試してほしい。
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