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鶏のキンカンってどこの部位?料理への活用方法や栄養を紹介!

鶏のキンカンってどこの部位?料理への活用方法や栄養を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2021年4月23日

焼き鳥などで見かけることがある丸く黄色い鶏のキンカンとはなんのことなのだろう。食べたことはあっても、どういうものかよく知らないという人もいるのではないだろうか。ここでは鶏のキンカンがどのようなものかと美味しい食べ方について解説していく。

  
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1. 鶏のキンカンとは?どこの部位?

鶏のキンカンとは、鶏の卵が形になる前の黄身の部分である。鶏の卵は、雌鶏の卵巣で作られ、そこから卵管を通って行くときに白身が付いて、さらに卵殻が形成されることで卵として1日に1個産みおとされる。この卵巣で作られた、まだ卵殻も卵白も付いていない卵黄だけの状態がキンカンなのだ。
卵になる前の黄身の部分ではあるがキンカンは卵ではなく「内臓」として取り扱われている。通常、食肉用の雌鶏は成熟する前に出荷されるため、卵巣を取ることができない。そのため採卵用の鶏としての役目を終えた成熟した鶏からしか取ることができないため、希少部位なのである。
このような理由によって一般のスーパーなどでは目にすることは非常に少ない。業務用食材として流通していることが多いため店ですでに調理された状態で目にすることがほとんどである。しかし、現在では業務用食材を購入することができる店舗や通販などがあるため一般の人も手軽に購入することが可能となっている。

2. 鶏のキンカンの栄養

鶏のキンカンは卵になる前の卵黄の部分であるため、それに含まれる栄養素も卵黄とほぼ同様である。具体的にはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、リン、鉄、カルシウム、亜鉛、モリブデン、セレン、ヨウ素、葉酸、パントテン酸といった多くの栄養素が含まれている。
なお、鶏のキンカンのカロリーは正確には不明であるが、卵黄と同様と考えると100gあたりおよそ380kcalと高い値となっている。これは卵黄には、たんぱく質だけでなく脂質も多く含まれており、カロリーに占める脂質エネルギーの割合は約80%と非常に高いことが原因である。
そのため、業務用食品として大量に入手した場合でも鶏のキンカンばかりを大量に食べることはおすすめできない。1日に2~3個程度に留めておくのが無難である。
ちなみに、卵黄の色は濃いオレンジ色から薄いクリーム色までさまざまであるが、これは飼料に含まれるカロテノイド色素に由来するものであり、卵黄に含まれる栄養の量とは無関係だということを知っておこう。

3. 鶏のキンカンの美味しい食べ方

鶏のキンカンを使った料理といえば、何といっても日本7大焼き鳥に数えられる美唄焼き鳥だろう。
美唄焼き鳥は、茹でた鶏のもも、むね、卵管、皮、キンカンといった、さまざまな部位を使用し、1本の串に刺して焼いた北海道美唄市の郷土料理である。
塩こしょうで味付けするのが一般的であるため、一般家庭でも茹でてから串に刺してグリルやフライパンで焼くだけなので簡単に作ることができる。
もう1つはB級グルメとしても人気のあるキンカンの鶏モツ煮である。
鶏レバー、砂肝、ハツ、そしてキンカンを醤油、砂糖、みりんで照り煮にした料理でB-1グランプリで優勝したこともある山梨県甲府市の郷土料理だ。作り方は、すべての材料を煮て味付けするだけでもよいが、内臓系のためにおいが気になる人や少しこだわるのであれば、キンカン以外の具材を下茹でし、一度あく抜きをしたうえで、さらに臭み消しとして生姜とにんにくを入れて味付けすると、より臭みを抑えることができるのである。

結論

鶏のキンカンは成熟した雌鶏からしか取ることができない希少部位である。卵になる前の卵黄部分であるため、含まれる栄養素は卵黄とほぼ同様であることから多くの栄養素が含まれ、脂質の割合も高いことから高カロリーな食材だ。この鶏のキンカンを使った焼き鳥やモツ煮は郷土料理としても人気があり、自宅でも簡単に作ることができるので試してみてほしい。
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  • 公開日:

    2021年1月30日

  • 更新日:

    2021年4月23日

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