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白菜スープには生姜でしょ!簡単3種の生姜白菜スープの作り方

白菜スープには生姜でしょ!簡単3種の生姜白菜スープの作り方

投稿者:ライター 笠原花萌(かさはらかほ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年2月 9日

とろとろ、シャキシャキの食感が楽しくて、優しい味わいの白菜。和洋中、どの料理にも合う食材である白菜は、スープの具材としても欠かせない存在だ。白菜を使ったスープというとじんわりと身体にしみてくるような柔らかい味のものが多いが、そこに生姜を加えて、スパイス感を出した大人のスープもおすすめ。優しいスープに生姜のピリリとしたアクセントが絶妙で、ついおかわりしたくなる白菜スープの作り方を紹介しよう。

  

1. きのこたっぷりでデトックス!生姜ときのこの白菜スープ

和風味で仕上げる生姜ときのこの白菜スープは、食欲がないときにもぴったりのあっさりとした味わい。あっさりとしていながらも生姜ときのこの効果で風味豊かな白菜スープになり、まさに大人のスープといったところ。しみじみとした美味しさの白菜スープを作りたい人には、ぜひおすすめしたい。きのこも白菜もすぐに火が通るので、時間をかけずにササっと作れるのも嬉しいポイント。好きなきのこをたくさん使って作ってみよう。

作り方

材料は、白菜と好きなきのこ、生姜、水、和風スープの素。きのこは好きな種類や冷蔵庫に余っているものを複数使おう。食感の違いが出て、香りも豊かになる。また、和風スープの素の代わりに、鰹出汁や醤油、塩などで味付けするのもいいだろう。
まず、鍋に切った白菜と小房に分けたきのこ、千切りにした生姜、水を入れて軽く煮る。白菜の葉の部分は短時間で火が通るので、時間差で鍋に加えよう。最後に和風スープの素を加えて、再び煮たら完成だ。きのこはしっかりと煮てしまうと風味が落ちるので、何十分も煮込まないように注意して作ってほしい。

焼ききのこや追い生姜を加えるのもおすすめ

きのこの香ばしい風味を出したい場合は、きのこを焼き付けてからスープに加えるのもいいだろう。また、追い生姜として、スープを椀に盛ったときに、千切りあるいはすりおろした生姜を加えると、さらに生姜の風味を強く味わえるようになる。その日の気分や、一緒に食べる人の好みでちょっとしたアレンジができるのがお家ごはんの強み。このように、毎日飲むようなさり気ないスープにも、いくつかのアレンジ技をもっておくと、さらに食が楽しくなる。

2. 春雨で腹持ちアップ!鶏と春雨の中華風生姜白菜スープ

水やお湯で戻すだけですぐに使えて、腹持ちもいい春雨。そんな春雨は味にクセがなくどんな料理にも合うので、もちろん生姜を使った白菜スープの具材としてもぴったり。白菜に生姜と春雨、それから鶏肉を加えた中華風白菜スープの作り方を見ていこう。

作り方

材料は、鶏肉と白菜、春雨、生姜。調味料はごま油、中華スープの素、オイスターソース、醤油、塩、胡椒。まずは、春雨を水やお湯で戻しておく。時間がかかることもあるので、調理に入る前に事前にやっておくと、あとがスムーズだ。次に、鍋にごま油を熱して、切った鶏肉を炒める。切った白菜の芯も続けて炒める。白菜は絶対に炒めなくてはいけないわけではないが、旨みが増すのでやっておいてほしいところ。
白菜の芯を炒めたら、水と中華スープの素を入れて煮立てる。煮立ったら、切った白菜の葉と春雨を加えて、鶏肉に火が通って、白菜が柔らかくなるまで数分煮る。最後に、刻んだ生姜とオイスターソース、醤油、塩、胡椒で味を調えてサッと加熱したら完成だ。オイスターソースは味付けが濃くなりやすいので、味を見ながら少量ずつ加えよう。
白菜のとろとろ、シャキシャキとした食感と、春雨のモチモチ、つるんとした食感も楽しめる白菜スープ。今回は鶏肉を使ったが、鶏団子でも、豚ひき肉などでも美味しく作れる。子どもと一緒にスープに入れる鶏団子を作るのも、いい家族時間になるだろう。

3. 食べるスープ!?生姜と豆板醤をきかせた酸辣湯風白菜スープ

白菜を主な具材として楽しむシンプルな白菜スープもいいが、ほかの食材もたっぷりと入れた具沢山の白菜スープもごちそう感があっておすすめ。生姜と豆板醤、それから酢をきかせて食欲のそそる酸辣湯風白菜スープを紹介しよう。具沢山なので、これ一品だけでもしっかりとしたおかずになる。身体を温める作用のある生姜(※)と豆板醤の組み合わせはバツグンである。

作り方

材料は、白菜と豚肉の薄切り、にんじん、もやし、しいたけ、卵、生姜。調味料は中華スープの素、豆板醤、醤油、酢、水溶き片栗粉など。食材は一例であって、好きなものを入れていい。中華風を意識して、たけのこを入れるのもおすすめ。肉も、豚薄切り肉のみに限らず豚ひき肉や鶏肉などでも構わないので、冷蔵庫の残りものを使って上手に作ろう。
最初に、鍋に水と中華スープの素を入れて加熱する。沸騰を待つ間に、白菜と豚肉、にんじん、しいたけ、生姜を細切りにして、もやしはひげ根をとる。沸騰したら、先ほど切ったすべての食材を加えて煮る。アクが出たらその都度取り除こう。いい柔らかさになったら、豆板醤、醤油、酢を入れてサッと煮る。水溶き片栗粉でとろみをつけて、最後にしっかりと溶いた卵を菜箸に伝わせて細く回し入れる。卵がふわっと固まったら完成だ。好みで胡椒を入れて食べよう。

結論

生姜は、白菜スープに深い香りとピリリとしたアクセントを出してくれる。さらに、生姜は身体を温める作用があるので、とくに冬にはぴったりだ。スライス、千切り、すりおろしなど、自分の好みで切り方を変えて味の調節ができるのも嬉しいポイント。いつもの白菜スープを一味変えたいときには、ぜひ生姜を加えてみてほしい。
(参考文献)
※ JAグループ福岡「ショウガを食べるとなぜホット?」
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  • 更新日:

    2021年2月 9日

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