1. 栄養たっぷり!白菜と豚肉と残り野菜の具沢山スープ
白菜と豚肉をベースにして、残り野菜をプラスして作る具沢山スープを紹介していく。具沢山スープの王道といえば、「豚汁」であろう。豚汁の作り方とあわせて、白菜のほかにもおすすめしたい野菜をとりあげていく。
「豚汁」の作り方
<材料>
豚肉、白菜、残り野菜、和風出汁の素、味噌、ゴマ油、七味唐辛子(好みで)
<作り方>
白菜の葉の部分はざく切りにして、芯の硬い部分はそぎ切りにしておく。ほかの野菜も、適宜食べやすい大きさに切っておく。根菜類の野菜は水から茹でて、沸騰したら豚肉と葉物野菜を入れていく。和風出汁の素と味噌を入れて、ゴマ油をひと回し加えたら完成。好みで、七味唐辛子をふりかけても美味しいのでおすすめしたい。
おすすめ野菜
上記の材料の「残り野菜」に該当するところを、「おすすめ野菜」として紹介していく。
<にんじん>
にんじんは代表的な有色野菜の1つであり、β-カロテンを豊富に含んでいて、野菜の中でもトップクラスである。旬の時期は秋から冬にかけてであるが、基本的には通年で出回っていて購入しやすい食材といえる。また、比較的長持ちする野菜のため、保存方法などに悩まされることがないのも魅力である。豚汁に入れる場合は、いちょう切りにするとよいだろう。
<小松菜>
小松菜は緑黄色野菜であり、青菜の中ではほうれん草とともに二大巨頭といえるだろう。β-カロテン、ビタミンC、鉄などを豊富に含んでいて、栄養価が高い野菜である。また、ほうれん草とは違いアクがないので、下茹で不要でそのまま使えるのもメリットの1つである。
<ゴボウ>
ゴボウはとても食べごたえがあり、満腹感を得やすい食材である。食物繊維を豊富に含んでいることから腸内環境を整えてくれるため、便秘解消にも役立つという嬉しいメリットももっている。
<大根>
大根には、ビタミンCが豊富に含まれている。にんじんと同じように、いちょう切りにしておくとよいだろう。
<里芋>
里芋の主成分はデンプンのため、とても腹持ちがよいという利点がある。食物繊維が豊富なことも嬉しい点であり、さらにいも類の中ではカロリーが低いという特徴も魅力的である。
里芋を使用する場合は、拭きこぼし防止のために下茹でするとよいだろう。
里芋を使用する場合は、拭きこぼし防止のために下茹でするとよいだろう。
2. 白菜と豚肉でガーリックコンソメスープ
コンソメベースに、ガーリックやペッパーをしっかりときかせたスープの作り方を紹介していく。
「ガーリックコンソメスープ」の作り方
<材料>
白菜、豚肉、にんにく(チューブ可)、コンソメ(固形or顆粒)、塩コショウ
<作り方>
白菜の葉の部分はざく切りにして、芯の硬い部分はそぎ切りにしておく。にんにくはすりおろしておく。鍋に湯を沸かして、豚肉を入れて白菜も加える。食材に火が通ってきたら、にんにくとコンソメを入れる。塩コショウで味を調えたら、完成である。
ほかにおすすめの食材
キノコ類やたまねぎやセロリなどでも、美味しく作れるのでおすすめしたい。また、卵でとじるとまろやかさがアップするので、試してみてもらいたい。
3. 素材の旨味がギュッと出る!白菜と豚肉の塩スープ
素材本来の味を活かした、シンプルな「塩スープ」の作り方を紹介していく。
「白菜と豚肉の塩スープ」の作り方
<材料>
白菜、豚肉、塩、酒、鶏ガラスープの素
<作り方>
白菜の葉の部分はざく切りにして、芯の硬い部分はそぎ切りにしておく。鍋に水と酒を入れて沸騰したら、豚肉を入れて白菜も加える。食材に火が通ってきたら、塩と鶏ガラスープの素を加えて味を調えて完成である。
調理のポイント
素材本来の味を活かしていくために、鶏ガラスープの素はあくまでも塩に対してのフォロー程度に考えて、最小限に留めておく。また、白菜からは水分が出てくるので、最初の水と酒は少なめでよいだろう。
4. ほっこりポカポカ!白菜と豚肉の味噌胡麻ミルクスープ
寒い季節におすすめしたい、「味噌胡麻ミルクスープ」を紹介していく。心も身体も、きっとほっこりポカポカになれる一品である。
「味噌胡麻ミルクスープ」の作り方
<材料>
豚肉、野菜類(白菜、じゃがいも、にんじん、たまねぎなど)、サラダ油、和風出汁の素、鶏ガラスープの素、味噌、牛乳、ブラックペッパー、白ゴマ
<作り方>
野菜量は適当な大きさに切っておく。じゃがいもやにんじんなどの根菜類は、電子レンジで少し加熱しておくと、スムーズに進められるであろう。フライパンにサラダ油をひいて、材料を炒める。水と和風出汁の素と鶏ガラスープの素を入れて、煮ていく。沸騰したら、味噌と牛乳を入れる。ブラックペッパーで味を調整して、白ゴマをふりかけたら完成。
上記の食材以外には、キノコ類もおすすめである。
上記の食材以外には、キノコ類もおすすめである。
結論
白菜と豚肉を使ったスープを紹介した。普段は後回しにされがちのスープだが、少し興味をもってもらえたら幸いである。食卓にスープが加わることで、いつものごはんが少し華やかになる。そんなことを感じてもらいたい。とくに寒い季節には温かいスープがあることで、ホッとできるのではないだろうか。
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