1. ししゃもの燻製ってつくれるの?用意するものとは?

生で販売されているものを購入して焼いて食べることの多いししゃも。燻製にすると見とれてしまうほど黄金色に輝き、食欲をそそる一品に。ではししゃもの燻製作りに必要な材料や器具とは? 基本的に燻製は木片を熱し、出た煙を食材にまとわせて作る。煙に含まれる成分により、保存性が高まったり風味がよくなったりする。
ししゃものみならず燻製を作るには、市販の「スモーカー」という専用の装置を使用するのが一般的だ。しかし食材に煙をかけるだけなので、身近にある物を使って作ることもできる。煙を出すために「チップ」という細かい木片を使用することが多い。また、木くずをかためた大きな蚊取り線香に似た「スモークウッド」というものが販売されており、端っこに着火するだけで勝手に煙を吐き続けてくれる。
スモークウッドは保存も効くため、数本購入しておくと、いつでも気軽にししゃもの燻製作りを楽しむことができるだろう。今回は、ダンボール&スモークウッドを使用した、ししゃもの燻製の作り方を紹介しよう。
2. ししゃもの燻製をつくろう!作り方を解説!

ししゃもの燻製の作り方について解説しよう。燻製作りに必要なものは、ダンボール・金網・スモークウッド・皿・棒・ししゃもだ。ここで紹介するのは、ししゃもの下ごしらえなしで作る方法だ。まずダンボールに棒を通す穴を開ける。そこに菜箸のような棒を通して金網をのせ、ししゃもを並べる。ししゃも同士がふれ合ったり重なったりすると、重なる部分に煙が当たらないため、注意して並べるように。スモークウッドは適当な長さに切り、アルミホイルで覆った皿にのせて着火する。
スモークウッドの上にダンボールをかぶせたら、ふたを閉めてガムテープで固定する。煙の出方や燃焼しているかを確認するために、煙が漏れるくらいの小さなすき間を開けておくこと。
ふたのすき間からどんどん煙が漏れ始めると、いい香りが漂い出すので、このまま1~2時間ほど待てばよい。ししゃもが黄金色に色付き、美味しそうな香りが立てば、ししゃもの燻製の完成だ。しばらく冷まし、香りが落ち着けば食べごろになる。
3. ししゃもの燻製は最高のおつまみ!おすすめ商品を紹介!

最後にネットで手軽に買えるししゃもの燻製を紹介しよう。
吉粋(きっすい)「ししゃもの燻製」
特徴はじっくりと時間をかけて燻製されており、香ばしい風味と深い旨さに仕上がっているところだ。骨まで味わえるよう、やわらかく仕上げてあるのも特徴のひとつ。噛むほどに味わいが深まり、酒の肴や小腹が空いたときのおやつにおすすめの一品だ。
久世福商店「ししゃも燻製」
ししゃもを燻製し、やわらかに仕上げた一品だ。未開封の状態で、日持ち期間は製造日から120日ほど。甘塩辛な味付けで燻製の香りがくせになる美味しさだ。残すところなく、まるごと味わえるのも特徴のひとつといえる。
北海道グルメマート「帆立干し貝柱&ししゃも燻製セット」
釧路産の本ししゃものオスのみを使い、特製の燻製液に漬けて、燻製風味に仕上げた一品だ。脂がのっておりコクもあり、サッと火であぶると香ばしさが引き立ち、よりやわらかで食べやすくなる。帆立干し貝柱とセットで味わえるのも魅力といえるだろう。
結論
ししゃもの燻製作りに必要なものや、作り方、ネットで購入できる商品を紹介した。ししゃも=燻製というイメージがあまりないという人もいるだろう。いつもとは違うししゃも料理を味わいたいときに、燻製を作ってみてはいかがだろうか。
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