ポタージュの作り方を紹介！野菜とスープの素と水分があればできる？

食材の旨みを存分に堪能できるポタージュスープ。かぼちゃ・枝豆・にんじんを使用して作ると見た目もオシャレで、お祝いの日のメニューにもおすすめだ。ミキサーやブレンダー、フードプロセッサーのような器具を使用する作り方もあるが、ミキサーなしで簡単に作れる方法もある。ポタージュを作ると聞くと、いろいろな材料を用意しなければいけないと思いがちだ。しかし野菜とスープの素、水分の3つがあれば、自宅でも簡単にポタージュスープが作れる。

ここではミキサーなしのかぼちゃのポタージュの作り方を紹介しよう。用意するのは、玉ねぎ・かぼちゃ・顆粒スープの素・牛乳・バター・ローリエ・塩・こしょうだ。玉ねぎはすりおろし、かぼちゃは種と皮を取り除き薄切りにする。鍋にバターを入れて中火で熱し、玉ねぎとかぼちゃを加えて塩をふって炒める。

野菜がしんなりとしたら、水と顆粒スープの素、ローリエを加える。ふたをして沸騰したら弱火にし加熱する。かぼちゃが煮崩れたら、ローリエを取り出して木べらでかぼちゃを潰す。牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えたらかぼちゃのポタージュの完成だ。温かいままはもちろん、暑いときは冷やして飲むのもおすすめ。

次にミキサーを使用した、きのこのポタージュの作り方を紹介しよう。ミキサーがあれば、作り方がシンプルになるので、初心者でも挑戦しやすい。きのこの旨みが凝縮したやさしい味のポタージュで、そのまま飲むのはもちろん、パンに付けて食べても美味しい。用意するのは、しめじ・しいたけ・ホワイトマッシュルーム・玉ねぎ・じゃがいも・水・牛乳・コンソメ顆粒・有塩バターだ。

しめじは石づきを切ってほぐし、しいたけは軸を取って薄切りに、ホワイトマッシュルームも薄切りにする。玉ねぎは薄切りにし、じゃがいもは皮をむき、芽があれば取って薄切りにする。鍋に有塩バターを入れて中火で溶かし、しめじ・しいたけ・ホワイトマッシュルーム・玉ねぎ・じゃがいも・水を加えて10〜15分ほど、やわらかくなるまで煮込む。

火からおろし粗熱が取れたらミキサーに移し、なめらかになるまで撹拌する。再び鍋に戻し入れて牛乳とコンソメを加え、中火で沸騰する直前まで温めて火を止める。あとは器に注ぎ、好みでクルトンやパセリを散らせば、きのこのポタージュの完成だ。じゃがいもがベースの濃厚なポタージュで、ほんのりとしたバターの風味も感じられ美味しい。

最後にハンドブレンダーを使用した枝豆のポタージュの作り方を紹介しよう。温かいポタージュも美味しいが、ここでは枝豆のやさしい香りを楽しめるクリーミーな冷製ポタージュの作り方を紹介する。用意するのは、枝豆・玉ねぎ・牛乳・水・固形コンソメ・万能ねぎだ。

玉ねぎはみじん切りにし、万能ねぎは小口切りにしておく。鍋に水を入れて湯を沸かし、塩を加えて枝豆をさやつきのまま茹でる。茹で上がったら冷水に取り色の劣化を防ぐ。次に鍋にさやから外して水気を切った枝豆と水、コンソメ、玉ねぎを入れて火にかける。コンソメが溶けたら火を止め、鍋にハンドブレンダーを入れて枝豆を粉砕する。ハンドブレンダーを持っていない人は、冷水に取ったあとに枝豆をさやから外し、裏ごししてペースト状にすればよい。

ボウルに粉砕したものをこしながら入れ、牛乳を加えて混ぜてから冷蔵庫で冷やす。あとは器に盛り付け、万能ねぎを散らせば枝豆の冷製ポタージュの完成だ。春先であれば枝豆の代わりにそら豆を使用したり、冬は白いんげんを使ったりして温かなポタージュで飲んでも美味しい。

口当たりなめらかなポタージュの作り方を紹介した。ミキサーやブレンダー、フードプロセッサーを使用するほか、なくてもポタージュを作れる。とくに寒い季節に恋しくなるポタージュを、いろいろな食材を使用して作ってみてはいかがだろうか。