1. たれが決め手のトンテキ!絶品だれの作り方

塩こしょうで下味を付けてから焼いた豚肉に、たっぷりのたれを絡めていただくのがトンテキの食べ方だ。トンテキに欠かせないたれは、ウスターソースをベースにして作られたものが定番である。そこで、まずは定番のたれの作り方を紹介する。
トンテキのたれの材料
ウスターソース(大さじ1)、醤油(大さじ1)、みりん(大さじ1)、砂糖(大さじ1)、ケチャップ(小さじ1)、料理酒(大さじ2)
たれの作り方
すべての材料を混ぜ合わせ、砂糖を溶かす。トンテキを焼いたフライパンに入れて煮詰め、みりんと料理酒のアルコールを飛ばせば完成。トンテキにたっぷりと絡めていただこう。
配合を好みで変えてもよい
調味料は基本の配合をベースに、好みで調整してもよい。砂糖を除いて甘さを抑えても美味しい。また、ウスターソースの代わりに中濃ソースを使ったり、オイスターソースを加えたりしてもよいだろう。すりおろしにんにくを加えるのもおすすめだ。
2. ごはんがすすむ旨いたれ!はちみつ醤油トンテキ

こってりとした甘めの味付けが好みな場合には、はちみつを使用したたれで食べるトンテキもぜひ試してほしい。作り方は簡単だが、豚肉によく合い濃厚な風味が食欲をそそる。
はちみつ醤油だれの作り方
はちみつ、酒、醤油を3:2:2で混ぜ合わせる。この基本のはちみつ醤油だれをベースに、しょうがやにんにくをすりおろして加えたり、酢や砂糖を追加したりしても美味しい。自分好みの味を見つけよう。
たれに漬け込んで焼いてもOK
トンテキを焼いてから、たれを加えて煮詰めながら豚肉に絡めるのが一般的な作り方だ。しかし、あらかじめ豚肉にたれをもみ込んでおいてから焼くのもおすすめ。豚肉をはちみつ醤油に漬けた状態で下味冷凍しておくと、焼いたときに味がしっかりとついて美味しい。
はちみつを使用したたれの注意点
はちみつには、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳未満の赤ちゃんには食べさせないよう注意喚起されている(※1)。ボツリヌス菌は加熱調理でも死滅しない可能性があるため、トンテキのたれもリスクが高い。はちみつをたれに使用する際には、乳児に食べさせないよう、細心の注意を払う必要がある。
3. おすすめのトンテキのたれ!市販の商品を紹介

トンテキのたれは簡単に手作りできるが、市販のものを使えばより気軽に楽しめる。自家製のたれとはひと味違う、プロの味で人気を集める商品を紹介しよう。
株式会社ダイショー「トンテキの素」
下味用の粉とトンテキソースがセットになっている。ウスターソースをベースに、砂糖や醤油、酢、にんにくなどに加え、野菜エキス、西洋なしとりんごの果汁、ローストオニオン、スパイスが含まれているため、風味豊かなトンテキを楽しむことができる。
モランボン株式会社「トンテキソース」
ウスターソースをベースに、玉ねぎやりんご、にんじんにチキンオイルやポークエキスを配合。さらに、ハヤシルウやケチャップ、マスタードなども加わり甘辛くごはんがすすむ味に仕上がっている。ローストガーリックの風味も特徴的な商品だ。
株式会社コーミ「四日市とんてきのたれ」「四日市とんてきソース」
トンテキの故郷、四日市市のある愛知県内で製造されているご当地たれ。いずれも、四日市とんてき協会認定の商品だ。
「四日市とんてきのたれ」は、ウスターソースベースのにんにくの効いた甘辛い味が特徴。「四日市とんてきソース」も同様の特徴をもつが、こちらは販売先限定商品となっている。
「四日市とんてきのたれ」は、ウスターソースベースのにんにくの効いた甘辛い味が特徴。「四日市とんてきソース」も同様の特徴をもつが、こちらは販売先限定商品となっている。
結論
トンテキは焼き具合ももちろん重要だが、たれが味の決め手となるため、調味料の配合などにこだわって納得できる味に仕上げたいところだ。手作りのたれだけでなく、市販の商品を活用するのもおすすめである。トンテキを最も美味しく食べられるような、自分好みの味を見つけてほしい。
(参考文献)
※ 厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」
※ 厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」
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