1. 簡単にできる!柿の切り方

まず、柿の簡単な切り方について見ていこう。
基本の切り方
柿を食べる際、くし形に切るのが一般的だ。種なしの品種ならとくに簡単で、食べやすい大きさに切るだけでよい。厚めに切ってもよいし、薄くスライスするのもおすすめだ。切った後にヘタの部分を取り除けば完成だ。固い柿なら形が崩れにくいため、とくに簡単だ。皮は包丁でさっとむける。ただし皮の下の部位は美味しいので、なるべく皮を薄くむきたい。
ピーラーを使えば簡単
柿の皮を薄くむきたいなら、ピーラーを使えば簡単だ。柿の皮はピーラーでむきやすい固さなので、手間をかけずに済む。美味しい部位を残すにはうってつけだ。柿を切らずにむくと、形がまるごと残る。そこから好きな形に切って楽しめる。ただし、柿が柔らかい場合には崩れやすいので、注意したい。柔らかい場合は、たとえば包丁でそっとむく、あるいは皮付きのまま切って食べる際に手で取り除く、などの選択肢もある。
スライスすれば干し柿を作りやすい
干し柿を作る際は、通常は時間をかけて干す必要がある。しかし、柿を薄くスライスしておけば、水分が抜けやすく、短時間で干し柿を作れる。試しに少量作りたいという人にもおすすめだ。
2. 種あり柿の場合:種に当たらない柿の切り方は?

種のある品種を切る場合、包丁が種に当たる可能性がある。柿の種は包丁で切れる程度に柔らかいとはいえ、包丁への負荷が気になる人もいるかもしれない。実は、種を避ける切り方がある。
底の十字に沿って切る
柿の底を見ると、十字の形をしたくぼみがある。このくぼみの延長線上には、種がないことがほとんどだ。したがって、十字に沿って包丁を入れ、4つに分ける方法なら、種を避けて切ることができる。熟して柔らかい場合には、包丁を押しつけすぎずに丁寧に切っていこう。
ヘタの切れめに沿って切るのもOK
また、柿を上から見ると、ヘタの切れめが十字状になっている。切れめに沿って包丁を入れれば、底の十字と同様に種を避けて切れる。ヘタがしっかり残っている場合にはおすすめの切り方だ。ただし、熟して柔らかいと底から切る以上に難しいかもしれない。状態に応じて切り方を選びたい。
3. オシャレに盛りつけ:柿の切り方

柿は料理の食材に使われることもある。その際、切り方次第でオシャレな見ために仕上げられる。また、普段柿を食べる際に気分転換に切り方を変えるのも面白い。ここでは、簡単にできるオシャレな切り方をいくつか見ていこう。
短冊切り
柿を薄くスライスしたあと、短冊状に切る。サラダなどに加えるのにちょうどよいほか、固めの柿の食感を楽しむのにもおすすめだ。ソースなどを絡めやすいので、味付けをして食べたい場合にも試したい。
さいの目切り
厚めにスライスした柿を、さらに縦と横に切ればさいの目状になる。ほかのフルーツなどと組み合わせて食べるのもよいし、ヨーグルトに入れるなどもおすすめだ。
皮を器にする
柿の上部を水平に切り、中身をくり抜けば、柿を器の代わりに使える。くりぬいた果肉を味付けして詰める、あるいはさいの目切りにして入れるなど、簡単にオシャレに仕上げられる。柔らかい柿だと皮が破れやすいので、固めのものを使うのが望ましい。
結論
柿はくし形切りやスライスして食べるのが基本だ。薄く切っておけば干し柿もすぐ作れる。種も簡単な方法でほぼ確実に避けられるので、種が気になる人は試していただきたい。さまざまな切り方を試し、柿を食材としても美味しく使っていただきたい。あわせて見ためも楽しめれば申し分ない。
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