1. トンテキは実は簡単に作れる!
自宅で作ると美味しくできるか不安という人もいるかもしれないが、トンテキは案外簡単な料理である。材料も作り方もいたってシンプルなため、献立のメインおかずにもおすすめだ。
トンテキはシンプルな時短料理
トンテキには、豚肉のロースか肩ロースの厚切りを使う。下味には塩こしょう、タレにもしょうゆやウスターソースなど一般的な調味料しか使用しない。そもそも用意するべき材料も少なく、どれも簡単に手に入るものばかりである。
また、簡単な下処理を済ませれば10分ほどでできてしまう。柔らかくするために酒や塩麹に漬け込む場合は寝かせる時間が必要だが、トンテキは時短料理といえるだろう。
また、簡単な下処理を済ませれば10分ほどでできてしまう。柔らかくするために酒や塩麹に漬け込む場合は寝かせる時間が必要だが、トンテキは時短料理といえるだろう。
難しい作業は一切なし
トンテキを作る際には、高度なテクニックなどは一切必要ない。基本的には簡単な下処理を行った豚肉を焼き、調味料を混ぜ合わせて加熱したタレをかけるだけだ。手の込んだ料理ではないため、料理に不慣れな人でも簡単に作ることができる。
コツをおさえれば簡単
トンテキは簡単な料理だが、その一方で肉が硬くなってしまうという失敗も見られる。そこで、柔らかく仕上げるために下処理をすることと、焼きすぎないよう火加減に気を付けながら焼くこと。この2点をおさえておけば、誰でも美味しいトンテキを作れる。
2. 簡単!基本のトンテキの作り方
では、簡単に作れるトンテキの調理工程を見ていこう。下処理、焼き方、タレの作り方の3工程に分けて基本のトンテキの作り方を紹介する。
豚肉の下処理
豚の厚切り肉を焼く前に、赤身と脂身との間にある筋を包丁で切る「筋切り」を行う。筋切りすることにより、肉が硬くなってしまうことや反り返りを防げる。基本的には、赤身と脂身の間に4~5ヶ所包丁を入れればOKだが、より柔らかくするには包丁の背で叩きながら全体的に筋切りをしてもよいだろう。筋切りをしたら塩こしょうをふって下味を付ける。
トンテキの焼き方
下処理を済ませたトンテキをそのまま焼いてもよいが、薄力粉を全体にまぶすと表面がコーティングされてより柔らかく仕上がる。焼く際の火加減は、中弱火に設定しよう。サラダ油をひいたフライパンで両面を3分ほど焼けば、余熱で中心部まで火が通る。トンテキは焼きすぎると硬くなってしまうため、高温で一気に加熱しないように気を付けよう。ちなみに、四日市トンテキは薄切りにんにくをソテーしてから豚肉を焼く。
タレの簡単な作り方
トンテキのタレは、醤油、みりん、ウスターソース、ケチャップ、おろしにんにくなどを好みの配合で混ぜ合わせれば、簡単に作れる。トンテキを焼いたフライパンに入れて煮詰めれば完成だ。
3. トンテキ風!豚こま肉で作ればもっと簡単
トンテキは簡単だが、豚ロースの厚切り肉を用意する必要があることや、下処理、焼き方のコツなどを考えると、気軽には作れないという人もいるかもしれない。そこでおすすめなのが、豚こま肉で作るトンテキ風の料理だ。
豚こまのトンテキ風のメリット
厚切り肉のように筋切りを行う必要がなく、柔らかくするための漬け込み時間などもカットできる。薄切り肉を塊にして焼くため、火が通りやすく焼き時間も短縮できる。
豚こま肉をトンテキの形にして焼く
豚こま肉をまとめてボウルなどに入れて、塩こしょうをふる。さらに全体に小麦粉をまぶし、塊を手でトンテキの形に成形しよう。フライパンで両面を焼けば、簡単にトンテキ風のおかずができる。基本の作り方と同様に、タレを絡めていただこう。小麦粉をまぶす際に溶き卵をもみ込むと、より柔らかな仕上がりになる。
結論
トンテキは非常にシンプルな料理のため、下処理や焼き方のコツさえおさえておけば簡単に作れる。厚切り肉がない場合は、豚こま肉を使ってトンテキ風にすることもできる。タレも、自宅にあるもので気軽に作れる。肉が食べたいときは、ぜひトンテキを献立に取り入れよう。
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