1. フライパンでOK!たこ焼き粉をお好み焼きやチヂミにアレンジ

たこ焼き粉は、コロコロとしたたこ焼き以外にもさまざまな料理にアレンジがきく万能な粉だ。たこがないときに、具なしたこ焼きにするわけにもいかない、そんなときに役立つアレンジ方法を紹介しよう。フライパンを使った同じ粉ものにアレンジする方法、フライパンは使わないが、意外なものにアレンジする方法とあるので要チェックだ。
お好み焼き
たこ焼き粉とお好み焼き粉は似たような原材料が入っているため、代用することができる。作り方や材料は、通常のお好み焼き粉を使う場合と基本的には同じだが、水の分量に気を付けてもらいたい。たこ焼き粉のパッケージに表記されているとおりに水を用意してしまうと、お好み焼きにしてはゆるい生地ができてしまう。少なめの水で作ってみて、好みの固さになるように調整しよう。
チヂミ
たこ焼き粉は、韓国版お好み焼きのようなチヂミにも大変身してくれる。こちらも、通常のチヂミと同じ作り方と材料でOKだ。たこ焼き粉と水をよく混ぜておき、切ったニラにニンジン、シーフードなどを投入しよくなじませる。フライパンに流し入れ、焼き色がついたらひっくり返し、全体をフライ返しでギューギューと押して焼こう。しっかりと焼けたら、一口サイズに切って完成だ。ポイントは、多めの油で表面をカリッと焼くことだ。
天ぷら
たこ焼きの粉は、実は天ぷら粉としても代用することができる。出汁の味が付いているので、味もしっかりとした天ぷらができるだろう。好みの具材を用意して、適量の水で溶いたたこ焼き粉を具材にまとわせて揚げるだけなので、通常の天ぷらと同じ工程だ。片栗粉を半量混ぜると、よりサクサクとした食感が出るので試してみてほしい。
2. たこ焼き粉をおやつのお菓子にアレンジ

たこ焼き粉は、アレンジをすればお菓子やおやつを作ることも可能だ。たこ焼き器でたこ焼きを焼いた延長で調理可能なアレンジ方法、フライパンやオーブンで作れるアレンジ方法を紹介しよう。
チョコナッツたこ焼き
たこ焼きを作ったあとの生地を使って、そのままたこ焼き器を使ってできるスイーツだ。たこ焼き器の穴の8分目まで生地を入れ、チョコレートとミックスナッツを入れたら、上から生地を足して穴の縁までたっぷり入れる。あとはたこ焼きを作る方法と同じだ。できたチョコナッツたこ焼きに、チョコペンでデコレーションしてもいいだろう。
たこ焼きクレープ
たこ焼きはコロコロ丸いものという概念を捨てて、クレープにすれば、見た目はスイーツのおやつたこ焼きができる。まず、たこ焼き粉と水、卵を混ぜて生地を作る。生地をフライパンに入れてクレープ生地のように薄く伸ばして焼く。キャベツ、たこをのせて生地を半分に折る。焼き目がついたらひっくり返し、キャベツがしんなりしたら完成だ。好みでソースやマヨネーズなどをかけて食べよう。
クラッカー
出汁の味がするたこ焼き粉と粉チーズを合わせたクラッカーは、子どもだけでなく大人のつまみにもなるアレンジ方法だ。たこ焼き粉、薄力粉、粉チーズ、塩を合わせて、サラダ油を加える。油がなじんできたら、水を加えてさらによくこね、ラップをして休ませよう。クッキングシートに生地をのせ、麺棒で均等に伸ばし、フォークで穴をあけ、包丁で好みのサイズにカットする。予熱しておいたオーブンに入れて焼けば完成だ。
3. たこ焼き粉のたこ焼き人気アレンジ

たこ焼きの楽しみのひとつでもある具材アレンジは、それぞれ好みのものがあるだろう。人気の具材はあるのか、美味しくするアレンジ方法などを紹介しよう。
たこ焼きの人気具材
たこ焼き粉を使って自宅でたこ焼きパーティー(タコパ)をするなら、タコ以外の具材も用意しておくとより楽しみながらたこ焼きを食べられる。人気があるのは、チーズや餅、キムチ、明太子、コーンなどだ。海老やホタテなどのたこと同じ海鮮類もよく合うのでおすすめである。具材単体でもいいが、たとえば明太子と餅、キムチとチーズなど、合う具材をコラボさせてもいいだろう。いろいろ試しながら、自分の中のベストワンを探ってみよう。
たこ焼きを美味しくするコツ
たこ焼き粉のパッケージに表記されているとおりに作っても、十分美味しいたこ焼きができるが、ひと手間を加えると家で作るたこ焼きがより美味しく仕上がる。ポイントは粉と水分の比率だ。粉の量を少なくしたほうがよりふわふわなたこ焼きになる。ただ、水を増やすだけだと味が薄くなってしまうので、出汁を使うのがよいだろう。
卵なしもアレンジのひとつ
たこ焼きの生地を作るときに必要なものといえば、たこ焼き粉、水、卵が思い浮かぶが、卵がなくてもたこ焼きを作ることができる。卵がなくても生地は固まるので、卵アレルギーの人も安心してたこ焼きを楽しむことができるだろう。卵を入れるとふわっと仕上がる特徴があるが、固めのたこ焼きが好きだという人は、卵なしで作ってみよう。
結論
たこ焼き粉はたこ焼きだけにとどまらず、アレンジをするといろいろな顔を見せてくれる万能な粉だということがわかっただろう。たこ焼き粉を違う料理に変身させたり、具材を変えてアレンジしたり、楽しみ方はさまざま。たこ焼き粉を常備させておけば、いろいろな料理にトライできるだろう。
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