このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
フランスパンの基本の作り方と時短方法を紹介!粉による違いはある?

フランスパンの基本の作り方と時短方法を紹介!粉による違いはある?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2021年2月28日

外はカリッ、中はもっちりという2つの異なる食感を楽しめるフランスパンの魅力は、具材を挟んだり、バターを塗ったり、砂糖をかけたりと、いろいろなアレンジができるところだ。一見、作るのが難しそうなフランスパンだが、家でも作れるのをご存知だろうか。フランスパンの作り方をマスターすれば、料理レベルがUPするはず。ということで、基本の作り方や、簡単に作れるコツなど、手作りフランスパンに関する知識を紹介しよう。

  

1. プロ顔負け!フランスパンの基本の作り方やコツ

最初にフランスパンの定義から確認していこう。

フランスパンの定義とは?

フランスパンというと、長い棒状のパンを思い浮かべる人がいるのではないだろうか。このフランスパン、実は、小麦粉、食塩、水、酵母のみで作られるパンの総称であり、私たちが思い浮かべる棒状タイプは、バゲット(またはパリジャン)と呼ばれるものである。
麦の穂の形をしたエピやドーム型のパン・ド・カンパーニュ、これらのパンは使われている材料の分類上、「フランスパン」となる。

フランスパンの基本の作り方

フランスパンの基本の作り方さえマスターすれば、自宅で焼き立ての美味しいフランスパンをいつでも食べられる。プロのように見た目よく、美味しいフランスパンを作るコツは、生地を何度も触りすぎないことや、モルトシロップを使うことだ。
モルトシロップとは、麦芽糖と酵素が入ったシロップ。これをフランスパンに使うと、焼き色、色ツヤ、風味がよくなりプロ顔負けのできばえになる。
フランスパンの作り方の基本(バゲットの場合)は、まず、フランスパンを作る材料とモルトシロップを混ぜ合わせ、ツヤが出るまで捏ねる。次に、室温で7~10時間程度発酵させよう(一次発酵)。3倍程度に膨らんだら、2分割にし、ベンチタイムやガス抜きをして成型する(二次発酵)。二次発酵が終われば、バゲット特有の切れ目を表面に入れ、オーブンで焼けば完成だ。
パン作り初心者にとっては、ハードルが高い印象のあるフランスパンだが、基本の作り方をマスターして挑戦してみよう。

2. ホームベーカリーで簡単フランスパンの作り方

ホームベーカリーがあれば、フランスパンを手軽に家で楽しむことができる。ここではホームベーカリーを使ったフランスパンの作り方を紹介しよう。

ホームベーカリーでより手軽なフランスパン作り

自宅にホームベーカリーがあれば、時間のかかる生地作りを任せられる。フランスパンの基本の作り方の、最初のステップを飛ばせるので、調理時間を短縮できるだろう。ホームベーカリーで、パン作りをする際に注意してほしいのが、必要なとき以外はふたを開けないことだ。とくに発酵、焼きの表示が出ている場合は、要注意である。これが、美味しいパンを作るコツだ。

オート機能を使えばより簡単にフランスパン作りが可能

フランスパンを自動でつくる「オート機能」が搭載されているホームベーカリーがあるなら、ぜひオートモードでフランスパンを作ってみてほしい。
オートパンモードによるフランスパン作りは、材料を入れてモードを選ぶだけなので非常に簡単だ。ホームベーカリーやパン作りに慣れていない人は、まずはこちらの方法で、フランスパンを作ってみてもいいだろう。またフランスパンの形に成型する自信がないという人は、食パン型で焼き上げるフランスパンのような硬い食感のパンを作ってみてはどうだろうか。

3. 強力粉?リスドォル?粉によるフランスパンの作り方の違い

ここでパンの硬さに影響を及ぼす粉について知識を深めていこう。パンの硬さを決めるのはグルテンの含有量である。小麦粉に含まれるタンパク質と水が結合してできるグルテンは、イーストから出る炭酸ガスを覆うことでパンは膨らむ。そのため、タンパク含有量の多い粉のほうがソフトなパンに、少ないほうがハードなパンに向いている。
小麦粉には、強力粉、準強力粉、薄力粉、米粉、全粒粉など、さまざまな種類があるが、一般的にパン作りでよく使われるのは、強力粉だ。その中でもフランスパンのようなハード系のパンに向いているのは、準強力粉(中力粉)やリスドォルと呼ばれるフランスパン専用の小麦粉である。

準強力粉を使ったフランスパンの作り方ポイント

フランスパンの作り方は、どの粉を選ぶかが、味や食感の違いを決めるうえで重要になる。準強力粉は種類が豊富なので、どんなフランスパンを作りたいかによって種類を決めよう。
芳醇な香りともっちりとした食感を楽しみたいなら、「メルベイユ」、あっさりでもっちりを好むなら、「オーベルジュ」、小麦本来の味と香ばしさを求めるなら「フランス」をおすすめする。

リスドォルを使ったフランスパンの作り方のポイント

ハードブレッド専用粉のリスドォルは、ベタつきが少なくほかの粉より比較的扱いやすいため、フランスパン作りが初めての人におすすめだ。外は香ばしくカリッ、中はしっとりのフランスパンが作りたいならこちらを選ぼう。
より甘みや旨みを追求するなら、長時間発酵するといい。フランスパンの作り方は、もちろん準強力粉もリスドォルも、ホームベーカリーを使ってOKだ。

結論

フランスパンを手作りすれば、食べたいときに焼き立ての絶品フランスパンを味わえる。ホームベーカリーがあれば、時間のかかる生地作りを任せられるので、さらに挑戦しやすくなるだろう。フランスパンの基本的な作り方をマスターして、自分好みのベストな味と食感を見つけてみよう。
この記事もcheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2021年2月28日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧