1. 山桃の食べ方:どんな味?

意外と知られていない山桃だが、食べ方を知る前にどんな味がするのかなどを知っておきたい。まずは山桃をどのような食べ方にするか決めるために、特徴を紹介したい。
山桃の旬は短い!
山桃は徳島県や、高知県がある四国を中心として栽培されている。兵庫県、岡山県でも若干の生産量があるが、ほかではビジネスとしては栽培されていない。とはいえ、山桃は関東や福井県より南西部に自生しているため、身近で見かけることもあるだろう。山桃の収穫時期は6月中旬~7月上旬頃まで。旬の時期が短いため早めに探して食べたい。
酸味があるのが特徴!
山桃の食べ方を調べてみると、味は甘酸っぱいことがわかる。酸味があるためジャムや酒などの食べ方で味わう人が多いのだ。桃という名前は付いているが、味はさくらんぼのほうが近いといえるだろう。
2. 山桃の食べ方:生ではどう食べる?

山桃を見つけたら、どのような食べ方をするのがよいのだろう。生では食べられるのだろうか。ここでは山桃の生での食べ方を紹介しよう。
冷やすのが美味しい食べ方
山桃を生で食べる際には、よく冷やして食べたい。実は山桃はその甘酸っぱさを味わうためにも、できれば生で食べるのが美味しい食べ方なのだ。まるごと口に入れたら、種の回りだけを歯で噛んで果肉をとって味わおう。
塩をかけるとつまみに!
山桃の生産地でもある高知県では、塩をかけた食べ方も人気がある。酒が好きな人は酒の肴として山桃がおすすめ。その甘酸っぱさと塩の味が絶妙なので、食べ方に悩んだら試してほしい。
保存には注意が必要!
山桃の食べ方で重要なのが保存方法だ。生の山桃は乾燥を避けるために、ジッパー付きのフリーズバッグを用意しよう。冷凍するときには山桃同士がくっつくのを防ぐために、水分はしっかり拭き取っておきたい。
3. 山桃の食べ方:シロップ漬けにする

山桃の食べ方で困ったらシロップ漬けにするのがおすすめだ。とくにたくさんの山桃をもらってどのように保存しようかと悩んだ場合、この食べ方にするといろいろな料理に使うことができる。ここではシロップ漬けの方法を紹介していこう。
山桃のシロップ漬けの作り方
山桃を手に入れたら、まずやってみたい食べ方がシロップ漬け。山桃をキレイに水洗いして水分をよく切ろう。耐熱容器を用意したら山桃、水、グラニュー糖、ハチミツを入れよう。電子レンジで加熱をしたら一度取り出して、次に上下の山桃の位置を変えてさらに同じ時間加熱。これでできあがりだ。
レモンを入れるのも美味しい食べ方
山桃のシロップ漬けを作る際に、レモンスライスを一緒に入れておくとさっぱりした甘さを楽しめる。また保存するための瓶もしっかり煮沸して消毒しておくことが、山桃の食べ方で大事なポイントだ。
4. 山桃の食べ方:ジャムにする

山桃はジャムにするのも美味しく、朝食時のパンと合わせて楽しめる食べ方だ。山桃を初めて手に入れた人は、ジャムにするのも大変そうだと思いがち。しかし山桃はジャムに向いているため、食べ方に困ったときや、料理が得意ではない人も挑戦しやすい。ここでは山桃のジャムの作り方を紹介していこう。
ジャムは意外にも簡単な食べ方!
山桃を塩水で洗ったら、沸騰した湯に入れて実を柔らかくしたい。裏ごしできそうな柔らかさになったら取り出し、ザルでこしていく。裏ごしした山桃の果実を鍋に入れ、砂糖と一緒に煮込んでいこう。最初は少しずつ入れ、沸騰し始めたら一気に砂糖を入れ溶かしていく。アク取りをしながら煮詰め、殺菌した瓶に入れてふたを軽く締めて蒸し器に入れよう。このとき加熱することで脱気できるのだ。粗熱をとり、その後冷蔵庫に入れた食べ方をおすすめする。
結論
ここでは山桃とはどんな味わいなのかを説明しながら、シロップ漬け、ジャムなど、おすすめの食べ方を提案してきた。山桃は甘酸っぱくジャムなどにしやすい。多めに作って山桃の味わいを長く堪能してもらいたい。
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