1. 黒にんにくの上手な保存方法:冷暗所
黒にんにくは保存方法がいくつかあるが、そのなかのひとつに常温保存がある。しかし常温で黒にんにくを保存したい際には、しっかり気を付けたいことがある。ここではその注意点を紹介しよう。
風通しをよくして高温多湿はNG!
黒にんにくは冷暗所で保存するのがよい。できるだけ風通しがよいところを選ぼう。さらに高温多湿で日差しが入るところはやめよう。朝と晩の温度差があるところも避けたい。冬場ならそのまま放っておいても大丈夫だと思いがちだが、冬は結露ができるためカビが生えやすくなるのだ。保存の適温は15~25℃である。室温に大きな差がある場合も気を付けたい。黒にんにくはもともと高温多湿の環境下で作るのだが、そのまま保存をしてしまうとカビが発生しやすくなる。
2. 黒にんにくの上手な保存方法:冷蔵庫
黒にんにくは冷蔵庫でも、もちろん保存がきく。それでは冷蔵庫で黒にんにくを保存をする際に気を付けたいこととはどんなことだろうか。ここではその保存に関する注意点を紹介したい。
黒にんにくは季節次第で冷蔵保存に!
常温保存でも可能だが、春や夏などの高温多湿になりやすい季節には、新聞紙に包んで冷蔵保存をするのがよいだろう。湿気がこもらないよう、できるだけ密閉容器は避けたい。新聞紙が湿気を吸ってくれるので、定期交換をするのがよいだろう。中身をバラバラにした黒にんにくは、水分が抜けるため固めの食感になりがち。まるごと保存するのがおすすめだ。大体冷蔵保管だと2~3ヶ月の間は保存できるだろう。しかしいくら冷蔵庫といっても、黒にんにくを長期保存をしている中では湿気によりかびることも。こまめに確認をすることが必須だ。
3. 黒にんにくの上手な保存方法:冷凍庫
黒にんにくを冷凍庫で保存するときには、どのようなことに注意をするべきなのだろうか。ここでは黒にんにくの冷凍庫での保存方法やコツをまとめよう。
一番正しい黒にんにくの保存方法
黒にんにくを冷凍保存するのが実はベスト。もともと水分を少なくして作られているので、ガリガリにならなくて済む。保存は密閉可能なジッパー付きのフリーズバッグなどがよいだろう。そのまま冷凍庫に入れるだけ。冷凍庫保存なら、1年ほど冷凍できるのだ。しかも冷凍庫に入れると、全体的に表面がパリッとして皮がむきやすくなるのもポイント。また、皮をむいてから冷凍してもよい。黒にんにくを凍らせても中身は柔らかいため、取り出したあともすぐに食べられるのも嬉しい。
4. 黒にんにくを保存容器に入れるときの注意点
黒にんにくは包んで常温保存
黒にんにくを常温保存するのなら、カビを防ぐために何かに包もう。キッチンペーパーや空き瓶、新聞紙などがおすすめ。ビニールはより湿気がたまりやすくなるので、使わないでほしい。湿気がたまるとベシャっとなる。上手に保存をすれば1~2ヶ月間も保存できる。
冷蔵保存の場合は容器の口に注意!
黒にんにくは冷蔵保存の場合も湿気に注意だ。中に湿気がこもるのはよくないので、保存容器の口はしばらく開けておくのがおすすめ。そうすると表面がパリっとなり水分が抜ける。カビ予防にもなるので試してほしい。
黒にんにくの冷凍保存はフリーズバッグ
柔らかいのが好みなら、ジッパー付きのフリーズバッグに入れて保存すると柔らかい黒にんにくを楽しめるだろう。黒にんにくは水分が少ないために、できあがりがパリパリになる。しかしフリーズバッグで保存すると柔らかめになるのだ。
結論
ここでは黒にんにくの保存方法を、常温・冷蔵・冷凍に分けて紹介してきた。黒にんにくは手作りをしている段階で水分が抜けている。しかし室温で湿気がたまることもあるため、常温保存するときにはとくにカビに気を付けたい。容器に入れるときの注意点を参考にして上手に保存してほしい。
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