1. のっけ弁当とは?

のっけ弁当とは、その名が示す通り、ごはんの上におかずがのっかっている、いわば丼のようなスタイルの弁当のこと。弁当箱にごはんを詰めたあとは、その上におかずをのせていけばよいので、仕切りやおかずカップは不要なのだ。
仕切りやおかずカップを使って、それぞれのおかずを詰めるという作業は、思いのほか手間がかかる。隙間などができてしまった際には、その隙間を埋めるためのおかずを考えるのに頭を悩ますこともあるだろう。のっけ弁当なら、それぞれのおかずを仕切りやおかずカップに詰めていく手間がかからず、隙間を埋めるために頭を悩ますこともない。
忙しい朝の弁当作りが、ラクになるのはもちろんのこと、見た目も華やかで美味しい弁当を作ることができると、ちょっとしたブームになっている。
2. のっけ弁当を上手に作るコツ

ごはんの上におかずをのっけるだけとはいえ、のっけ弁当を上手に作るためには、ちょっとしたコツが必要になる。コツとして以下のようなポイントをおさえておこう。
のせるおかずの水分に注意
おかずの水分が多いと、それだけ傷みやすくなるし、下のごはんがべちゃっとなってしまうので、上にのせるおかずは水分が出ないように工夫する必要がある。たとえば、煮物などをのせる場合は、よく煮詰めて汁気を十分に飛ばしておこう。
メインのおかずはセンターに
メインとなるおかずは、主菜としての存在感を際立たせるためにも、センターにくるようにのせるようにしよう。また、メインのおかずをセンターにのせることで、全体のバランスをとりやすくなる。
のせるおかずはカラフルに
のせるおかずは、カラフルになるように、「赤・黄・緑・黒・白」の5色を意識して食材を選ぶようにしよう。そうすることで、見た目が華やかになるだけでなく、自然と栄養バランスも整えることができる。
3. のっけ弁当をより楽に作るためのアイデア

ごはんの上におかずをのせるだけののっけ弁当は、通常の弁当を作るよりも、手間がかからなくなる分、ラクに作ることができる。そののっけ弁当をさらにラクに楽しく作るためのアイデアとして、作り置きのおかずを活用するという方法をおすすめしたい。
作り置きおかずを使えば、おかずを作る手間も省くことができる。作り置きのおかずは、主菜と副菜となるおかずをそれぞれ用意しておくようにしよう。手の空いたときなどに、手間のかかるおかずを作り置きしておけば、これまで忙しくて朝に作るのをパスしていたおかずを、のっけ弁当のおかずとしてのせることができる。
作り置きおかずを活用して、さらに手間が省けるので、その分、盛り付けのために時間を割くことができる。より美味しそうにより華やかに盛り付けられるように、あれこれと創意工夫することが、とても楽しい作業になることは、ほぼ間違いない。
結論
のっけ弁当がいったいどんなものなのか?のっけ弁当を上手に作るためのコツや、のっけ弁当を、よりラクにより楽しく作るアイデアについてお伝えした。白いごはんは、さしずめ、キャンパスで、あとは思い思いの絵を自由に描くように、オリジナル色豊かな、のっけ弁当をぜひ作ってみてほしい。
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