1. シンプル美味しい!白だしで白菜と豚肉のあっさり煮物

シンプルイズベスト!という言葉があるように、料理でも食材の味を活かしたシンプルな味付けが好まれたりする。ここでは控えめな味の白だしを使って、「白菜と豚肉のあっさり煮物」を作っていく。まずは、白だしについて紹介していこう。
白だしとは
白だしとは、昆布やかつお節からとった出汁に、薄口醤油、みりん、砂糖などを加えて作られた調味料である。色が薄い調味料という特徴があるので、素材の色を活かした調理が可能になる。
しかし、色が薄いから味も薄いというわけではない。味はとてもしっかりしていて、必要に応じて希釈するようにしていく。では、白だしを使った「白菜と豚肉のあっさり煮物」の作り方を紹介していく。
「白菜と豚肉のあっさり煮物」の作り方
材料
白菜(多め)、豚肉、白だし
この3つだけで美味しくできあがるのでおすすめしたい。
この3つだけで美味しくできあがるのでおすすめしたい。
作り方
白菜の葉の部分はざく切りにして、芯の硬い部分はそぎ切りにするとよい。豚肉も一口大に切っておく。鍋に白菜と豚肉と白だしを入れて、火にかけたらふたをしておく。しばらく煮ることで白菜から水分がしっかりと出てくるので、かき混ぜる。豚肉に火がとおり、白菜がしんなりとしたら完成となる。
調理のポイント
白菜は部位によって切り方を工夫
葉の部分はざく切りでも問題なく火が通るが、芯の部分は硬いのでそぎ切りにしておく。そぎ切りにすることで、少しでも火の通りを促し早めにしんなりするようにしていく。
無水調理
白だし以外に水分を加えずに、ほぼ無水で調理する。白菜からは水分がしっかりと出てくるので、それを予想しての無水調理になる。そのため、白菜の量を「多め」としている。
2. バラ肉でコクをプラス!白菜と豚肉のミルフィーユ煮物

名前がとてもかわいらしい「白菜と豚肉のミルフィーユ煮物」を紹介していく。ポイントは鍋への具材の詰め方なので、詳しく説明していく。まずは、ここで使用する豚バラ肉について紹介していく。
豚バラ肉とは
豚バラ肉とは豚の腹部の肉であり、たんぱく質と脂質を多く含んでいる。赤身と脂肪が交互に層になっていて「三枚肉」とも呼ばれたりしている。濃厚な旨みとコクが特徴的である。
注意点としては牛肉などと比較して日持ちしないので、購入したらなるべく早めに食べるように心掛けるようにする。
注意点としては牛肉などと比較して日持ちしないので、購入したらなるべく早めに食べるように心掛けるようにする。
「白菜と豚肉のミルフィーユ煮物」の作り方
材料
豚バラ肉、白菜、和風だしの素、酒、めんつゆ
作り方
白菜は1/4サイズに切ってから、1枚ずつはがしておく。まな板の上で白菜→豚バラ肉→白菜→豚バラ肉・・・の順番に重ねていく。重ねたものを5cm間隔程度に包丁で切り、切ったものを大きめの鍋に敷き詰めていく。
和風だしの素をふりかけて、酒と水を加えて火にかける。全体的にしっかりと火が通ったら完成。めんつゆを少しつけると、さらに美味しくなる。
調理のポイント
ミルフィーユ状に層を作りながら重ねる時に、豚バラ肉はしっかりと広げて重ねるようにする。豚バラ肉は本来は薄いのですぐに火が通るが、広げないまま重ねると火が通りにくくなってしまうためである。
3. クセになる味!?白菜と豚肉の煮物味噌バター味

味噌×バター味は絶品でクセになり、後引く味付けである。白菜と豚肉は調味料の味がなじみやすいので、美味しい一品が完成することであろう。まずは、味噌とバターの特徴を紹介していく。
味噌について
味噌は塩味、旨み、香りが期待できる調味料である。どの家にも置いてあることが多い、ポピュラーな調味料といえるだろう。
バターについて
バターの美味しさは、いうまでもなくコクがあることだろう。普段は冷蔵庫に保存するが、調理に使う少し前から使う分だけ冷蔵庫から出し常温にしておくことをおすすめする。そのほうが溶けやすく、調理がスムーズに進むためである。
「白菜と豚肉の煮物味噌バター味」の作りかた
材料
白菜、豚肉、ゴマ油、味噌、バター
作り方
白菜の葉の部分はざく切りにして、芯の硬い部分はそぎ切りにするとよい。豚肉も一口大に切っておく。鍋にゴマ油をひいて、豚肉を炒めて少し色が変わってきたら白菜も加え軽く炒める。水を加えて煮込んでから、味噌とバターを入れて味を調えたら完成。
調理のポイント
白菜は水分が出やすい食材なので、最初に軽く炒めておくようにすることで改善される。
結論
「白菜と豚肉の煮物」について紹介した。白菜は食材としては一見地味なイメージをもちがちだが、どんな調味料とも相性がよいということが大きな強みである。ぜひその強みを活かしてもらい、さまざまな調理に使用し食卓を盛り上げてもらいたい。
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