目次
1. かき揚げの基本の作り方

最初に玉ねぎや人参、三つ葉など、定番の具を使ったかき揚げの基本的な作り方を紹介しよう。
基本的なかき揚げの作り方
野菜をカットしたら衣にくぐらせ、お玉やクッキングシートなどを使って揚げ油の中に落としていく。衣を溶く水は冷水にし、混ぜすぎないように。サクサクしたかき揚げに仕上げるコツだ。具をバラバラにしないためお玉などで具をすくい、滑らせるように揚げ油に投入しよう。
クッキングシートに具をのせて、そのまま油の中に入れる方法もおすすめだ。その場合は、ある程度かき揚げが固まったところでクッキングシートを外そう。
具がバラバラにならないためのコツは「切り方」
かき揚げ作りで重要なポイントが具の切り方。大きさを揃えないと火の通りがバラバラになるため注意したい。たとえば玉ねぎと人参を使う場合、玉ねぎを薄切りにするなら人参も細切りにするなど、サイズ感を揃えることが大切だ。具が小さすぎると揚げている間にバラバラになるため、長さも均一にするとよい。
2. かき揚げの具材【定番の組み合わせ】

かき揚げの具ランキングに必ずといっていいほどランクインしている玉ねぎをはじめ、人参やごぼう、えびなど定番の具を使ったおすすめの組み合わせを紹介しよう。
桜えび×玉ねぎ×紅しょうが
火を通すことで甘みの増す玉ねぎと、香ばしい桜えびのかき揚げ。この2種類でも美味しいが、アクセントに紅しょうがをプラスするとより美味しい。どんな具とも相性がよい玉ねぎは、ほかの野菜をプラスしたり、桜えびを別の海鮮にしたりと組み合わせパターンが多い。
ごぼう×むきえび×三つ葉
かき揚げの具といえば、ごぼうは外せない。ささがきにしたりピーラーで薄く削いだりして火を通りやすくするのがポイントだ。揚げるとピンクになるむきえびや、三つ葉やネギなど緑色の具を加えると彩りもキレイになり、風味もプラスされるのでおすすめである。
3. かき揚げの具材【変わりダネ】

かき揚げの具の変わりダネも紹介しよう。
とうもろこし
生のとうもろこしを使ったかき揚げは、酒のあてにはもちろん、子どもも一緒に楽しめるのでおすすめだ。とうもろこしだけで作っても美味しいが、枝豆やいんげん、三つ葉など緑の野菜と組み合わせれば、彩りもよい一皿の完成である。
もずく
沖縄の定番料理、もずくのかき揚げはいかがだろう?とうもろこしと同じく、具はもずくだけでもよいし、玉ねぎや人参など定番野菜と組み合わせても美味しい。もずくは水分が多いので、水気をしっかり切ってから薄力粉をまぶすのがサクサクに仕上げるコツである。
チーズ
クリームチーズを使ったかき揚げも美味しいので試してみてほしい。組み合わせるならゴーヤやコーン、ズッキーニなど夏野菜がおすすめだ。味わいは異なるがプロセスチーズもかき揚げの具にぴったり。かにかまやアスパラと組み合わせれば、子どもも喜んで食べてくれるだろう。
4. かき揚げにおすすめの具材15選【ランキング】

最後に、かき揚げにおすすめの具をランキング形式で15種類紹介する。なお編集部独断なので、その点はご容赦賜りたい。
1.玉ねぎ
サクサクとした食感と甘みが特徴。ほかの具材との相性もよいかき揚げの定番だ。薄切りにすることで揚げた際に甘みが増し、ほかの具材との組み合わせてもその特徴を失わない。
2.えび
プリプリの食感と海の風味が魅力。色鮮やかで見た目にも美しいかき揚げになる。エビのサイズや種類によって異なる食感と味わいが楽しめる上、豪華な印象を与えてくれる。
3.さつまいも
ホクホクとした甘みが特徴。ほかの野菜と合わせると、食感のコントラストが楽しめる。揚げることで自然な甘さが引き立ち、子どもから大人まで幅広く愛される。
4.ごぼう
シャキシャキとした食感と独特の風味が魅力。かき揚げに深みを加える。薄切りにすることで香ばしさが増し、ほかの具材との相性も抜群だ。
5.にんじん
鮮やかな色と甘みが特徴。ほかの具材とのバランスもよく、細かく切ることでかき揚げに彩りが生まれる。食感のアクセントとしてもおすすめの具だ。
6.三つ葉
香り高い緑の葉がアクセント。風味豊かなかき揚げに仕上がる。独特の香りが料理に深みを与え、ほかの具材の味も引き立ててくれる。
7.春菊
独特の香りと苦味が特徴。ほかの具材と組み合わせることで味わい深いかき揚げになる。特有の風味が好みを分けるが、愛好家にはたまらない一品になるはずだ。
8.いか
もちもちとした食感と海の味わいが特徴。ほかの具材と合わせても存在感を発揮する。切り方によって異なる食感が楽しめるので、海鮮かき揚げの主役にもピッタリだ。
9.しいたけ
肉厚でジューシー、独特の風味が特徴。かき揚げに旨味をプラスしてくれる。深みのある味わいは、ほかの具材との相性もバッチリだ。
10.さやいんげん
シャキシャキとした食感と爽やかな味わいが特徴。彩りも鮮やか、とりわけ緑色が鮮やかなので見た目にも美しいかき揚げに仕上がる。
11.とうもろこし(コーン)
甘みとプチプチとした食感が楽しい。カラフルで子どもも喜ぶかき揚げになるだろう。甘みが強く、ほかの野菜との組み合わせ次第ではバランスのよい味わいに。
12.アスパラガス
歯ごたえがあり、緑の鮮やかさが特徴。栄養価も高くヘルシーなかき揚げになる。断面が美しく、食感と見た目の両方で楽しめる。
13.ちくわ
もちもちとした食感と独特の風味が魅力。ほかの具材との相性もよい。かき揚げに使うことで、海鮮とは異なる食感を楽しめる。
14.かぼちゃ
甘みと柔らかな食感が特徴。ほかの具材との相性もよく、季節感のあるかき揚げに仕上がりやすい。揚げることで甘みが増し、濃厚な味わいになる。
15.枝豆
鮮やかな緑色とほのかな甘みが特徴。彩り豊かで食感も楽しいかき揚げになる。塩味が加わることで、ほかの具材の味が引き立つ。
結論
かき揚げの具は玉ねぎや人参、ごぼうにエビなどが定番だが、旬の食材や冷蔵庫にあるものを自由に組み合わせて楽しむこともできる。1種類で作るのもよいし、数種類を組み合わせるのもよいだろう。とにかく自由なのでいろいろな具で試してみて、ぜひともオリジナルのかき揚げを作ってみてほしい。
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