1. 天ぷら粉でサクサクかき揚げの作り方

かき揚げは、天ぷら粉を使って簡単に作ることができる。まずは、天ぷら粉を使うとどのようなメリットがあるのかとレシピについて紹介する。
天ぷら粉を使うメリット
かき揚げを小麦粉で作ろうとすると、混ぜ方に気を付けたり小麦粉をふるって使ったりしなければいけないなどのさまざまな工程がある。しかし、天ぷら粉を使うことでその面倒な工程を省くことができるのだ。また、小麦粉でかき揚げを作るよりも天ぷら粉で作ったほうが、サクサクした食感が長持ちする。天ぷら粉を使えば、誰でも簡単に美味しいかき揚げを作ることができるのだ。
しらすと人参のかき揚げ
人参は千切り、玉ねぎは薄切りにしておく。ボウルにしらす・桜えび・切った野菜・天ぷら粉を入れて混ぜよう。別のボウルに天ぷら粉と水を混ぜ合わせ、そこに具材を加える。鍋の中で熱した油に、衣を混ぜた材料を箸と木べらで形を整えながらすべらせるように入れていく。表面が固まったら裏返して、ほんのりと色付きカラッとするまで揚げると完成だ。
春菊とえびのかき揚げ
ボウルに天ぷら粉と水を入れてよく混ぜ、その中にむきえびと春菊を加え混ぜ合わせる。熱した油に具材を適量すくって入れ、揚げていこう。好みでめんつゆを付けて食べるのもおすすめだ。
2. かき揚げを作るときの天ぷら粉の分量は?

次に、かき揚げを作るときの天ぷら粉と水の分量を見ていこう。
野菜のかき揚げ2人分
野菜のかき揚げを2つ分作ろうとすると、たとえばむきえび4尾・そら豆30g・ごぼう20g・人参20gの具材の量で天ぷら粉20gと水22ccくらいの割合で作るとよい。
魚のかき揚げ4人分
魚のアジでかき揚げを作るとすれば、アジ300gに対して天ぷら粉100gと水150ccくらいの割合がおすすめだ。
かき揚げを一気にたくさん作るとき
野菜600g分のかき揚げを作るとすると、天ぷら粉240gと水300ccくらいの割合で作るとよいだろう。野菜に対して天ぷら粉40%、水50%の量で作ると美味しく仕上がる。
3. 天ぷら粉でかき揚げを作るときのコツは?

天ぷら粉で簡単にかき揚げを作るときに、いくつかのコツをおさえておけばより美味しくできあがる。そこでここでは、そのコツについて紹介していこう。
衣には冷水を使う
天ぷら粉は、グルテンが形成されるとカラッと揚げることができなくなってしまう。そんなグルテンは、低温で混ぜることによって形成を抑えることができるので、天ぷら粉を水と混ぜるときは冷水や氷水を使おう。
食材の水分をしっかりと拭き取る
水洗いした食材や水気の多い食材は、キッチンペーパーなどでしっかりと水分を拭き取っておくことが、カラッと仕上げるための大切なポイントとなる。水分を拭き取っておくと油跳ね防止にもなるだろう。
食材に打ち粉をまぶす
かき揚げの食材に、先に打ち粉をまぶしてから水を加えよう。そうすると、揚げている最中に衣がはがれ落ちることなく、具材がバラバラになるのを防げるのだ。さらに、衣を薄くサクサクに揚げることができる。
160~170℃の温度で揚げる
かき揚げは揚げる温度が高すぎると、焦げやすくバラバラになりやすい。160~170℃で揚げるのが適温だ。
4. 天ぷら粉なしでのかき揚げの作り方

かき揚げを作ろうと思ったときに、手元に天ぷら粉がないということもあるだろう。そんなときのために、天ぷら粉なしで作るかき揚げの作り方を紹介する。
天ぷら粉を小麦粉と片栗粉で代用
ボウルに卵と水を入れてかき混ぜる。その中に小麦粉と片栗粉を、ふるいにかけながら加え再度かき混ぜよう。このときに少し小麦粉のダマが残る程度にしておくことが、かき揚げをサクサクに仕上げるポイントだ。
天ぷら粉を小麦粉で代用
天ぷら粉を作る前に、材料をすべて冷蔵庫で冷やしておく。ボウルに卵と冷水を入れてよくかき混ぜる。そのときにできる泡はおたまなどですくい出しておこう。ボウルに小麦粉を加え、箸でつつくようにして混ぜ合わせる。小麦粉のダマが、少し残るくらいになったら衣の完成だ。
天ぷら粉をマヨネーズと小麦粉で代用
ボウルにマヨネーズを入れて、冷水を少しずつ加えながらよく混ぜる。そこに、小麦粉を入れ少し粉が残る程度までさっくりと混ぜよう。マヨネーズを加えるとサクサクに仕上がるので試してみてほしい。
結論
かき揚げは、好みの具材や冷蔵庫に余っている野菜などで作ることができ、いろいろなアレンジの効く一品だ。さらに天ぷら粉を使って作ることにより、自宅でも簡単に美味しく楽しむことができるだろう。メインのおかずとしても、何か一品足したいというときにも最適なので、今回紹介した内容を参考にし、かき揚げ作りにぜひチャレンジしてみてほしい。
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