1. 基本のカップケーキの作り方
カップケーキはいろいろなアレンジができるのだが、まずは基本の作り方を確認しておこう。基本の作り方をマスターすればオリジナルのアレンジに挑戦することもできる。
カップケーキ作りに必要な材料は?
ホールケーキを作るときと必要な材料は変わらない。卵と砂糖、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、バターを使って作る。ちなみに、薄力粉とベーキングパウダーはホットケーキミックスで、バターはサラダ油で代用できる。薄力粉を使う場合は、ダマにならないようにふるっておかなければならないが、面倒であればホットケーキミックスを使おう。
カップケーキの作り方
まず薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておき、バターは湯せんして溶かしておく。オーブンは180℃に予熱しておこう。ボウルに卵を割り入れたら砂糖を加え、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせる。砂糖が溶けたら牛乳を加えてさらに混ぜる。泡立て器をゴムベラに持ち替えたら、ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加えてサックリと混ぜ合わせる。
粉っぽさがなくなったら溶かしたバターを加えて混ぜる。これで生地は完成だ。カップケーキの型に生地を流し入れたら、180℃に予熱しておいたオーブンで15~20分焼く。カップケーキの大きさによって加熱時間は変わるため、竹串を刺して中まで焼けているか確認しよう。十分に火が通っていたら完成だ。
2. 子どもと一緒に作る!デコレーションカップケーキの作り方
カップケーキはそのままでも十分に美味しいが、見た目が少し寂しい。カップケーキの醍醐味は1個ずついろいろなデコレーションができることだ。ここでは子どもと一緒にできる簡単デコレーションを紹介する。子どもがプレゼントで悩んでいるときにぜひ活用してほしい。
定番のバタークリーム
カップケーキのデコレーションでよく使われるのがバタークリームだ。バタークリームは食用色素で色付けすればカラフルにすることができる。バタークリームの作り方はいろいろあるが、基本の材料となるのは卵白と砂糖、バターの3つだ。卵白と砂糖を混ぜ合わせて泡立てメレンゲを作り、そこにバターを加えて混ぜればバタークリームの完成だ。色や口金を変えれば花や星などいろいろな形を作ることができる。
アイシングもおすすめ
バタークリームは立体的なデコレーションができるが、細かいデコレーションをしたい場合はアイシングがおすすめだ。バタークリームと比べて形が崩れにくいというメリットもある。粉糖と卵白、レモン汁を混ぜ合わせて作るのだが、食用色素を使えば簡単に色を変えることができる。細く絞り出したいときはオーブンシートを丸めて使おう。
マシュマロやカラースプレーも活用してみよう
バタークリームやアイシングだけでなく、市販のマシュマロやカラースプレーも活用してみよう。マシュマロをカップケーキの表面にのせ、カラースプレーでデコレーションするだけでもかわいらしい。また、マシュマロやクッキーを上手に活用するとカップケーキを動物の形にアレンジすることもできる。たとえばクッキーを耳にし、アイシングで目や口を描けばクマの顔になる。
3. みんな大好き!チョコチップカップケーキの作り方
プレゼント用に作るとき以外はカップケーキをデコレーションすることは少ないかもしれない。しかし、普段のおやつとしてカップケーキを食べるとしても同じ味では飽きてしまう。そんなときはひと工夫してチョコチップカップケーキを作ってみよう。基本の作り方とほとんど変わらないため手軽に作ることができる。
チョコチップはどのタイミングで入れる?
カップケーキの作り方自体は変わらないが、問題はチョコチップを入れるタイミングだ。結論からいってしまうと、生地を混ぜ合わせるときにチョコチップも一緒に混ぜ合わせて構わない。生地と混ぜ合わせることで中にもチョコチップが均一に入るため食べている最中にも楽しむことができる。また、カップケーキの表面にもいくつかチョコチップが見えるので、見た目もかわいらしくなる。チョコチップの存在感を出したいときは、カップに生地を流し入れたあとで表面にチョコチップを散らそう。
チョコチップがないときは?
チョコチップカップケーキはチョコチップを使って作るが、ない場合は板チョコで代用することができる。ポイントは板チョコを細かく刻むことだ。ただし細かすぎるとチョコチップのように見えなくなってしまうので5mm角くらいを目安にしよう。ミルクチョコレート以外にビターチョコやホワイトチョコを使ってアレンジするのも面白い。
結論
カップケーキ作りに必要な材料は卵と砂糖、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、バターの6つだ。粉類をふるっておくなど下準備は必要だが、材料を順番に混ぜ合わせるだけで生地は作れる。あとはオーブンで焼けばカップケーキは完成だ。バタークリームやアイシング、市販のマシュマロなどを使えばかわいらしくデコレーションすることができる。子どもと一緒にデコレーションしてオリジナルのカップケーキを作ってみよう。
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