1. 柿の種チョコレートとは

柿の種チョコレートとは、その名が示す通り、米菓の柿の種とチョコレートをドッキングさせたお菓子。チョコレートが柿の種にコーティングされているタイプやチョコレートに砕いた柿の種を混ぜてあるタイプなどがある。
柿の種のピリ辛味と、チョコレートの甘さが絶妙にマッチして、一度食べたらやみつきになる美味しさ。数ある米菓子あるいはチョコレート菓子の中でも、高い人気を誇っている。
柿の種チョコレートは、数多くのメーカーからさまざまな種類のものが販売されている。そのため、一言で柿の種チョコレートといっても、各メーカーや種類によって、味わいや食感などが異なっている。それぞれのメーカーの柿の種チョコレートを食べ比べて楽しんでいるマニアも多いようだ。
そんな大人気の柿の種チョコレートであるが、初めて登場した頃は、世間の反応は冷たかったようだ。柿の種チョコレートが登場した頃のことについてこれから一緒に見ていこう。
2. 柿の種チョコレートが登場した頃のこと

柿の種チョコレートが、初めて市場に登場したのは、1994年のこと。柿の種の元祖である浪花屋製菓から販売されたようだ。すなわち、柿の種チョコレートも元祖は、浪花屋製菓ということになる。
商品化に踏み切ったきっかけは、「柿の種とチョコレートは相性がよいので、一緒にして商品にしてみたら」という主旨の商談担当者の一言だったようだ。ならばそうしようと、商品化に向けた取り組みがスタートした。しかし、商品化に至るまでは、試行錯誤の連続で、納得のいく商品になるまでには、それ相応の苦労があったようだ。
そんな苦労の末にようやく納得のいくできばえの商品を作ることに成功し、「柿チョコスイート」という名で販売されることになった。しかし、販売当初は、摩訶不思議な食べ物という印象を与え、見向きもされなかったようだ。その後、女性ファッション誌に取り上げられたのを機に、徐々に人気を獲得していくこととなった。
そしていまでは、人気定番商品となり、亀田製菓やブルボン、フルタなど有名な菓子メーカーをはじめ、数多くのメーカーから、さまざまなタイプの柿の種チョコレートが販売されることになっている。
3. 柿の種×チョコレートのアレンジは自由自在

柿の種とチョコレートを用意すれば、さまざまなアレンジでオリジナルの柿の種チョコレートを作ることができる。
たとえば、好みのチョコレートを湯煎で溶かし、その中に、砕いた柿の種を入れて、適度な大きさに分け、冷蔵庫で冷やして固めれば、クランチタイプの柿の種チョコレートができる。チョコレートを冷やして固める際に、ラップなどを使い自由自在に形を作ってから冷やすというのもアイデアとしておさえておこう。
柿の種と一緒に、マシュマロやレーズンなどほかの好みの食材を加えて固めてもOK。通常のチョコレートの代わりに、ホワイトチョコやストロベリーチョコなどを使っても楽しい。
このように組み合わせる食材と、どんな形にするかを考えるだけでも、それこそアレンジは無限に出てくるはず。
結論
柿の種チョコレートの登場の頃のことや、柿の種とチョコレートを使ってできるアレンジのアイデアについてお伝えした。これを機にぜひ、柿の種とチョコレートを使ったアレンジに、ぜひ、チャレンジして、世界に1つだけの柿の種チョコレートを作ってみてほしい。
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