バターケーキについて知ろう！基本からおすすめの市販品まで紹介

バターケーキとパウンドケーキは違うものなのか？詳しく解説していくので、ぜひ知ってもらいたい。

バターケーキはクリームと合わせて混ぜることはほとんどなく、どちらかというと生地本来の持ち味を楽しむ菓子だ。バターケーキの基本的な材料は、バター、砂糖、小麦粉、卵の４つである。4つの材料を同量で合わせるのが基本の配合だ。また、パウンドケーキの定義もバターケーキと同じだ。バター、砂糖、小麦粉、卵の４つの材料を同量（1ポンド）で配合して作ることが由来となっている。洋菓子のなかでは、パウンドケーキやフルーツケーキといったものの総称が、バターケーキと呼ばれているようだ。

バタークリームケーキとは、生クリームではなくバタークリームでデコレーションするケーキのこと。見た目はホールケーキに似ており、パウンドケーキやバターケーキとは大きく異なる。バタークリームの滑らかな口溶けや美味しさは、砂糖や水分の量によって変わってくる。かつてのバタークリームは、バターに対して砂糖が多く入っていた。そのため甘すぎてまずいという声もあったが、いまでは適量に留められているのが一般的なようだ。

バターケーキの基本的な作り方や、みんなが大好きなアレンジを紹介していく。

無塩バターは室温に戻しておく。卵は室温に戻してから、割りほぐして溶いておく。オーブンは180℃に設定して予熱しておく。ボウルにバターを入れて泡立て器で滑らかになるまで混ぜて、さらに砂糖を加えて混ぜ合わせる。次に、溶き卵を加える。分離防止のために、3回に分けて入れ、その都度よく混ぜ合わせよう。薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加えていき、ゴムベラでさっくりと混ぜる。粉類を加えてからは、混ぜすぎないように気をつけ、ゴムベラで切るように混ぜていくのがコツだ。できあがった生地を型に流して、トントンと落としながら空気を抜いておく。オーブンの予熱が完了したら、型を入れて焼いていく。焼けたら網に乗せてさまし、完成となる。完成したバターケーキは、型から取り出してラップに包み一晩置くことで、しっとりと美味しく仕上がる。

ナッツやバナナを加えると食感が変わり、楽しく食べごたえのあるバターケーキになるだろう。チョコレートやココアパウダーを加えると、チョコレート好きにはたまらない美味しさである。子どもも喜ぶバターケーキになるだろう。一方、紅茶の茶葉を利用すると、少し大人向けのバターケーキができあがる。さわやかでさっぱりとしたバターケーキが食べたいときには、レモン汁とレモンの皮を加えるのがおすすめだ。また、マーマレードを加えることで、美味しさはもちろんのことずっしり感が増す。食べごたえがあるバターケーキが完成する。

市販のおすすめバターケーキについて、いくつか紹介していくので参考にしてもらいたい。

バターをたっぷりと使った風味豊かなスポンジで、チョコガナッシュをサンドしている。チョコレート好きも満足できる、バターケーキとなっている。

小岩井伝統の醗酵バターを使い、香り豊かに作り上げた本格的なバターケーキである。食べる直前にほんのり温めると、より一層風味豊かになり美味しいだろう。

生地そのものの美味しさを活かしたバターケーキである。軽い口当たりとしっとりした食感で、バターの香りが口の中に存分に広がる。リピーターも多くいる、人気のバターケーキである。

クリームの半量がエシレバターという夢のようなケーキである。見た目も味わいも満足な商品である。エシレバターは、フランス中西部のエシレ村で生産されている。クリーミーな口溶けと芳醇な香りが美味しい発酵バターである。

本記事では、バターケーキについて詳しく紹介してきた。ぜひ基本的な作り方をマスターしてみよう。アレンジ食材も試してもらい、家族みんなが好きなバターケーキを見つけ出してほしい。機会があれば市販のバターケーキを取り寄せるのもいいだろう。