このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
行者にんにくの天ぷらで春の食卓を飾る!下処理から上手な揚げ方まで

行者にんにくの天ぷらで春の食卓を飾る!下処理から上手な揚げ方まで

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年4月22日

春の滋味が感じられる山菜の中でも、希少性が高いのが行者にんにくである。独特のにおいが特徴の行者にんにくは北海道から本州中北部で広く生育しているが、一般的に食卓に上る頻度は少ないといってよいだろう。その行者にんにくを天ぷらにして食べるために、下処理から調理法まで紹介する。

  

1. 行者にんにくの天ぷら:下処理

行者にんにくは、その名の通りにんにくのような香りを有する山菜である。その昔、行者たちが修業のための滋養補給に用いていたとも伝えられている。収穫できるまで年数を要するため、貴重な食材のひとつである。その行者にんにくを天ぷらとして食べるために、まずは下処理の方法を見てみよう。

あく抜きは不要

山菜の多くはえぐみたあるため、あく抜きをしてから調理をするものが多い。行者にんにくは、強い香りはあるもののえぐみはないためあく抜きは不要である。

くさみを抑えるためには

行者にんにくは、場所によっては道の駅などで販売されていることもある。自分で採取した場合も購入した場合も、まずは土をよく落としてはかまの部分を除去し、水でよく洗うことが必要である。一番外側の皮は、むいて廃棄するのが無難である。行者にんにくの独特の香りを愛好する人は少なくないが、気になる場合には茎の赤い部分を取り払うといくぶんこの香りは抑えられる。

葉に切れ目を入れるのがポイント

行者にんにくは天ぷらにする場合、葉の部分が膨らみやすいといわれている。これを避けるために、開いている葉には縦に線を入れておくと揚げる時に便利である。

2. 行者にんにくの天ぷら:揚げ方

山菜は天ぷらにすると極上の美味であるが、行者にんにくも同様である。行者にんにくは表面がつるつるとしているため、天ぷらの衣がはがれやすいのが難点である。美味しくからっと天ぷらにするためのコツを見てみよう。

水分はよくとってから

行者にんにくを天ぷらにする場合、洗浄した際に付着した水分はしっかりと除去する必要がある。よりカラッと揚げるためには、市販の天ぷら粉を使用するのがおすすめである。

コツは小麦粉

天ぷら粉は厚くまぶす必要はない。揚げる際にはがれにくくするためには、天ぷら粉をまぶす前に、小麦粉を適量ふっておくとよいだろう。また、ビニール袋に粉を投入し、適当な大きさに切った行者にんにくを加えてキレイにまぶすという方法も有効である。また、米粉を使用してもサクッと揚がる。

揚げすぎないように注意

行者にんにくを揚げる際には、油の温度は180℃前後が適温である。ほどよく衣をまぶしたら、2分ほど揚げ時間で様子を見る。葉の緑色が濃くなったら、油から揚げて問題ないだろう。行者にんにくそのものに十分な風味があるため、軽く塩をふって食べるだけで春の味覚として堪能できる。

3. 行者にんにくの天ぷら:かき揚げもおすすめ

にんにくのような香りの特徴の行者にんにくは、ほかの食材とともにかき揚げにしても美味しい。どんな食材とあわせるのがよいのかアイデアを見てみよう。

玉ねぎと好相性

行者にんにくは玉ねぎと好相性で、かき揚げにするとビールがすすむ一品となる。行者にんにくも玉ねぎも食べやすい大きさに切っておき、いずれも水分をよく除去しておこう。天ぷら粉をまんべんなくまぶして、玉じゃくしにのせて油に投入する。油に入れた直後は具材が分解しやすいので、箸などを使ってキレイにまとめるのがコツである。いい色に揚がってきたらひっくり返して様子を見る。かき揚げの場合も揚げ過ぎないように気をつけよう。

そのほかの具材

行者にんにくと玉ねぎのほかに、春先に旬を迎える桜えびも一緒にかき揚げにしても美味しい。また、衣にわずかな量のごま油を加えると香りがよくなる。

結論

行者にんにくは春の珍味としてぜひ天ぷらで楽しみたい。香りが強い行者にんにくも、油で揚げることで食べやすくなる。揚げる前には、汚れを落としたり強い香りを抑えるための下処理が必要である。衣が落ちやすい食材であるため、揚げるにあたってはいくつかの注意点もある。旬の美味として、行者にんにくの天ぷらを自宅でぜひ楽しんでほしい。
この記事もCheck!
  • 更新日:

    2021年4月22日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

ランキングランキング

    ページトップへ ページトップへ