フルーツサンドの上手な作り方が知りたい！断面までキレイにするには

真っ白な生クリームにカラフルなフルーツが並んだ見た目がかわいいフルーツサンドは、子どもから大人まで人気のメニューだ。子どものおやつやパーティーにもピッタリなので、家で簡単にできる基本の作り方やコツを紹介しよう。

生クリームに砂糖を加えてしっかり泡立てる。食パンに生クリームを塗り、フルーツを並べて、生クリームを塗った食パンで挟む。ラップで包んで冷蔵庫で冷やして、好きな形にカットすれば完成。

作り方は簡単だが、コツをつかむことでさらに美味しいフルーツサンドに仕上げることができる。生クリームは、しっかりツノが立つくらい少しかために泡立てるのがポイント。生クリームがゆるめだと、切りにくかったりキレイな断面にならなかったりするので注意しよう。使用する食パンは厚すぎないものがよい。厚い食パンだと食べにくいうえに、食パンの味が強くなり生クリームとフルーツの絶妙なバランスを崩してしまうことがある。フルーツサンド作りに慣れるまでは、水分の少ないフルーツを使おう。水分が多いと食パンや生クリームが水っぽくなってしまい、カットする際にも難しくなってしまうことがあるためだ。使う前にはキッチンペーパーなどで水分をふき取るとよいだろう。

フルーツサンドの魅力は、何といってもカラフルなフルーツが並んだキレイな断面だ。切ったときに写真映えするフルーツサンドの作り方を紹介する。

キレイな断面の作り方のコツは、カットするラインの上にフルーツの一番厚い部分がくるように置くこと。たとえば、三角のフルーツサンドを作りたいときには、対角線上にフルーツを並べよう。フルーツを置く前に、カットする形を決めておくのがおすすめ。フルーツを並べたらあいた隙間を生クリームで埋めると、フルーツが固定されキレイなフルーツサンドに仕上がる。縁まで塗りすぎるとはみ出してしまうので、生クリームの量には注意しよう。

できあがったフルーツサンドは、ラップでしっかり包んで冷蔵庫で冷やす。冷やすことで生クリームが少し固まり、カットしやすくなる。ラップの上からカットする位置に目印をつけておくと失敗する心配がない。切るときには、ラップに包んだままカットしよう。包丁はカットするたびにふき取ると、断面のフルーツが汚れず、よりキレイに仕上がる。三角よりも四角のほうが、切り口が交差せず形が崩れにくいため、初心者にもおすすめの作り方だ。

いろいろなフルーツを使ったり、生クリーム以外の材料で挟んだり、フルーツサンドは無限の組み合わせで楽しむことができる。

フルーツサンドには水分の少ないフルーツのほうがよいので、いちごやバナナ、キウイなどが使われることが多い。いちごはヘタを取り除き、キウイは皮をむいておく。バナナは、皮をむき食パンに挟みやすい長さにカットしよう。ほかにも、みかんやぶどうは花のような断面を作ることができるのでおすすめ。ぶどうは皮つきのまま食べられるものを用意しよう。みかんは小さめのものを選び、皮をむいて白い筋を取る。缶詰を使うときには、しっかり水を切って使おう。赤、緑、白、オレンジなどたくさんの色のフルーツを並べたり、2つのフルーツを交互に並べたり、いろいろな作り方を試してみるのもおすすめだ。

生クリーム以外にも、マスカルポーネチーズやヨーグルトなどを使ったフルーツサンドもおすすめ。作り方は、基本の作り方と同様で生クリームをマスカルポーネやヨーグルトに変えるだけだ。マスカルポーネは、チーズの風味が口にひろがり、やさしい味わいに仕上がる。ヨーグルトは、しっかり水切りして砂糖を混ぜて作ろう。生クリームよりもさっぱりした味わいのフルーツサンドができあがる。

キレイにフルーツを並べてうまくカットするのは少し難しいかもしれないが、コツさえおさえておけば、フルーツサンドは上手に作ることができる。作り方をマスターして、好きなフルーツや切り方にチャレンジしてみてはいかがだろうか。おやつやちょっとした手土産にしても喜ばれるはずだ。