1. 手作り乾燥ふりかけの作り方

まずは、乾燥タイプのふりかけの作り方と、そのコツや保存方法をみていこう。
ひじきの手作りふりかけ
フライパンに水戻し不要の芽ひじき・ちりめんじゃこ・水・醤油・砂糖・みりん・酢を入れて、中火にかける。煮汁が少なくなってきたら、弱火にして水分をとばそう。パラパラになったら火を止めて、青のり・ごま・かつお節を全体に混ぜると完成だ。煮汁が少なくなると、焦げやすくなるので火加減に注意しよう。
卵の手作りふりかけ
すり鉢でかつお節を細かくなるまでする。耐熱ボウルに卵・砂糖・牛乳・醤油・塩を入れて混ぜ、薄力粉を加えよく混ぜる。ボウルにふんわりとラップをかけ、電子レンジで固まるまで加熱しよう。固まったら、こし器を使って裏ごしする。フライパンを弱火で熱しておき、裏ごしした卵を入れ、乾燥するまで炒めよう。そこに、すったかつお節と白いりごまを加え、なじむまで炒める。火を止めてのりを加えて混ぜると、卵の乾燥ふりかけのできあがりだ。塩加減は好みで調節するとよいだろう。
かつお節の手作りふりかけ
まずは、クッキングシートの上にかつお節を広げ、電子レンジで加熱して乾燥させよう。乾燥したかつお節を手で細かくし、みりんと醤油を加えて再度電子レンジで加熱する。かたまりになっているところをほぐしながら混ぜ、ごまを入れて再度混ぜ合わせよう。時間のない人におすすめの、短時間で簡単にできる乾燥ふりかけだ。
ふりかけを乾燥させるコツと保存方法
乾燥ふりかけを作る際には、焦げ付きに注意しつつ、しっかりと水分をとばそう。食材を細かくしておき、水分をとばしやすくするとうまく乾燥させることができる。保存方法は、密閉容器に入れ冷蔵保存するのがおすすめ。そのとき、容器の中に乾燥剤を入れておくと長期間保存できるだろう。また、冷凍保存する場合には、適量ずつ小分けにしておくことがおすすめだ。
2. 簡単な手作りふりかけの作り方

次に、簡単に作れるソフトタイプのふりかけを紹介しよう。
大根の葉の手作りふりかけ
大根の葉を5mm幅に切る。ごま油を熱したフライパンに、大根の葉を入れて中火で炒めよう。しんなりとしてきたら、削り節を加えさっと炒め合わせ、酒・醤油・砂糖を入れて汁気がなくなるまで炒めると完成だ。シャキッとした大根の葉を使うことがポイントだ。
じゃことレモンの手作りふりかけ
フライパンにごま油を熱し、小口切りにした小松菜・粗みじん切りにした青じそ・ちりめんじゃこ・白ごまを入れて炒める。しんなりしたら、レモン汁と塩で味付けしよう。
卵とはんぺんの手作りふりかけ
はんぺんをポリ袋に入れ、手で細かくつぶす。フライパンに油をひいて卵を入れ、箸で混ぜ合わせながら炒めよう。卵がそぼろ状になったらはんぺんも加え、細かくしながら再度炒める。めんつゆ・砂糖を入れて混ぜ合わせ、手でちぎったのりを加えるとできあがり。
3. ミルで栄養満点の手作りふりかけの作り方

ミルやミキサーがあると、より簡単にふりかけを作ることができる。持っている人は、ぜひ試してみてほしい。
いりこの手作りふりかけ
いりこの頭とはらわたを取り除いておく。いりこ・かつお節・青のり・砂糖・塩をミルまたはミキサーで攪拌しよう。攪拌時間は、好みのサイズに合わせるとよいのだが、長時間かけるとふわふわに仕上がるので子どもも食べやすくなるだろう。
えびの手作りふりかけ
ちりめんじゃこ・桜えび・ごまを電子レンジまたはフライパンで水分をとばし、完全に冷ます。冷めたちりめんじゃこ・桜えび・ごまと、乾燥わかめをミルで攪拌すると完成だ。
ごはんだけではなく、トーストに合わせるのもおすすめ。
ごはんだけではなく、トーストに合わせるのもおすすめ。
とろろ昆布の手作りふりかけ
とろろ昆布または粉末昆布をミキサーにかけよう。細かくなった昆布に、出汁醤油を加えなじませたらできあがり。
4. 子どもが喜ぶ手作りふりかけの作り方

ふりかけをかけると、いつもよりごはんをたくさん食べてくれるという子どもは多いのではないだろうか。ここでは、子どもから人気のある、栄養たっぷりのふりかけの作り方を紹介しよう。
にんじんとひき肉の手作りふりかけ
細切りにしたにんじんとひき肉を炒める。そこに醤油・みりん・酒を加え再度炒めると完成。大人が食べるときには、一味や七味を加えるのもおすすめだ。
のりとかつおの手作りふりかけ
熱する前のフライパンに、ごま油・ごま・砂糖・塩・かつお顆粒出汁・水を入れ、合わせ混ぜよう。混ざったら、味付けのり・かつお節・青のりを加え、点火しパラパラになるまで炒める。
納豆としらすの手作りふりかけ
納豆と付属のタレをよく混ぜ合わせておく。納豆にしらす・てんかす・青のりを加え、軽く混ぜるとできあがりだ。
結論
ふりかけは普段の食事にはもちろん、おかずが足りないときや忙しいときなどに、あると助かる食品といえる。そんなふりかけは、自宅で余っているものや好きな具材を使って簡単に手作りできるのだ。自家製で作ってみたいと思った人は、今回紹介した内容を参考にし、ぜひ挑戦してみてほしい。
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