1. フレッシュトマトを使ったトマトとツナのパスタ

まずは、生のトマトを使ったツナのパスタを紹介する。フレッシュトマトの消費方法に頭を悩ませたときや、生で食べるには甘みが足りない場合にツナとパスタにすることで無駄なく美味しく食べることができるのである。
フレッシュトマトとツナのパスタ
最もシンプルにトマトとツナのパスタを作る方法を見てみよう。オリーブオイルにニンニクの香りを効かせて、適当な大きさに切ったトマトを加える。トマトの皮の食感が嫌いな場合は、湯むきをしたトマトを使用する。トマトは通常の大きさのものでもミニタイプでも問題ない。油を切ったツナを最後に加えて、塩で味を調整する。別の鍋で茹でておいたパスタをソースに絡めれば完成である。
アレンジ方法は
辛味を効かせたい場合には、ニンニクを炒める際に唐辛子を加えればよい。また、トマトもツナも玉ねぎと非常に相性がよいので、みじん切りにした玉ねぎを弱火で炒めて甘みを出し、そのあとでトマトを加えれば味わいが深くなる。夏らしく演出するために、大葉の細切りをトッピングしたり、子どもたちの好みに合わせて粉チーズをかけて美味しく食べることができる。
夏は冷製で
食欲が落ちる夏季は、フレッシュトマトを活用して冷製のツナパスタで乗り切ろう。ショートパスタを使えば、サラダ感覚で食べることができる。ボウルにオリーブオイルをたっぷりと入れて、ほどよい大きさに切ったニンニクとトマトを加える。好みでバジルの葉やオリーブを入れても美味しい。茹で上げたパスタは、少し冷ました状態でボウルに加えるとトマトのエキスが絡みやすくなる。ボウルごと冷蔵庫で冷やせば、白ワインが合う真夏のごちそうとなる。
2. トマト缶で簡単に作れるトマトとツナのパスタ

トマトとツナのパスタは、市販のトマトソースでももちろんシンプルに作ることができる。基本の作り方からアレンジ方法まで、そのレシピを見てみよう。
基本の作り方
トマト缶や瓶を使ったツナのパスタの作り方は、基本はフレッシュタイプのレシピと変わりない。オリーブオイルにニンニクを入れて炒め、好みで玉ねぎを加える。玉ねぎに火が通ってきたら、トマトソースを加えてしばし煮込む。最後に油を切ったツナを加えてソースが完成する。茹でておいたパスタを絡めて、バジルの葉やイタリアンパセリ、チーズをのせて食べるのである。
酸味が強い場合には
トマトソースの酸味が強い場合には、牛乳やクリームを活用して緩和することが可能である。トマトソース400gに対して牛乳を100ml加えてみよう。あるいは、トマトソースを煮込む際に生クリームを加えてもよい。子どもにもかなり食べやすい風味のトマトソースとなる。
味付けに工夫をする
トマトソースとツナだけの味わいでは物足りないという人は、ソースを煮込むにあたってコンソメスープの素を加えるという手がある。あっさりとしたソースが好みの人は、昆布出汁を加えても違和感なくなじむだろう。
その他の具材
トマトとツナはさまざまな食材とも相性がよいのがメリットである。春ならば旬のキャベツを加えてもよいし、秋ならばきのこを足して季節感を出すことができる。
3. レンジで簡単!トマトとツナのパスタ

フライパンや鍋を汚さずに、電子レンジでツナとトマトのパスタを作る方法もある。少ない人数分の食事の際にはぜひ活用してみたい方法である。
パスタだけ別に茹でた場合
パスタはやはりたっぷりのお湯で茹でたいという人は、ソースをレンジで作ってみよう。玉ねぎのみじん切り、すりおろしたニンニク、オリーブオイルをレンジで3分ほど加熱したあと、トマトソースを加えて5分ほど再加熱する。ソースに油を切ったツナを加えればソースは完成。茹でてあったパスタをソースに絡めて、イタリアンパスタやバジルでトッピングする。
パスタもレンジで茹でる場合
パスタもレンジで茹でる場合には、早茹でパスタの使用が好ましい。ロングパスタの場合は半分に折っておく。耐熱容器に、トマトソースやコンソメ顆粒、おろしニンニク、玉ねぎのみじん切りなどを入れ、ツナとパスタも投入する。パスタが固まらないようにほぐしながら、パスタの茹で時間よりも長めに加熱する。ラップはしないで加熱するのがコツである。
結論
ツナとトマトを使ったパスタは、簡単なうえに万人受けする美味しさである。生のトマトでも市販のソースを使っても、それぞれの美味しさが活かされたパスタとなる。トマトによっては酸味がきついので、乳製品で酸っぱさを抑えて食べやすくすることも可能である。鍋やフライパンを汚すのが面倒な場合は、電子レンジも活用してカジュアルに作って見てほしい。
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