アツアツとろーり【焼きカレー】でカレーの新しい楽しみ方を味わう！

焼きカレーの発祥地として有名なのが、福岡県北九州市にある門司港だ。門司港は、貿易の拠点として古くから栄えており、大正時代を思い浮かべるような西洋建築も多く残る地域として人気の観光地でもある。そんな門司港近くの和食店が焼きカレーの発祥の店といわれているのだ。もともとは、カレーを土鍋に入れてからドリアのようにオーブンで焼いたのが始まりで、現在では門司港付近では多くの焼きカレー店が立ち並び、名物料理として親しまれている。

通常のカレーライスにチーズや卵をトッピングしてオーブンで焼き上げることで、アツアツとろとろのチーズがカレーに混ざり合って、より濃厚でまろやかな味わいが楽しめる。さらにオーブンで焼き上げているので、アツアツを長時間楽しむこともできるのが魅力だ。

焼きカレーは余ったカレーやレトルトカレーでも作ることができる。つまりいつものカレーを手軽にアレンジできる方法ともいえるのだ。わざわざ焼きカレー用のカレーを用意しなくても、余ったカレーで十分美味しく作ることができるのだ。

耐熱皿を用意してごはんを入れて、その上からカレーをかける。さらにその上からピザ用のチーズを散らしたら、オーブンやトースターで焼き上げたら完成だ。美味しく作るポイントはとにかくチーズがとろけるまでしっかり焼き上げることだ。とろけるチーズこそ焼きカレーの魅力なのだ。

焼きカレーはさまざまなアレンジを楽しむこともできるので、カレーの味わい方のバリエーションを増やすこともできるのだ。人気の焼きカレーのアレンジ方法を見てみよう。

焼きカレーの定番アレンジとして人気なのが卵だ。ごはんの上に卵を割り入れてその上からカレーとチーズをかけて焼き上げるのだ。半熟たまごのクリーミーさが加わってより食べやすくなる。

焼きカレーはごはんだけではなく、パスタで作っても美味しい。ごはんの代わりに茹でたパスタを耐熱皿に入れてその上からカレーとチーズをかけて焼き上げるのだ。パスタに絡んだカレーとチーズの相性を味わってみてもらいたい。

焼きカレーを作ったけれど、どんな献立にしたらいいのか迷うこともある。そんな時に参考になる焼きカレーに合わせたいおすすめ献立を見てみよう。

焼きカレーに合わせたい定番の献立は、やはりサラダだ。濃厚な焼きカレーには豊富な野菜が食べられてさっぱりとできるサラダは欠かせない。旬の野菜を使ったり好みのドレッシングをかけたサラダをプラスしてみよう。

焼きカレーはドリアのような味わいなので、スープなどの汁物を合わせるのもおすすめだ。さっぱりと飲みやすい玉ねぎスープなどシンプルなスープもよく合う。

焼きカレーだけでは物足りない人は、ピーマンの肉詰めなどボリュームのあるおかずをプラスしてみよう。食欲をそそる焼きカレーだからこそ、ボリュームのある肉料理をプラスしてボリューム満点の献立にしてみてはいかがだろうか。

焼きカレーは、余ったカレーやインスタントカレーでも手軽に作れるカレーの新しい楽しみ方だ。カレーライスの上にチーズや卵をトッピングしてオーブンで焼くだけで、普段とはひと味違ったカレーが楽しめる。たくさん作り過ぎたカレーの楽しみ方の1つとして焼きカレーを取り入れてみてはいかがだろうか。とろけたチーズとカレーの絶品の組み合わせと香ばしさを味わってみてもらいたい。