1. エスプレッソ用の豆の種類や焙煎・挽き方

エスプレッソの豆にはどのような特徴があるのか。ここでは選び方がわからないという人のためにも、わかりやすくまとめていこう。
エスプレッソ豆の種類
コーヒーを飲むときは豆の種類が大事。エスプレッソを飲むときも同じだ。コーヒーの豆はそれぞれ風味が違い、コクや酸味など特徴がある。好みの味がわかっているときは、自分の好きな味で豆を決めてもよい。たとえばコロンビアはバランス感がほどよい豆である。一般的なカフェのコーヒー豆として使われることが多いので悩んだときはおすすめだ。ほかにブラジルならコク、酸味が強いのが好みならグアテマラなどもよいだろう。
エスプレッソ豆の挽き方
コーヒーを自宅で入れるときは豆の状態から挽いて粉にする必要がある。エスプレッソの挽き方は細挽きがおすすめ。挽き方が細かいほどコクが出るからだ。
エスプレッソ豆の焙煎
豆を焙煎すればするほど酸味が消えていき、苦さが出てくる。エスプレッソの濃縮した感じが好みなら1番焙煎された状態のイタリアンロースト、または2番目に焙煎されたフレンチローストがよいだろう。
2. エスプレッソにおすすめのコーヒー豆

エスプレッソビギナーは豆の選び方がわからないという人もいるだろう。そこでおすすめの市販のエスプレッソ豆を特徴とともに紹介しよう。
illy「ブレンドエスプレッソ粉・ダークロースト」
名前の通り焙煎されていることでコクが楽しめるエスプレッソ豆。すでに挽いてあり保存がしやすい缶での販売なので、毎日エスプレッソを飲むという人ではなくても嬉しい。またミルクとの相性がよいのでカフェラテなどが好きな人にもおすすめだ。
カルディ「エスプレッソブレンド」
深煎りしているカルディのエスプレッソ豆。ポイントは香りのよさだ。店頭で購入する際にはエスプレッソ用に細挽きまたは、極細挽きで購入したい。
スタバ「エスプレッソロースト」
人気コーヒーショップのエスプレッソ豆もよい。まるでキャラメルのような甘さとコクが出るこの豆は酸味と甘みがバランスよく感じられる一品。エスプレッソマシンで淹れたい人は極細挽きを選ぼう。
3. エスプレッソに必要なコーヒー豆の量

エスプレッソを淹れる際に必要な豆の量はどのくらいだろうか。エスプレッソはカップ1杯分がおよそ30ml。その量に対してどのくらいの豆が必要なのかを中心にまとめていこう。淹れ方によりエスプレッソ豆の量を変えたほうがよいのかなども記載する。
シングル
この飲み方がよく見かける通常のエスプレッソだ。1杯分はメーカーによるがそこまで変わらない。シングルは25~30ccほどで大体使う豆は8~10gになる。
ダブル
名前の通り、単純にエスプレッソ豆の量を2倍にした飲み方である。ダブルの場合は抽出量50~60ccに対し使う豆の量は18~20gとなる。
リストレット
エスプレッソの湯量を減らし淹れるカスタマイズ方法がこのリストレットだ。いつものエスプレッソの湯量よりも少なくしよう。通常のエスプレッソの4分の3から半分ほどの量が理想だ。豆の量は変わらないため通常のエスプレッソより濃くなるが、苦みは軽減され飲みやすくなる。
ルンゴ
ルンゴは湯量が多いエスプレッソの淹れ方である。ただ湯の量が倍になるだけなので、エスプレッソの豆の量は変えなくてよい。
結論
ここではエスプレッソ豆の種類や焙煎、挽き方やおすすめの豆や量などを紹介してきた。イタリア人が好む苦いコーヒーというイメージがあるエスプレッソだが、実は飲んでみるとそのコクの深さにはまってしまうという人も多い。ぜひコーヒーショップに行ったら挑戦してみよう。
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