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さくらんぼのコンポートは作り方いろいろ!おすすめの食べ方も

さくらんぼのコンポートは作り方いろいろ!おすすめの食べ方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年5月23日

かわいらしい見た目、そして甘みと酸味の絶妙なバランスが魅力のさくらんぼは、赤い宝石の異名を持つ果物だ。人気のフルーツであるさくらんぼだが、じつは温度差に大変弱く傷みやすいため、日持ちしないという面もある。そこでチャレンジしてみてほしいのがさくらんぼのコンポートだ。長期間の保存が可能で、食べ方のアレンジも楽しめるのがうれしい。今回は、いろいろなさくらんぼのコンポートの作り方を紹介しよう。

  

1. さくらんぼのコンポートの下処理(種の取り方)

さくらんぼのコンポートを作る前に、覚えておきたい手順がさくらんぼの種取りだ。ここでは、手軽にさくらんぼの種を取り除く方法をいくつか紹介しよう。

生クリームの絞り口を使う

まずは生クリームの絞り口を使った種の取り方だ。その方法は簡単。絞り口をさくらんぼの実に差し込んで少し左右にねじると、簡単に種を取り除くことができる。絞り口は市販の生クリームに付属しているが、100円ショップでも手軽に購入できる。

ストローを使う

ストローを使う場合は、ヘタがついている部分に押し込み、ねじりながら引き抜けばよい。果実をつぶさないように、力加減を調整しながら行おう。

カニフォークを使う

最後に紹介するのは、なんとカニフォークを使った種の取り除き方だ。カニフォークのとがっているほうを、さくらんぼのヘタがついている部分に差し込む。奥まで差し込んだらくるっとねじり、種をひっかけながらまっすぐカニフォークを引き抜く。種だけがキレイに取れるので、ぜひこちらの方法も試してみよう。
さくらんぼの種取りが終わったら、早速コンポートの調理に取り掛かろう。コンポートの作り方はいくつかあるので、好みのレシピを探してみてほしい。

2. キルシュでプロの味!さくらんぼコンポートの作り方

最初に紹介するさくらんぼのコンポートは、キルシュを使ったレシピだ。キルシュとは、発酵したさくらんぼの果汁を使って造られるブランデーの一種。ケーキや焼き菓子、カスタードクリームの香りづけなどに使用される。さくらんぼの豊かな香りをより楽しむことができ、プロが作ったような本格的な味わいになるのでおすすめ。さくらんぼのコンポートには、好みでキルシュの量を調節しながら使うとよいだろう。
まずボウルにさくらんぼとグラニュー糖、レモン汁を入れて混ぜ、ラップをして1時間ほど置く。時間が経ったら鍋に移し替え、キルシュを少量加えて弱火で加熱しよう。さくらんぼの実が柔らかくなるまで10分ほど煮て火から下ろす。最後に保存容器に詰め替えれば、さくらんぼのコンポートの完成だ。

3. 白ワインたっぷりで!さくらんぼコンポートの作り方

次に紹介するさくらんぼのコンポートは白ワインを使用したレシピだ。
まず鍋に白ワインを入れてアルコールを飛ばしておく。次に、水とグラニュー糖を加えて中火で加熱しよう。さくらんぼとレモン汁を入れて中火で加熱し、ふつふつとしてきたら弱火にして10分。このとき、鍋のふたはしない状態で火にかけよう。時間が経ったら鍋ごと氷水につけ、急冷させる。粗熱が取れたら冷蔵庫で保存して完成だ。
さくらんぼの煮汁は、捨てずに炭酸水と割って飲むと美味しい。白ワインで煮るさくらんぼのコンポートは、ほのかに白ワインの香りを楽しめる大人のデザート。ぜひ奥さんにもふるまって、夫婦で手作りコンポートの味わいを楽しもう。

4. レンジで手軽にできるさくらんぼコンポートの作り方

続いて紹介するのは、電子レンジで調理するさくらんぼのコンポートだ。レンジで簡単に作れるので、料理が苦手という人も挑戦しやすいだろう。
調理前にまずさくらんぼの種を取り除いておく。耐熱容器にさくらんぼと砂糖、白ワイン、そしてレモン汁を入れてさっくりと混ぜ、ラップをして30分ほど常温で置いておく。時間が経ったらラップを外し、600Wのレンジで5~6分ほど加熱しよう。粗熱を取ったあとで冷蔵庫に入れて30分以上冷やす。
そのまま食べても美味しいコンポートだが、ヨーグルトやアイスクリームなどにかけて一緒に食べるのもよい。自分が好きなさくらんぼのコンポートの食べ方を探してみよう。

5. さくらんぼコンポートのおすすめの食べ方

最後に紹介するのは、さくらんぼのコンポートの風味をより深く味わえるおすすめの食べ方だ。果実の美味しさがギュッと詰まったさくらんぼのコンポートは、シンプルにデザートに添えるだけでも美味しく食べられる。ほかには、ゼリーやパンナコッタ、パイやクラフティなどに活用できる。さくらんぼのコンポートにはすでに甘みがしっかりついているので、シンプルな調理工程で作れるのがメリットといえる。
ゼリーは、コンポートにゼラチンとレモン汁を加えて煮詰めて固めるだけ。パンナコッタの場合も、生クリームと牛乳、ゼラチンを煮詰めて固め、その上にさくらんぼのコンポートをかけるだけだ。パイは難しいイメージがあるかもしれないが、市販の冷凍パイシートを使えば手早くできる。フランスの伝統菓子であるクラフティは、カスタード生地にフルーツを混ぜ込んだもの。時間に余裕があれば、コンポートを使ってクラフティ作りに挑戦してみてもよいだろう。

結論

さくらんぼのコンポートは、そのまま食べてもアレンジして食べても美味しい。ジャムよりも煮詰める時間が少ないため、果実のフレッシュさをより楽しめるのが魅力だ。鮮やかなさくらんぼの色合いがもっと食卓を華やかにしてくれるはずだ。旬のさくらんぼを入手したら、ぜひいろいろな食べ方で楽しんでみよう。
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  • 更新日:

    2021年5月23日

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