1. ピリっとした辛みがたまらない新生姜の炊き込みご飯

美味しい新生姜を入手したら、まずはほかの具材を入れないシンプルな炊き込みご飯を作ってみよう。新生姜の風味は食欲をそそる、基本の炊き込みご飯の作り方を紹介する。
基本の材料
新生姜、米、水、調味料(顆粒出汁、酒、薄口醤油、砂糖)、米3合に対し、新生姜は150gが目安となる。
白だしやめんつゆでより簡単に
調味料として、白だしやめんつゆを顆粒出汁、薄口醤油、砂糖の代わりに使用するとより簡単に作れる。濃縮タイプなどさまざまな種類があるため、商品の表記通りに薄めて使おう。
作り方
米を研ぎ、しばらく水に浸けてからザルにあげて水を切る。土鍋に米を入れ、水と調味料を合わせておいたものを注ぐ。全体をひと混ぜし、皮ごと千切りかスライスした新生姜を広げるようにのせる。そのまま炊飯する。新生姜など具材を加えてから米と混ぜ合わせると米に芯が残ってしまい炊きムラができるため、具は混ぜずに炊くのがポイントだ。
土鍋の火加減
炊飯器で炊けば簡単だが、土鍋を使うとよりふっくらと炊き上がり、おこげもできて美味しい。土鍋に炊き込みご飯の材料を入れてふたを閉めたら、中火にかける。3合炊きの場合、沸騰したら弱火にして15分ほど炊く。最後に中火にして10秒ほど水分を飛ばしたら火を止め、そのまま10分蒸らす。火加減や炊き上がり時間は土鍋の大きさによっても異なるため、様子を見ながら調整しよう。
2. いくらでも食べられる!すりおろし新生姜の炊き込みご飯

基本の新生姜の炊き込みご飯では、千切りやスライスした新生姜を使用する方法を紹介した。さらに、包丁を使わずに作れるのがすりおろし新生姜の炊き込みご飯だ。
メディアで紹介!SNSでも話題に
すりおろした生姜を使用した炊き込みご飯は、芸人の友近さんが以前テレビ番組で紹介したことで有名となり、SNSでも話題となった。作り方は、米、水、薄口醤油、酒、白だし、昆布にすりおろした生姜を入れて炊くだけだ。生姜を千切りにする手間が省けるため、簡単に作れて美味しいと評判を集めたのである。
基本の炊き込みご飯をすりおろし生姜で
新生姜を切らずにすりおろせば、調味料は基本と同様に顆粒出汁、酒、薄口醤油、砂糖に変えてもよいし、もちろん白だしと酒、めんつゆと酒で作ってもよいだろう。メディアで紹介された作り方は炊飯器で炊く簡単な方法だったが、土鍋で炊き込みご飯を作ればより美味しくなりそうだ。
3. 鶏肉やツナも!新生姜の炊き込みご飯に合う食材5選

新生姜のさわやかな風味をダイレクトに楽しむなら、ほかの具材を入れないシンプルな炊き込みご飯に仕上げるのが一番だ。しかし、新生姜はさまざまな食材と相性がよいため、食材を追加してアレンジしてももちろん美味しい。そこで、新生姜の炊き込みご飯に合う食材を紹介しよう。
油揚げ
炊き込みご飯の定番食材、油揚げを加えることでコクが加わり食べやすくなる。淡泊な味のため、新生姜の香りを邪魔せず美味しい。短冊切りや細切りにして加えよう。
ツナ
サンマやイワシなどの青魚は臭みがあるが、新生姜と相性がよく炊き込みご飯に加えても美味しい。ただ、下処理など手間がかかるというデメリットがある。そこで、魚を加えるならツナ缶を使うのが手軽でおすすめだ。ツナと新生姜の組み合わせでご飯がすすむ。
鶏肉
豚肉や牛肉も生姜と相性がよいが、炊き込みご飯には鶏肉が合う。新生姜の風味とマイルドで優しい鶏肉の旨味がマッチして、絶品の炊き込みご飯になるだろう。
タコ
タコ飯にも生姜の風味がよく合う。タコと新生姜、甘みのある出汁の風味の組み合わせは誰からも好まれる味だ。
野菜類
人参やごぼうなどの根菜、枝豆や空豆、舞茸や椎茸などのキノコ類にも、新生姜と合うものは多い。風味の強いものでなければ肉や魚などほかの食材と組み合わせてもよいだろう。炊き込みご飯の彩りもよくなる。
結論
新生姜の炊き込みご飯は、食欲のないときでも美味しく食べられるようなさっぱりとした風味が魅力だ。まずはシンプルに新生姜のみで作ってみよう。さらに、生姜の切り方を変えたり、ほかの食材を加えたりと、さまざまなアレンジを楽しんでみるのもおすすめである。
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