目次
1. 市販のハッシュドビーフのルーでおすすめの商品は?

市販のハッシュドビーフのルーは、トマトソース系とデミグラスソース系に大別することができる。トマトソース系は、デミグラスソース系よりもトマトの風味を強く感じるもので、ハヤシライスと記載されているルーに多い。デミグラスソース系はハッシュドビーフと記載されているルーに多い。 両者のおすすめをいくつか紹介しよう。
トマトソース系
ハウス食品「バーモントハヤシ」
トマトがベースになっていて、そこにりんごの酸味とはちみつの甘さが加わり、とてもマイルドでクセのない仕上がりになっている。子どもから大人まで幅広くおすすめできる。
ハウス食品「完熟トマトのハヤシライスソース」
その名が示す通り、完熟のトマトの美味しさを堪能できる。酸味と甘みが絶妙にマッチして食がすすむ一品。
エスビー食品「ハヤシの王子さま」
子ども向けの商品だが、トマトの優しい味わいと口当たりのなめらかさは、大人が食べても十分に満足できる。
デミグラスソース系
ハウス食品「熟成デミグラスソースのハッシュドビーフ」
その名が示す通り、熟成のデミグラスソースのコクのある味わいを楽しめる。甘み、酸味のバランスもとてもよく、ハッシュドビーフの王道といえる一品。
エスビー食品「国産熟成ビーフのデミグラス ハッシュドビーフ」
その名の通り、国産の熟成ビーフをじっくりと煮込み、ルーには、その旨味が濃縮されていて、万人受けする美味しさに仕上がっている。
グリコ「クレアおばさんのハッシュドビーフ」
「丸鶏と野菜」のブイヨンと、完熟トマトとデミグラスソースが見事な味のハーモニーを醸し出している。トマトの旨味とデミグラスソースのコクのバランスがよく、トマトの酸味はほとんど感じない。
2. ハッシュドビーフのルーのカロリーはどのくらい?

市販されているハッシュドビーフのルーのカロリーは、商品によって異なるものの、1皿分で、およそ100kcal前後が一応の目安となっている。
これは、あくまでもハッシュドビーフのルーだけのカロリーで、ここにライスや牛肉、玉ねぎ、炒め油などの材料などのカロリーが加わることになる。そのためハッシュドビーフ全体のカロリーは、使用する材料と量によって異なってくる。
一応の目安として、牛モモ肉と玉ねぎなど一般的なハッシュドビーフの材料を使用して作った場合、1人前あたりおよそ350kcalくらいになる。ここに一般的なライスの量180gを加えると、1人前およそ650kcalになる。ライスの量を少なめにすることや、牛肉の割合を減らし野菜類でかさ増しすることが、カロリーを抑えるために最適な方法になるだろう。
3. ルーなしで!手作りハッシュドビーフの作り方

じつは、市販のルーなしでハッシュドビーフを作る方法は、非常にたくさんある。実際、数多くのレシピがレシピサイトで公開されている。今回は、最もオーソドックスな作り方である、デミグラスソース缶と赤ワインを使用した方法を紹介しよう。手順は以下の通り。
材料(2~3人分)
牛薄切り肉 200g
たまねぎ 1個
にんにくのみじん切り 1片分
ぶなしめじ 1パック
ローリエ 1枚
赤ワイン 1カップ
デミグラスソース 1缶
塩コショウ 各適宜
オリーブオイル 大さじ1
たまねぎ 1個
にんにくのみじん切り 1片分
ぶなしめじ 1パック
ローリエ 1枚
赤ワイン 1カップ
デミグラスソース 1缶
塩コショウ 各適宜
オリーブオイル 大さじ1
作り方
- 牛薄切り肉は、塩コショウで下味を付けておく。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、下味を付けた牛肉をほぐしながら炒めていったん取り出す。
- 牛肉を取り出したあと、たまねぎ、にんにくを加えて炒め、しんなりしてきたら、ぶなしめじを加えてさらに炒める。
- 牛肉を戻し、赤ワインとローリエを加え、煮立ったら火を弱め、アクをとりながら、およそ10分程度煮る。
- デミグラスソースを加えてよく混ぜ、煮立ったら、塩コショウなどで味を調えればできあがり。塩の代わりに、醤油あるいは味噌などで味を調える方法もある。分量は、どれも隠し味程度にごく少量を使用する。
4. ルーを使うけど本格的!トマト缶でハッシュドビーフ

市販のルーでハッシュドビーフを作る際に、材料にトマト缶を加えることで、味が格段にアップし、本格的な味わいになる。作り方も、炒めた材料を水で煮込む際に、トマト缶を加えるだけと、とても簡単だ。
それぞれの市販のルーのパッケージに水の分量が記載されているが、トマト缶を加える分、水の分量を少なめにするのがポイント。トマト缶の代わりに市販の無塩のトマトジュースを使っても本格的な味わいのハッシュドビーフを作ることができる。
ただし、使用するルーは、トマトソース系ではなくデミグラスソース系のものを使用する必要がある。
5. ハッシュドビーフのルーがちょっと足りない時に足すなら?

市販のルーを使ってハッシュドビーフを作ったものの、加える水の量や使用する材料の量を間違えるなどで、思いのほか水っぽくなってしまい、ルーがちょっと足りなくなるということは、比較的よくあるケースのようだ。
その場合は、もしあるならデミグラスソース缶を加えるという方法がおすすめできる。ない場合は、トマトケチャップやウスターソースを加えるという方法を試してみよう。
市販のルーには原材料名が記載されているので、そこに記載されている材料を加えてみるという方法も一案だ。
結論
ハッシュドビーフはルーを使ってもルーを使わなくても、どちらも比較的簡単に作ることができる。初めてハッシュドビーフを作る場合、やはり失敗のないのは、ルーを使った方法になる。慣れてきたら、いろいろとアレンジを加え、ぜひ自分にとってのベストのハッシュドビーフにたどりついてほしい。
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