目次
1. ゴーヤの切り方:種・わたを取る

暑い季節になると、そうめん・冷麦・ざるそば・ざるうどんのような麺類が食卓に登場する日が増え、栄養バランスが気になるという人もいるだろう。ゴーヤは夏野菜の王様といわれるほど、ビタミンが多い野菜だ。沖縄県に長生きの人が多いのは、伝統食のゴーヤをよく食べることが理由のひとつといわれている。ここでは切り方の前にゴーヤの種とわたの取り方を解説しよう。
ゴーヤの切り方(種とわたの取り方)
まずゴーヤをしっかりと水洗いしてヘタを切り落とす。縦半分にカットしてスプーンで種とわたを取り除く。わたは苦みがあるので、しっかり取り除くことが美味しく味わうポイントだ。取り除くときは白い綿状の部分から、緑色が薄く見える部分までを目安にするとよい。なるべくやさしくなでるように取り除くこと。それでは、ゴーヤの基本的な切り方を見ていこう。
2. ゴーヤの切り方:半月切り・輪切り

次にゴーヤを半月切りにする方法と輪切りにする切り方を紹介しよう。
ゴーヤの切り方:半月切り
種とわたを取り除いたゴーヤを端から厚さをそろえて切る。炒め物に使うときはやや厚めに切り、和えものは薄めに切ればよい。
ゴーヤの切り方:輪切り
水洗いしたゴーヤのヘタを切り落として1/4の長さにカットする。スプーンで種とわたを取り除き、薄い輪切りにすればよい。
3. ゴーヤの苦くない切り方と下処理方法

ここではゴーヤの苦くない切り方と下処理方法を解説する。自宅でゴーヤ料理を作ると苦みが残るという人もいるようだ。では苦みを抜く切り方はあるのだろうか?
ゴーヤの苦みを抜く切り方
先述したようにゴーヤの苦みを緩和するには、薄く切ることがポイントのひとつ。スライスすることで、下処理した際に苦みが抜けやすくなるからだ。
塩でゴーヤの苦みを抜く下処理
苦みを抜く下処理の方法は塩や砂糖でもむことだ。塩のみの場合はボウルにゴーヤと塩を入れ、よくもみ込んでから10~30分ほどおき、ザルにあげて水気をきればよい。
砂糖でゴーヤの苦みを抜く下処理
砂糖でゴーヤの苦みを抜く方法はボウルにゴーヤと砂糖、塩を入れ、よくもみ込んで10分ほどおき、ザルに上げて水気を切る。
4. ゴーヤチャンプルの具材の切り方

ここではゴーヤチャンプルに使うときのゴーヤ・スパム・豆腐の切り方をそれぞれ解説しよう。
ゴーヤの切り方
ゴーヤは先述した半月切りの方法で薄切りにすればよい。
スパムの切り方
スパムの切り方は1cm幅の拍子切りにする。
豆腐の切り方
豆腐は3cmの角切りにする。使う豆腐は本格的に作りたいなら沖縄の島豆腐がおすすめだが、木綿豆腐を水切りしたもので代用しても構わない。
ゴーヤチャンプルを作るときは短時間でゴーヤをシャキッと炒めることが、苦みをとって美味しく仕上げるコツだ。ちなみにチャンプルーとは沖縄の方言で、ごちゃまぜという意味だ。豆腐とスパムのような食材を炒める料理がゴーヤチャンプルである。ゴーヤを使うときはゴーヤチャンプルー、マーミナー(もやし)を使って作るときはマーミナーチャンプルーと、使用する食材の名前をつける。
ゴーヤチャンプルを作るときは短時間でゴーヤをシャキッと炒めることが、苦みをとって美味しく仕上げるコツだ。ちなみにチャンプルーとは沖縄の方言で、ごちゃまぜという意味だ。豆腐とスパムのような食材を炒める料理がゴーヤチャンプルである。ゴーヤを使うときはゴーヤチャンプルー、マーミナー(もやし)を使って作るときはマーミナーチャンプルーと、使用する食材の名前をつける。
5. ゴーヤを天ぷらにする時のおすすめの切り方

最後にゴーヤを天ぷらにするときのおすすめの切り方を紹介しよう。
ゴーヤの半月切りの切り方
ゴーヤを縦半分にカットしてスプーンで種とわたを取り除き、2mm幅の半月切りにすればよい。
ゴーヤの輪切りの切り方
ゴーヤの長さを1/4ほどにカットして種とわたを取り除いてから切る。また、1.5cmくらいの輪切りにしてから、1切れずつスプーンで種とわたを取り除く方法もある。
ゴーヤのわたごと輪切りの切り方
ゴーヤは苦みがある種とわたを取り除いて調理することが多いが、実はまるごと食べられる。わたごと輪切りにするときは5mmくらいの厚さに切ればよい。輪切りは見ためが花のようにキュートになるところが特徴のひとつだ。
結論
ゴーヤの切り方について解説した。ゴーヤの特徴のひとつがほろ苦さだが、塩や砂糖でもむと苦みが和らぐ。あとは少し置いてしんなりとさせ、水洗いして水気をきって使えばよい。 先述したように炒め物に使うときははやや厚めにカットし、和えものは薄めに切ること。
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