目次
1. 中華だしは鶏ガラスープの素で代用できる?違いは何?

まずは、中華だしと鶏ガラスープの素の違いを説明しよう。
中華だし
中華だしとは豚やオイスターなどがベースの調味料である。旨みとコクがあるため、炒め物やスープに使われる。これだけでも中華の味がしっかりと出せるのが特徴だ。
鶏ガラスープの素
鶏ガラスープの素とは名前の通り、鶏や野菜がベースの調味料だ。中華だしに比べてあっさりとした味だが、醤油やオイスターソース、ジャンやケチャップなどの旨みのある調味料を一緒に使うことで中華だしに近い味を出すことができる。
中華だしは鶏ガラスープの素で代用できるのか?
多少味に違いはあるが、ほかの調味料と一緒に使うことで十分代用可能といえるだろう。
2. 中華だしの代用品:ウェイパーなどの中華調味料

中華だしの代用品は、鶏ガラスープの素だけではない。比較的中華だしに似た代用品3つと、代用する際の注意点を紹介しよう。
ウェイパー
ウェイパーは中華だし同様、旨みとコクがあるためそれだけで使うことができる中華の万能調味料である。豚骨、鶏骨ベースで、野菜エキスやスパイスが使われている。
創味シャンタン
創味シャンタンも中華の万能調味料だ。清湯スープに油脂や20種類以上の野菜エキス、にんにく、スパイスなどが配合されている。
香味ペースト
香味ペーストは鶏ガラや豚エキス、焦がしにんにくやネギ油などを使った中華の万能調味料だ。中華だし、ウェイパー、創味シャンタンと同様で旨みとコクがある。
代用する際の注意点
いずれも中華だしと同じようにそれだけで中華風味になるが、より中華だしの味に近づけるためにはオイスターソースやごま油で調整するといい。
3. 中華だしの代用品:ほんだしなどの和風調味料

次は、日本料理には欠かせない和風だしで代用する際の注意点を紹介しよう。
ほんだし
ほんだしは鰹節ベースのだしだ。中華だしよりあっさりした鶏ガラスープの素よりさらにあっさりとしているため、中華の味に近づけるにはほかの調味料を一緒に使う必要があるだろう。
海鮮だし
海鮮だしは昆布や煮干しがベースのだしである。オイスターとは違う風味のため、海鮮だしも、中華だしの代用にする場合はほかの調味料と一緒に使うことをおすすめする。
代用する際の注意点
和風だしはどうしても和風の味付けになってしまうため、中華だしに近い風味のほかの調味料と一緒に使おう。
4. 中華だしの代用品:コンソメなどの洋風調味料

さらに中華だしは洋風調味料でも代用可能である。代用する際の注意点をみていこう。
コンソメ
コンソメには牛や鶏エキス、玉ねぎや卵白などに加えて調味料が含まれている。なので、完成されたスープといわれることもある。中華だしとは仕上がりに多少違いはあるものの、しっかりとコクがあるので代用可能である。
ブイヨン
ブイヨンはいわゆる洋風だし。コンソメ同様旨みやコクがしっかりとあるため、ブイヨンも中華だしの代用品として使えるだろう。
代用する際の注意点
どちらも仕上がりはどうしても洋風味になるため、オイスターソースや醤油などで調整しよう。
5. 中華だしの代用品:ダシダ

中華だしと韓国風だしは一見するとまったく別もののようだが実は代用可能である。
ダシダ
ダシダとは牛エキスや玉ねぎ、にんにくなどを使った韓国風だしである。牛肉、あさり、いりこの3種類があり、中華だしの代用には牛肉を使うといいだろう。
代用する際の注意点
中華だしをダシダで代用する際はほかの代用品と同様で、オイスターソースや醤油などで中華風味に近づけるといい。
6. 中華だしを代用するときの分量やポイントは?

中華だしのコクの秘密はオイスターである。ほかの調味料で代用する場合は、オイスターソースを加えることで中華だしのような旨みやコクを出すことが可能だ。ほかにもごま油やガーリック、ケチャップ、ジャンなどを加えることでより一層中華だしの味に近づけるだろう。しかし、代用品の中には塩分量に注意が必要な調味料もあるため、代用する場合は味見をしながら調整しよう。
結論
中華だしはいろいろな調味料で代用できるということがわかった。もし自宅に中華だしがなくても、これで本格中華を作ることができるだろう。中華の風味にはオイスターソースや醤油、ガーリックなどがポイントとなるため、塩分量に気を付けて味見しながら調理するといい。
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