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キーマカレーとは?簡単レシピやドライカレーとの違いも解説!

キーマカレーとは?簡単レシピやドライカレーとの違いも解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年9月 8日

手軽に野菜を摂ることができ、子どもから大人まで人気のキーマカレー。しかし、キーマカレーとはどんなカレーのことをいうのか、正確にはわからないという人も多いのではないだろうか。そこで今回は、キーマカレーの定義やドライカレーとの違い、簡単なレシピなどを紹介していく。キーマカレーについて知り、自宅でも美味しく作りたいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。

  

1. キーマカレーとはどんなカレー?

まずは、キーマカレーとはどんなカレーのことなのか、その定義やキーマの意味などを紹介する。

キーマカレーの定義

キーマカレーとはインド料理で、ひき肉を使ったカレーのこと全般をいう。調理法や汁気の多さは関係ない。日ごろよく目にする一般的なキーマカレーだけではなく、ミートボールのカレーなどもキーマカレーの一種なのだ。キーマカレーの発祥の地であり、カレーの本場でもあるインドでは、羊や山羊、鶏を使用したものが大半だが、日本では牛肉や豚肉を使用して作ることが主流である。

キーマカレーのキーマとは

キーマとは、ヒンディー語とウルドゥー語で「細かいもの」や「ひき肉」を意味する。つまりキーマカレーとは、ひき肉を使ったカレーということだ。

2. キーマカレーとドライカレーの違い

キーマカレーとは見た目が似ているため、ドライカレーとの違いがよく分からないという意見も多い。そこでここでは、その違いについてみていこう。

ドライカレーとは

ドライカレーとは、汁気の少ないカレーのことを意味する。また、カレー味に炒めたピラフやチャーハンのことも、ドライカレーと呼ぶ。ドライカレーは、日本独自の料理だ。使用する材料に決まりはなく、水分量が少ないカレー全般が、ドライカレーに分類されている。ドライカレーは和製英語であるため、日本でしか通じない可能性が高い。

キーマカレーとは何が違う?

キーマカレーとドライカレーの違いとして、水分量のほかに挙げられるのは、発祥地だ。キーマカレーの発祥はインド、一方ドライカレーは日本生まれである。
そして、カレーに合わせる主食も異なる。キーマカレーは本場インドで、ごはんはもちろんのこと、ナンやチャパティと呼ばれる薄焼きのパンと一緒に食べることが主流。ドライカレーは、カレー味のピラフやチャーハンはそのまま食べ、煮込んで作ったものは、ごはんの上にのせて食べることが一般的だ。
また、加える具材も少し異なる。キーマカレーは、ひき肉とトマトやナス、ひよこ豆などの具材にスパイスを合わせたものが多い。キーマカレーとは違い、ドライカレーは具材が少ない傾向にあり、ひき肉と玉ねぎだけというシンプルなものもある。

3. キーマカレーに必要な材料

次に、キーマカレーを作る際に必要な材料をみていく。

ひき肉は必須

キーマカレーとはひき肉を使ったカレーのことを意味するので、材料にひき肉は必須だ。インドでは、羊や山羊、鶏を使用したものが大半だと前述したが、日本では牛ひき肉や牛豚合いびき肉を使うことが多い。分量はレシピや何人分かによってさまざまではあるが、2~5人分で200~300g程度用意するとよいだろう。

そのほかに使う具材

キーマカレーは、ひき肉以外にも多くの具材を使うレシピがほとんどだ。その中でも、玉ねぎやトマトを使うのが一般的である。
たとえば、200gのひき肉に対して、玉ねぎ1個、カットトマト缶200g、すりおろしニンニク小さじ1/2、すりおろし生姜小さじ1/2を使ったレシピ。ひき肉250gに対して、玉ねぎ1個、トマト1個、ナス2本、ピーマン2個、パプリカ1/2個を使ったレシピ。ひき肉300gに対して玉ねぎ1と1/2個、ニンニクのみじん切り1かけ分、生姜のみじん切り1/2かけ分、にんじん1本、セロリ1/2本、ホールトマト缶1/2缶を使ったレシピなどがある。
好みの具材を組み合わせて作ることができるのが、キーマカレーの特徴だ。

キーマカレーのルー

インドの本格的なキーマカレーは、カルダモンやクミン、コリアンダーなどさまざまなスパイスを組み合わせて作ることがほとんどだ。しかし、自宅で手軽にキーマカレーを作りたいという場合は、市販のカレー粉やカレールウを使用するとよいだろう。

4. キーマカレーの簡単レシピ

では実際に、自宅で作れるキーマカレーとはどんなものがあるのか、簡単レシピと作る時のコツを紹介しよう。

キーマカレーの作り方

・シンプルなキーマカレー

  • パセリを刻み、玉ねぎは粗みじん切りにしておく
  • フライパンにサラダ油・すりおろしニンニク・すりおろし生姜を入れて弱火で熱し、香りがたったら玉ねぎを加え、しんなりするまで中火で炒める
  • ひき肉を入れて、色が変わるまで中火で炒める
  • カレー粉を加えて炒め合わせたら、カットトマト缶・コンソメ顆粒・塩・黒コショウを加え、水気がなくなるまでかき混ぜながら中火で10分ほど煮る
  • 盛り付けて、最後にパセリを飾ると完成だ

・じっくり炒めた玉ねぎのキーマカレー

  • ひき肉にコンソメをまぶす。玉ねぎとニンニク、生姜はみじん切り、にんじんとセロリは粗みじん切り、トマトはつぶしておく
  • フライパンに油とバターを中火で熱し、玉ねぎとニンニクをあめ色になるまで炒めよう
  • ひき肉と生姜を加えて炒め、肉の色が変わり、脂が透明になったらにんじんとセロリを加えてさらに炒める
  • カレー粉を加えて甘い香りになったら、コンソメとトマトを加えて煮立たせ、アクを取る
  • ふたをせず弱火~中火で鍋底をかき混ぜながら、ツヤやとろみが出てくるまで30分以上煮込む。塩で味を調えたら完成だ

・野菜たっぷりのキーマカレー

  • 玉ねぎはみじん切り、トマト・ナス・ピーマン・パプリカは1.5~2cmの角切りにしておく
  • サラダ油を熱したフライパンで、玉ねぎを透き通るまで炒め、ひき肉を加える
  • 半量のトマト・ナス・ピーマン・パプリカを加えてサッと炒め、水を加えて沸騰させる
  • アクを取り、ふたをして中火で5分ほど煮込もう
  • 火を止め、ルーを割り入れて溶かし、かき混ぜながら弱火で10分ほど煮込む
  • 残りのトマトを加え、ひと煮立ちさせよう
キーマカレーには、さまざまなレシピがあるので、自分好みの味付けや具材で楽しむことがおすすめだ。

キーマカレーを上手に作るコツ

キーマカレーは調理法もさまざまで、中には水を加えないレシピもある。水を加えない場合は焦げ付きやすいので、火加減には十分注意しよう。また、味付けに物足りなさを感じたら、塩で調整するとよい。さらに、ルーを使う場合には、具材を寄せて空いているところで溶かすとやりやすいので、試してみてほしい。

5. キーマカレーとはひき肉や野菜の旨みがぎゅっと詰まったカレー!

キーマカレーとは、ひき肉を使ったカレーのことをいうが、ひき肉と一緒に野菜もたっぷりと使うのが特徴。基本的な材料を入れても、好みの具材をいろいろと入れても美味しく仕上がる料理だ。つまり、キーマカレーとは、ひき肉や野菜の旨みがぎゅっと詰まったカレーといえる。普通のカレーやドライカレーだけでは、栄養バランスが気になるという人にもおすすめ。キーマカレーは、手軽に野菜を摂りたいという人にぴったりの料理なのだ。

結論

キーマカレーとは、決まったレシピがない料理なので、羊肉やスパイスがなくても自宅で簡単に作ることができる。また、余っている食材や好みの野菜などを入れて作ることもできるので、自分流のレシピができて楽しめるのも特徴だ。カレー好きや野菜を摂りたい人などは、この記事を参考に、ぜひ自宅で作ってみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年9月 8日

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