目次
1. 調理前のさつまいもの保存方法

調理前のさつまいもには、さまざまな保存方法がある。常温や冷蔵庫、冷凍庫など使い方に合わせた正しい保存方法を見てみよう。
常温でのさつまいもの保存方法
さつまいもは、水分と温度の高い場所を苦手とする。つまり常温で保存する際も、さつまいもは洗わず、温度の低い冷暗所で保存するのがおすすめだ。まず、さつまいもを袋から出したら洗わず、土がついている場合は、土を軽くはらって、天日干しで乾かす。新聞紙に包んでダンボールに入れておく。この時、ダンボールには空気穴を空けて、涼しい場所で保存しよう。
冷蔵庫でのさつまいもの保存方法
さつまいもは暑さが苦手なので、暑い時期は冷蔵庫で保存するのがおすすめだ。常温と同じく、新聞紙でさつまいもを包み、冷蔵庫の野菜室に入れる。洗ってしまったさつまいもの場合も、冷蔵庫で保存するのがいいだろう。
冷凍庫でのさつまいもの保存方法
さつまいもを冷凍保存したい場合は、カットする必要がある。まずはさつまいもを輪切りにカットし、水にさらしてアクを抜いて、水気を拭き取る。あとは、重ならないように保存袋に入れたら、空気を抜いて冷凍庫に入れるのだ。
2. 調理後のさつまいもの保存方法

さつまいもは、さまざまな調理法がある。それぞれの調理法に合わせた保存方法を見てみよう。
加熱したさつまいもの保存方法
加熱したさつまいもは、水気を拭き取ってから、保存容器や保存袋に入れて冷凍保存しよう。通常よりもやや固めに加熱するといいだろう。
ペーストのさつまいもの保存方法
加熱してペースト状にしたさつまいもは、冷凍保存しておくことが可能だ。ペースト状のさつまいもを保存袋に入れて冷凍する。この時、保存袋の上から、箸などを使って格子状に筋を入れておくと、使いたい分のさつまいもを折って使うことができるようになる。これは、離乳食にもよく使われる方法だ。
焼き芋のさつまいもの保存方法
ついつい買いたくなってしまい、余ってしまいがちな焼き芋も冷凍保存が可能だ。焼き芋をラップでしっかり包んでから冷凍庫に入れるのだ。冷凍した焼き芋は、半解凍にして食べるのも美味しい。
3. 調理前のさつまいもの保存方法とともに知りたい賞味期限

さつまいもは、保存方法によって賞味期限が異なる。それぞれの保存方法における賞味期限をチェックしてみよう。
常温でのさつまいもの賞味期限
常温で保存したさつまいもの賞味期限は、1〜3ヶ月ほどだ。土つきのほうが長持ちする傾向にある。条件によっては、半年ほどの保存も可能になる。
冷蔵庫でのさつまいもの賞味期限
冷蔵庫の野菜室に入れたさつまいもの賞味期限は、1週間ほどだ。
冷凍庫でのさつまいもの賞味期限
冷凍庫で保存したさつまいもは、1ヶ月ほどの賞味期限である。
4. 調理後のさつまいもの保存方法とともに知りたい賞味期限

加熱したりペーストにしたさつまいもを冷凍した場合の、賞味期限をチェックしてみよう。冷凍したからと安心せず、賞味期限を守って使うのがおすすめだ。
加熱したさつまいもの賞味期限
加熱したさつまいもの賞味期限は、冷凍庫でだいたい2~3週間ほどだ。水気を拭き取って、保存袋に入れて保存しよう。
ペーストのさつまいもの賞味期限
ペースト状にしたさつまいもを冷凍保存する場合の保存期間も、同じく2~3週間ほどだ。ついつい冷凍したことを忘れてしまいがちだが、賞味期限内に使いきるようにしたい。
焼き芋のさつまいもの賞味期限
焼き芋にしたさつまいもは、1ヶ月ほど冷凍保存可能だ。冷凍しておけば、好きな時に解凍して焼き芋が楽しめるだろう。
5. さつまいもの賞味期限の見分け方は?

さつまいもは、見た目やにおい、食感でも賞味期限を見分けることができる。いつ購入したさつまいもかわからなくなってしまった場合など、見分け方を知っておくと便利だ。
さつまいもの見た目での賞味期限の見分け方
広範囲が黒く変色していたり、カビが生えている状態は注意が必要だ。黒くなったさつまいもは腐敗が進んでいる合図でもあるので、使うのはやめておこう。
さつまいものにおいでの賞味期限の見分け方
また、酸味のあるにおいやカビのようなにおいがする際は注意が必要だ。さらに腐敗臭がする場合も同じだ。不快なにおいを感じたら、さつまいもを使用するのをやめておこう。
さつまいもの触感での賞味期限の見分け方
さつまいもを触って、明らかに柔らかかったり、ぬめりを感じたりしたら腐っている証拠だ。さらに皮に張りがない場合も注意が必要だ。見た目やにおいと合わせて触感もチェックしてみよう。
結論
さつまいもは、正しい方法をとることで長期間の保存が可能だ。しかし、保存方法によっても賞味期限が異なってくる。正しい保存方法や賞味期限を守らないと、さつまいもが腐ってしまうこともあるだろう。なかなか判断がつかない場合は、見た目やにおい、触感を駆使して、さつまいもの状況を見極めてから使用するのがおすすめだ。
この記事もCheck!