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あさりの砂抜きを成功させる秘訣は?お湯で時短する方法も解説

あさりの砂抜きを成功させる秘訣は?お湯で時短する方法も解説

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年9月24日

旨みたっぷりで美味しいあさりだが、食べたときのジャリッとした食感が苦手な人もいるだろう。じつは、あさりは砂抜きをしてから調理しなければ、あさりの中に残った砂を一緒に食べてしまうことになるのだ。とはいえ、あさりの砂抜きを上手に行うのはなかなか難しい。そこで今回は、あさりの砂抜きの方法や、保存方法などを紹介したい。

  

1. コツを掴めば簡単!失敗しないあさりの砂抜き方法

あさりの砂抜きは、やり方を少し間違えるだけで失敗してしまう。まずは正しいやり方を知って、あさりの砂抜きを成功させよう。

あさりは3%濃度の塩水につけて砂抜きする

あさりは海水と同じ塩分濃度である、水の量に対して3%の塩を加えた塩水で砂抜きするのが基本である。たとえば1Lの水なら、30gの塩を加えて作る。あさりが生きている海水と同じ塩分濃度にすることで、あさりが呼吸をしながら砂を吐き出すのだ。塩水の量はあさりの頭が水から少し出るくらいでよい。

あさりの塩抜きは冷暗所や冷蔵庫

塩水につけたあさりは、常温で置いておくとよい。基本的には常温の冷暗所だが、夏場などの暑いときは冷蔵庫に入れておくと安心である。あさりが活発に動く水温が20℃程度なので、それより水温が上がってしまうようであれば冷蔵庫に置いておこう。

一晩必要?あさりの砂抜きの時間の目安

あさりの砂抜きの時間は6時間程度が目安だが、冷蔵庫に入れる場合は1日もしくは一晩置いておくほうがよい。気温の低い場所では動きが鈍くなるため、常温の場合よりも長めに砂抜きするのがおすすめだ。

あさりの砂抜き容器は足付きのザルが便利

砂抜きをする際は、ザル付きの容器を使用するとよい。砂がザルの下に落ちてくれるため、効率よく砂抜きができる。また、せっかく吐き出した砂をあさりが再度飲み込んでしまわないようにするためにも、足付きの容器がおすすめだ。バッドなどで行う場合は、あさりを重ならないように並べるとよい。

あさりの砂抜きの裏ワザ

砂抜きの際にはちみつを数滴入れると、旨みが増すといわれている。また、味の素を入れると早く砂抜きできる裏ワザもあるようだ。気になる人は、ぜひ試してみてほしい。

2. 時短で実現!あさりを50℃のお湯で砂抜きする方法

あさりの砂抜きはどうしても時間がかかってしまうが、短時間で済ませたいときもあるだろう。ここでは、急ぎのときや早く砂抜きを終わらせたいときのための方法を紹介しよう。

あさりを50℃のお湯で砂抜きできる理由

あさりを早く砂抜きしたいときは、塩水の代わりに50℃のお湯につけるとよい。たっぷりのお湯(真水)を用意し、その中にあさりを入れると「ヒートショック」を起こすのだ。急な温度変化に驚いたあさりが勢いよく呼吸をするため、一気に砂抜きができる仕組みである。

あさりを50℃のお湯で砂抜きする方法

あさり全体がつかるくらいのお湯を用意し、あさりをお湯の中でこすり洗いする。お湯につけた状態で10~20分ほど置けば砂抜きができる。最後にぬるま湯などで全体をキレイに洗い、残った砂を洗い流そう。

あさりをお湯で砂抜きするときの注意点

お湯で砂抜きをする場合、熱すぎるお湯を使うのはNGだ。熱いお湯を使うとあさりが死んでしまい、砂抜きができなくなってしまう。死んだあさりは呼吸をしないため、それ以上の砂抜きが不可能になる。死なせないようにするためにはお湯の温度に注意するのがポイントだ。

3. 砂抜き失敗?あさりの口が開かない4つの理由

あさりの砂抜きをしているとき、失敗したと感じるときもあるだろう。失敗したら諦めるのではなく、なぜ失敗したのかを考えながら理由を探ってみよう。

1:明るい場所で保存した

あさりは明るい場所では活発に動かないため、ほとんど呼吸をしない。呼吸をしないということは砂を吐き出さないので、うまく砂抜きができないのだ。明るい場所で保存していたなら、暗い場所で再度放置しておけばよい。

2:温度が低すぎた・高すぎた

あさりが活発に動くのは水温が20℃程度のときなので、低すぎたり高すぎたりするとうまく砂抜きができない。冷蔵庫などの低温の場所で放置するなら長時間待つか常温に出し、温度が高すぎるのであれば冷蔵庫に入れるか日陰に置くなどして対処しよう。

3:塩水の量が多すぎた

あさり全体が塩水につかっていると、呼吸ができずに砂抜きができなくなってしまう。必ずあさりの頭が少し出るくらいの水の量にしよう。

4:塩分濃度が適していなかった

塩水の塩分濃度は基本的に3%だが、あさりをとった場所によって多少異なる。そのため、潮干狩りなどでとったあさりであれば、一緒に海水を持ち帰って砂抜きするのがおすすめである。

砂抜きしても全部のあさりの口は開かない

砂抜きがうまくいっても、すべてのあさりの口が開くわけではない。中には口を開けないあさりや、もともと死んでいるあさりもいるため失敗ではないので安心してほしい。

4. 重要!死んでいるあさりの見分け方

あさりを買ったり採ったりすると、中には死んでいるあさりもいる。死んでいるあさりは食べられないため、見分け方を覚えておくとよい。まずは生の状態で塩水を使って洗うと、口が開いているあさりがいる。生の状態でつねに口が開いているあさりは死んでいるので先に取り除いておこう。また、加熱後は通常パカッと口が開くが、死んでいるあさりの場合は口が閉じたままである。加熱しても口が開かないあさりは死んでいるか中が傷んでいる可能性があるので、取り除いておこう。また、腐敗臭がする場合もあるので、見た目だけでなくにおいで判断するのもおすすめだ。

5. スーパーのあさりでも砂抜きは必要?

潮干狩りなどで採ってきたあさりを砂抜きする人は多いが、スーパーなどで購入したあさりも砂抜きが必要なのだろうか。結論からいえば、購入したあさりも同様に砂抜きが必要である。砂抜き処理されているあさりも多いのだが、実際には十分に砂抜きされていない可能性が高い。そのまま食べてジャリッとした食感で嫌な思いをするくらいなら、しっかりと砂抜きしておいたほうが安心だろう。

6. あさりの砂抜き後の保存方法

あさりをたくさん購入したり採ってきたりしたときは、まとめて砂抜きをして保存しておきたい人もいるだろう。ここでは、そんなときのための保存方法を紹介しよう。

あさりを冷蔵保存する方法

砂抜きをしたあとは、キレイに洗って水分を切ってから冷蔵庫で保存できる。冷蔵保存の場合は2~3日で食べきったほうがよいため、すぐに食べるときにおすすめの保存方法だ。

あさりを冷凍保存する方法

すぐに使わないときは、ジッパー付きの袋などに入れて冷凍するのがおすすめだ。冷凍であれば2~3週間日持ちするため、少しずつ使いたいときにも便利である。解凍すると水分が出てしまうため、調理の際は凍ったままで加熱しよう。

結論

今回はあさりの砂抜きについて紹介したが、意外と簡単にできることに驚いた人もいるのではないだろうか。面倒で時間がかかると思われがちなあさりの砂抜きだが、お湯を使う方法など時短できる裏ワザもある。いままであさりの下処理を面倒だと思っていた人も、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2021年9月24日

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