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バター大さじ1はどれくらい?重さや大きさを知れば簡単に量れる!

バター大さじ1はどれくらい?重さや大きさを知れば簡単に量れる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年10月17日

冷蔵庫から出したばかりのバターは固体で、大さじ1杯という表示があってもなかなか計量しにくい。計量スプーンを使わずに大さじ1杯を用意する場合には、バターは実際にはどのくらいの重さになるのだろうか。バターのカット法や保存方法などもあわせて、本記事ではバター大さじ1杯をテーマに重さやカロリーについて説明する。

  

1. バター大さじ1は何グラム?

軽量スプーンとバター
バターを大さじ1杯分計量する前に、まずは大さじ1杯について復習しよう。大さじ1杯は、15mlである。グラム数については、大さじ1杯がすべて12gとなるわけではない。調味料によって重さが異なることもあるため、計量するものによって注意が必要である。

バター大さじ1の重さは約12グラム

バターに関していえば、大さじ1の重さは12gである。ちなみに、小さじ1はバター4gである。そのため、レシピにバター10gとあれば大さじ1にわずかに欠ける程度、小さじで2.5杯である。バター5gとあれば小さじ1より微量多めという目安になる。大さじ1/2のバターは当然6gとなり、バター大さじ2杯は24gで計算すればよいだろう。

サラダ油大さじ1はバターと同じ?

大さじ1杯の重さは、計量する食材や調味料によって異なることはすでに述べた。バターは大さじ1が12gとなるが、サラダ油も同じく12gである。大さじ1の重さが同量となるものにはそのほか、グラニュー糖やマヨネーズが挙げられる。さらに、マーガリンやチューブバターも、大さじ1の重さは12gで変わらない。

2. 大さじ1のバターの大きさはどれくらい?

カットされたバター
バターを大さじ1杯分計量するためには、重さを量るだけではなく大きさを基準にすることも可能である。とくに近年のバターは、購入した際にラッピングなどに重さの基準が明記されている場合もある。ここでは、大さじ1杯分のバターの大きさについて説明する。

バター大さじ1は16分の1の大きさ

市販のバターの大半は、200g単位で販売されている。つまり、大さじ1のバター12gは、200÷12=16.666という計算式となり、およそ16分の1の大きさであると認識していればよいだろう。

バター大さじ1は何センチ?

それでは、大さじ1のバターはどれくらいのサイズになるのだろうか。一般的に、200gのバターは横幅15cm、縦が7.5cmである。これを16分の1にカットすると、1.9cm×3.8cmになる。あくまで目安であるため、正確に計量したい場合には重さを量るほうが無難である。

3. 大さじ1のバターの切り方

キッチンでバターをスライスするシェフ
脂肪が主成分のバターは、当然のことながらべたついてカットしにくいのが短所である。とくに、大さじ1杯分のバターを切るために試行錯誤した経験がある人も多いだろう。これを解決するために便利なグッズが販売されているほか、包丁を使った裏ワザも存在する。カットしたバターの保存方法もあわせて紹介する。

専用カッターを使う

バターカッターには、手を汚さずに小分けにできるタイプが大半である。市販されているバターの大きさ200gサイズに対応している商品が多いのも便利である。とくに、大さじ1杯分のバターをカットすることに特化したカッターならば、いちいち計量する必要もない。バターに押し込んで切るだけというこうした便利グッズを活用するのも、ひとつの手である。

包丁で切り分ける

包丁でバター大さじ1杯分を切り分ける場合を見てみよう。通常の200gサイズのバターであれば、横幅は15cm、縦が7.5cmである。バターを横8等分、縦に2等分すればバターは16分の1にカットできる。これが大さじ1杯分のバターの量となる。また、包丁にキッチンペーパーを巻くようにしてカットすると、べたつきを阻止できることも覚えておこう。

カットしたバターの保存方法

バターをカットして保存する場合には、注意すべきは雑菌の繁殖防止である。そのため、専用カッターなどを用いなるべく素手で触れないようにするのがベターである。紙やバターナイフは別にして、カットしたバターは密閉容器などに保存する。

4. 大さじ1のバターを計量スプーンで量る方法

計量スプーン
固形のバターを大さじで量るのは決して簡単なことではないし、イメージもしにくい。そのため、バターは大さじ1という記述があれば計量して加える人も多いだろう。あえて大さじを使ってバターを量る場合にはどうすればよいのだろうか。まず、バターを大さじに大盛りにしてみよう。そのあと箸やナイフを使って、表面を切るようにすりきりにする。これが、バター大さじ1の正しい量り方である。冷蔵庫から出したばかりのバターでは量りにくいというのがデメリットである。

5. 大さじ1のバターの脂質や塩分

バターナイフとバター
バターはカロリーが高いというイメージがある。大さじ1杯分のバターについて、カロリーや糖質について表で見てみよう(※1)。
有塩バター大さじ1杯(12g)
実際にバターはカロリーの高い食材である。生活習慣病などの予防のためには、バターの摂取は節度をもって行うことが重要である。とはいえ、カロリーに関してはバターはほかの油脂類と比較するとそれほど高くないのも事実である。100g当たりのカロリーを見てみると、マーガリン(715kcal)やオリーブオイル(894kcal)と比較しても、有塩バター100g当たりのカロリーは700kcalと低いことがわかる(※2)。バターの風味や特徴を活かして、適正な量を摂取するよう心がけよう。

結論

レシピでよく目にするバター大さじ1という表記は、料理初心者には非常に難しい概念である。固形のバターを大さじ1杯量るよりも、重さ12gを基準に加えるほうが楽かもしれない。べたついてカットしにくいバターも、専用のカッターを使えば便利なうえ、大さじ1に特化したアイテムもある。保存方法や過剰摂取に注意しつつ、バターを使った美味しい料理やお菓子を楽しんでほしい。
(参考文献)
1.文部科学省「食品成分データベース(油脂類/(バター類)/無発酵バター/有塩バター)」
2.文部科学省「食品成分データベース(油脂類)」
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  • 更新日:

    2021年10月17日

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