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小さじ1は何ml?大さじとの違いや調味料別の重さって知ってる?

小さじ1は何ml?大さじとの違いや調味料別の重さって知ってる?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年10月11日

レシピ本や料理番組でも頻繁に使用される、小さじや大さじ。容易に量れるため、料理をする際に使っている人もいるだろう。しかし、具体的な容量や重さを知らない人も多いのではないだろうか? この記事では、計量スプーンの小さじの容量や重さなどを説明する。

  

1. 小さじ1の容量は何ml?

金属製の計量カップと計量スプーン
料理で使われる計量スプーンには、大さじと小さじがある。ちなみに、小さじは大さじの半分の大きさではない。ここでは、小さじ1や大さじ1は何mlで何ccになるのかと、計量カップの容量についても触れていく。

計量スプーンの小さじ1は5ml

小さじ1は5mlで5ccである。ちなみにmlとccはどちらも同じ体積を示す単位である。たとえば、小さじで10ccを量りたい時は、2杯分入れるとよい。
ほかにも小さじを使った際の容量は下記の通りである。
  • 小さじ1/2=2.5ml
  • 小さじ1/3=1.67ml
  • 小さじ1/4=1.25ml
小さじ1の容積5mlを示す食材は、液状の食材や、調味料、油、粉類などがある。

小さじ1杯は大さじ1/3

大さじ1は15mlで15ccである。小さじ1の3倍の大きさだ。したがって、大さじで小さじ1杯を量る時には、1/3量るとよい。反対に小さじで大さじ1杯を量る時には、3杯入れよう。

計量カップは200ml

計量カップ1カップの容量は200mlである。計量カップがない際に、小さじや大さじで計量カップ1カップ分を量ると、小さじだと40杯、大さじだと約13杯に相当する。

2. 計量スプーンセットの小さじスプーンはどれ?

計量スプーン
計量スプーンを買う際に、3種類1セットになっているものがある。
1番小さなサイズのものが小さじと思いがちだが、それは間違いだ。セットは大さじ、小さじ、小さじ1/2、この3サイズが入っていることが多く、その場合一番小さなサイズのスプーンは小さじ1/2である。この間違いを起こさないためにも、大さじ、小さじ、小さじ1/2の容量(ml)を覚えておこう。
  • 大さじ1=15ml
  • 小さじ1=5ml
  • 小さじ1/2=2.5ml
ほとんどのスプーンには持ち手に「小さじ5ml」などと、容量が記載してあるので、確認してから使おう。そうするとミスがなくなるのでおすすめだ。

3. 小さじ1杯の調味料や食材の重さは何g?

スケールで塩を計る様子
容量が同じでも、食材によって重さは異なる。
小さじ1(5ml)がすべて5gというわけではないのだ。ここでは、形状が異なるいくつかの食材の重さについて説明する。

小さじ1の重さ:水

  • 水=5g
水の容積と重さは同じである。料理で水を使用する際には、小さじ1=5ml=5gと覚えておくと便利だ。

小さじ1の重さ:液体

  • オリーブオイル=4g
  • 醤油=6g
  • みりん=6g
  • 酢=5g
液体調味料、オリーブオイルや醤油は重さが異なる。水と同様に小さじ1=5ml=5gだと思い小さじで量ると、醤油やみりんは入れ過ぎとなってしまうので注意しよう。

小さじ1の重さ:固体

  • 精製塩=6g
  • 粗塩=5g
  • 小麦粉=3g
塩や小麦粉も重さが異なる。とくに塩は種類によっても重さが異なるので、小さじを使用して重さを量る際には、種類にも注目しよう。さらに、同じ小さじ1でも小麦粉は水のほぼ半分の重さしかない。パン作りなど小麦粉を多く用いる際は、秤を使ったほうが早く量れるだろう。

4. 料理の基本!小さじ1を正しく量るコツ

計量スプーンと塩
料理を美味しく作るコツは、レシピ通りに計量することだ。
小さじを使用しても、正しく使わなければ5mlとはならない。また、液体と固体では量り方が違うことも覚えておこう。ここでは、量るコツについて説明する。

小さじ1の液体を量るコツ

醤油や酒、みりんなどの液体調味料を量る際には、表面張力を利用することがポイントだ。液体は縁いっぱいまで注ぎ、表面張力で盛り上がった状態が小さじ1杯(5ml)となる。目安としては、ギリギリこぼれないくらいだ。加減を間違えるとこぼれるので気を付けよう。こぼれた調味料が調理中の鍋やフライパンに入ってしまったら、小さじ1のつもりが5ml以上入り、味付けが変わってしまう。そのため、量る際には、こぼれてもいいようにボウルや受け皿などを用意しておくこともおすすめだ。

小さじ1の固体を量るコツ

砂糖や塩、小麦粉などの粉末調味料や、味噌やマヨネーズなど、ペースト状の調味料を量る際には、すりきりをして平らな状態で量ろう。
すりきりとは、縁と同じ高さまで入っている状態のことを指す。計量スプーンより盛り上がった部分には、縁にヘラやすりきりの棒を添わせ、山盛りにすくった食材を落とす。その時のポイントは、力を入れずにゆっくりと行い、表面を滑らかにすることだ。そうすることで、固体でも正確に量れる。

5. 計量スプーンなしで小さじ1を量る方法

ボウルに塩を手で振りかける様子
レシピを見ながら料理をしようと思った際に、小さじや大さじがないことがあるかもしれない。実は手軽な代用法で、小さじ1=5ml、大さじ1=15mlの大体の量が量れる。そのやり方について説明する。

ペットボトルのふたで量る

ペットボトルのふたは規格があるため、共通して1杯7.5ml入る。したがって、小さじを量る際は、ふたの大体2/3ほどを目安に入れると5mlが量れる。液体調味料などを入れる際にはすぐに2/3に達してしまい、小さじ1杯分の5mlを超えてしまうので、ゆっくりと入れよう。
大さじ1を量る際は、ふた2杯分入れると、ちょうど大さじ1の15mlとなる。家に計量スプーンがないときは、ぜひ活用してみてほしい。

指で量る

塩などを量りたいときにペットボトルのふたもない場合は、親指と人差し指で材料をつまんでみよう。
親指と人差し指でつまんだ量は、大体小さじ1/8程度になるのだ。ちなみに、料理本などの、「塩少々」に相当する。
親指と人差し指と中指の3本の指でつまんだ量は、小さじ1/4から1/5程度になる。これは「塩ひとつかみ」に相当し、野菜の下茹でをするときなどに使う量だ。
したがって、小さじ1を量りたいときは、塩ひとつかみを4~5回繰り返すと大体の量が量れる。これらを覚えておくと、料理をする際にスムーズになるだろう。

結論

今回は、小さじ1の容量や重さ、大さじの容量との違いなどについて説明した。小さじ1とは5mlであり、同じ5mlでも食材によって重さが異なることも、おわかりいただけただろうか。この記事を、料理で計量スプーンを使う際に役立ててもらえたら幸いだ。
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  • 更新日:

    2021年10月11日

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